No.161869

真・恋姫無双 ~古の存在~ 第十話「黄巾の乱、終結」

東方武神さん

第十話です。
今回で黄巾の乱は終わりです。次回からは少し本編とは違う方向で進むと思います。

2010-07-30 16:24:36 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:4376   閲覧ユーザー数:3626

「では、予定通りに黄巾党の敵本拠地を叩くわよ。」

 

玉座からはっきりとした声が響いた。

 

彼女の名は曹操。後に三国最大の力を持つ魏を建国する英雄である。

 

一刀と別れてから彼女が最初に行ったことは、帝都から離れることだった。

 

まだこの頃の曹操は帝都の警備隊長として任務をこなしていたのだが、彼女にはある野望があった。

 

それはこの大陸全土の統治。又は支配だった。

 

今の朝廷では、いずれこの大陸を混乱に貶めるだろうと彼女は危惧していた。

 

そうなれば、かの劉邦が生きていた頃のように、群雄割拠の時代が訪れ、この世は混乱と殺戮によって荒れ果ててしまうだろう。

 

そうなってしまえば、自分が愛するもの、大切なものがいなくなってしまう・・・

 

更に、無実である民までその命を無くしてしまうだろう。

 

現にその兆候が見始められている。

 

朝廷直属の官軍は各地に赴き、黄巾党の軍勢と戦ってはいる。

 

が、あまり戦況は芳しくないらしく、どこもかしこも押されている、又は迎撃され壊滅したという部隊もあると聞いた。

 

・・・もはや猶予は無い。

 

そう感じた曹操は、まず帝都から離れたこの城に立て篭る黄巾党を追い払った後、この城を拠点とすることにした。

 

いつまでもあの場所にいれば、いずれ自分の身にも火の粉が降りかかると判断したからだろう。

 

そして、各地から兵を徴兵・訓練を施し、精鋭部隊を作り上げた。

 

その数約2万。

 

その間にも近くの城や村にも支援を施したりと、内政面も強化してきた。

 

今では一諸侯として、その名が知れ渡るのも時間の問題だった。

 

(この前朝廷から黄巾党本体を叩けと命令が来たけれど、今回でこの命令を聞くのも最後になるはね。)

 

フッと私は笑った。

 

「では~、各部隊にそのことを伝えておきますね~。」

 

「ええ、お願いね風。」

 

「りょ~かいです~。」

 

目の前でお辞儀をするのは二人、最近軍師として仕官した程昱と郭嘉だ。

 

風とは程昱の真名であり、郭嘉の真名は稟という。

 

二人とも良く私に尽くそうとしてくれている。

 

「それでは、定刻にまた。」

 

稟がそう言い、再びお辞儀をした後二人は下がった。

 

(さて、今回の戦には貴方はいるのかしら、『天の御使い』さん・・・?)

 

私はニヤリとしながらその姿を思い浮かべた・・・

 

どこまでも透き通るような真っ青な大空の元、俺達は徐々に黄巾党の本陣へと近づいていった。

 

幸い食料などは行軍中に出会った黄巾党達から調達しており、不自由はあまり無かった。

 

(それにしても、噂によれば敵の数は10万とか言っていたな・・・。俺達の他にも、動きはあるみたいだけど。)

 

そうなのだ。俺達以外にも立ち上がっている諸侯はいるらしく、あの華琳も参戦しているらしいのだ。

 

もしそれが本当ならば、俺達の軍勢を含めると約7万近くの数になる。

 

(相手は数で勝ってはいるけど、如何せん質が違うからな・・・。)

 

それでも用心に越したことは無い。

 

なんたって今回の乱の首謀者、張角が相手なんだから。

 

俺がそう考え込んでいると、横から鈴々が大きな声を出した。

 

「見えてきたのだ!!」

 

その声に俺を含めた全員が前を見た。

 

「・・・これってもしかして・・・?」

 

そこには、立派なステージ会場があり、周りにはとてつもない数の黄巾党がひしめいていた。

 

しかも、ステージには誰かがいるようで、時々歓声が聞こえてきた。

 

「・・・・・・。」

 

あまりの光景に全員が何も言えなかった。

 

(これがこいつ等の本当の正体・・・なのか?)

 

俺達は今までこんなやつ等と戦ってきてたのか・・・。

 

俺が顔をひくつかせていると、愛紗が小さい声で何かを言い始めた。

 

「・・・我々をコケにするのも大概にしろ・・・。此方が何のためにここまでいろんな気持ちをしてきたと思っているのだ・・・。それなのにこんなやつ等の為に民は怯えているというのか・・・」

 

ドス黒いオーラが愛紗から発せられていた。

 

それを見た桃香と白蓮、それに鈴々はそれこそ愛紗に怯えているようだった。

 

逆に星はそれを見て感心していた。

 

俺はというと、普段とは違う愛紗で少しビックリはしたものの、どちらかと言うと爺ちゃんや婆ちゃんの方が怖かったから、この程度どうってことは無かった。

 

その愛紗がギギギッと音が聞こえそうなくらいゆっくりと俺を見た。

 

「ご主人様・・・。早く出陣の用意をしましょう?あの者共をこのままのうのうと生かしておくわけには参りませぬゆえ・・・。」

 

フフフッと笑いながら堰月刀を構える愛紗。

 

それを見つめる6つの恐れ目。

 

・・・一人だけ違う目をしているが、気にしないでおこう。

 

「そうだな、それじゃあ白蓮。早速だけど出陣の準備をしようか。」

 

「・・・北郷、お前あれが怖くないのか・・・?」

 

「いや?全然だけど。」

 

首を傾げる俺に白蓮は尊敬の眼差しをした。

 

「・・・大した男だな、お前・・・。」

 

何が大しているのか分からなかったが、俺達は隊を編成していった。(約一人終始ブツブツ言っていたが・・・。)

 

俺達が隊を編成し終わる頃には、敵も此方に気付いたようで陣を構えていた。

 

良く見ると他の諸侯も次々と到着しているようで、様々な牙門旗を掲げていた。

 

その一つに曹の文字があった。

 

(やっぱり来たか、華琳・・・。出来れば他の場所で会いたかったけど。)

 

複雑な気持ちをよそに、愛紗が大声を張り上げた。

 

「聞け!!我らが精鋭部隊よ!!かの者共は民を傷つけ、略奪し、己の欲の為だけに力を振るったのだ!!これらの所業、断じて許してはならぬっ!!今こそ奴等に我らの怒りをぶつけるのだ!!」

 

『オオオオォォォォォォォ!!!』

 

(いつもより愛紗は燃えてるな。まぁ無茶はしないで欲しいけど、今回ばかりは言っても無駄そうだな・・・)

 

俺は嘆息しながら前方を見る。

 

さっき見たときよりも兵が分断されている・・・。

 

(きっと他のところに兵を分けたのだろう。・・・とは言ってもあちらはざっと見ても3万近くはいそうだな。俺達の三倍・・・か。)

 

「皆、俺と愛紗が前に突っ込む。鈴々は右翼、星は左翼から攻めてくれ。桃香と白蓮はこの本陣の指揮を。一当てした後、再び戻ってきて、釣られた相手を包囲して殲滅するぞ!!」

 

頭の中で瞬時に組み立てた作戦を皆に説明した。

 

皆は聞き終えると、俺に力強く頷いて見せた。

 

「皆、絶対に死ぬんじゃないぞ!!生きてまたこの場所に集まろう!!」

 

『応っ!!』

 

そして、俺は敵へと突撃を敢行したのだった・・・

 

「華琳様、北郷軍と公孫賛軍の連合が戦闘を開始したようです。」

 

春蘭が華琳に報告をした。

 

「そう。ご苦労様、下がっていつでも出られるようにして。」

 

「ッハ!!」

 

「さて、向こうは動いたか・・・。此方も動くわよ、風、稟。」

 

「りょ~かいです~。」

 

「分かりました。」

 

「秋蘭、貴女は春蘭の援護をしながら攻撃を。季衣には春蘭と共に突撃をと伝えておいて。」

 

「了解しました、華琳様。」

 

(さて、今回の目的は果たされるのかしら・・・?)

 

華琳は目を細めながら張三姉妹がいる方向へと目を向けた・・・

 

「邪魔だぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

愛紗が素早く堰月刀を振ると、周りにいた黄巾党達が吹っ飛んだ。

 

今の愛紗はまさに一騎当千のような凄まじい力で敵をなぎ払い、吹っ飛ばしていった。

 

まさにその姿は『軍神』と呼ぶに相応しいものだった。

 

「ま、俺も負けちゃいられないか。」

 

俺も少し試したいこともあるし、可哀相だけど実験台になってくれ。

 

「こんのガキャーーー!!!」

 

俺の周りにいた男達が一斉に飛び掛ってくる。

 

(やっぱり、この二本の柄同士は填められるみたいだ・・・。)

 

俺は柄と柄を組み合わせてみた。すると・・・

 

『カチリッ』

 

という耳に心地よい音と共にはまった。

 

すると、刀自体が少し淡く光っていくのが分かった。

 

(・・・?どうしたんだ、一体・・・。)

 

疑問に思ったが、飛び掛ってきた奴等を何とかするのが先決か。

 

(それじゃあ、一発試してみようじゃないか・・・!!)

 

「死ねぇぇぇーーー!!!」

 

俺の頭上に幾つもの刃が襲いかかろうとしたとき、

 

「・・・双刀流奥義、『螺旋爪破』・・・!!」

 

双刀流奥義、『螺旋爪破』とは、一刀の祖父が残した一冊の本に収録された奥義の一つである。元々『螺旋』『爪牙』と言う技があるのだが、これらを組み合わせできたのがこの奥義だ。最初は『竜巻』と同様に回転するのだが、『竜巻』は防御を主点としているのに対して、この奥義は攻撃を主点としている。つまり、相手の体を切り刻みながら回転し、そして・・・

 

俺はその場で回転し、男達の体を切り刻んだ後、その場からさっと抜け出た。

 

その直後、男達の体がバラバラになり、血が噴出した。

 

その間にも、俺は神速と化した足でバラバラの男達を中心に回りながら敵を切り刻んでいった。

 

・・・上から見れば、俺の通った後は全て血の道に見えるはずだ。

 

(端から見れば、今の俺はどう見えるんだろうな・・・。)

 

俺は頭がボーッとしながらもそんなことを考えて、そして目の前の敵を斬っていった・・・

 

桃香と白蓮は絶句していた。

 

まるで信じられないものを見ているかのように。

 

一般の兵士達も徐々に戦いを止め、やがてその場所へと目を向けた。

 

あの愛紗や鈴々、星までも今の一刀を見て戦闘を中断していた。

 

そしてその周りの黄巾党ですらその一刀の戦いっぷりに唖然としていた。

 

見るも無残な姿と成り果てた黄巾党の男達は、見ているだけで吐き気が催すほどだ。

 

いや、そんなものは彼女達の目に映っていないのかも知れない。

 

なぜなら、見つめるその目の先には笑いながら敵を斬っていく青年しか映っていないのだから。

 

青年は返り血を浴びるたびに赤く、ドス黒くなっていった。

 

右手に握られた双刀は返り血で赤く輝いていた。

 

そして血をさらに浴びせろとばかりに青年を急かしているようにも見えた。

 

「ご・・・しゅじん・・・さま・・・?」

 

桃香はその光景から目を逸らしたかったが、その場から一歩も動けなかった。

 

笑い声すらせずただ笑う青年は不気味で、近寄りがたかった。

 

やがて、一人の黄巾党がステージの方へと逃げていった。

 

それに釣られるように他の黄巾党達も敗走を開始した。

 

だが、それにもかかわらず青年は容赦なく斬っていく。・・・笑いながら。

 

泣き叫びながら走る者に追いつくと、その首を斬り飛ばし、その体を踏み倒しながら走る様は鬼人もしくは悪魔と言ったところか。

 

ようやく我に返ったのか、愛紗、鈴々、星は一刀を追いかけていった・・・

 

「ご主人様ッ!!もうおやめください!!敵はもう敗走しております!!」

 

愛紗が一刀に叫ぶが、一向に耳に入っていないようだった。

 

「ック!!仕方ない、こうなれば力ずくでッッ!!」

 

「愛紗よ、お主は右から、鈴々は左から頼むッ!!」

 

「了解なのだッ!!」

 

三人は一刀を追い越すと、振り向き様にそれぞれの得物を突きつけた。

 

そこで一刀は止まった。

 

だが、まだ戦闘態勢を解いてはいなかった。

 

「ご主人様・・・御免ッ!!」

 

最初に飛び出したのは愛紗だった。

 

堰月刀を横に薙ぐと、一刀は下に潜りかわした。

 

次に鈴々が上から蛇矛を振り下ろす。

 

『ガキンッ!!』

 

だが一刀はそれを受け止めた。

 

(私ですらまともに受け止められない鈴々の一撃を受け止めた!?)

 

あまりの事実に目を見開く愛紗。

 

それは鈴々も同じようで、驚いた顔をしていた。

 

「だが、その体勢ではこれは避けられまいッ!!」

 

星が隙をつき、龍牙で一刀の得物を弾き飛ばした。

 

『キンッ!!』

 

と金属同士が接触した音と共に得物は飛んでいった。

 

「一刀殿、勝負・・・ありですぞ?」

 

龍牙、蛇矛、堰月刀を首に突きつけられた一刀は、もう気を失っているようだった。

 

その近くでは、血で赤く輝く双刀『紅天』が地面に突き刺さっていた・・・

 

その頃、黄巾党本拠地では華琳達魏の軍団及び他の諸侯が蹂躙していた。

 

中にいた黄巾党のほぼ全てが降伏、又は自害や逃亡をしていた。

 

そう、あの一刀の姿を見て戦闘の意思がなくなったのだ。

 

(何があったのかは分からないけど、『目的』は果たしたし、良しとしましょうか。)

 

「もうすぐ官軍がやってくるわ。皆、引き上げましょう。」

 

そういうと、華琳達はそこを後にした・・・

 

目が覚めると、そこは荷台の上だった。

 

・・・なぜか知らないが体が雁字搦めに縛られていて、身動き一つ取れなかった。

 

紅蓮と蒼天も無いし・・・。

 

(あれ?そういえばあの後の戦闘はどうなったんだろう?)

 

確か『螺旋爪破』を使って、敵を倒して・・・それから・・・

 

(・・・思い出せない。)

 

その後の記憶がスッポリと抜け落ちている。

 

(でも、ここにいるってことは勝ったのか・・・?)

 

分からない。でもとりあえずこの縄を解いてもらわないことにはどうしようもない。

 

俺が縄を切ろうとジタバタしていると、突然荷台が止まった。

 

そして、誰かが俺に近づいてきた。

 

「・・・ご主人様?」

 

「え・・・?愛紗・・・?」

 

俺がそう返事を返すと、ホッとしたように溜息をついた。

 

「少し待っていてください。今皆を集めますから。」

 

「え、ちょ、まっ・・・」

 

・・・行ってしまった。

 

(縄を解いたら、俺から行けばいいだけじゃないか・・・。)

 

むぅっと黙り込んでいると、今度は複数の足音が聞こえてきた。

 

「愛紗?」

 

「はい、ご主人様。皆を連れてきましたよ。」

 

「ご主人様・・・だよね?」

 

「桃香?何言ってるんだよ、俺は俺だぞ?」

 

「・・・本当にお兄ちゃん?」

 

「鈴々まで・・・」

 

だんだん悲しくなってきた。俺ってば何かしたのかな?

 

すると、愛紗が縄を解きながら話した。

 

「とりあえず、今から話すことを静かに聴いてください、ご主人様。」

 

そうして、愛紗は今までの事を話してくれた。

 

・・・全部聞き終わる頃には、俺も大体把握していた。

 

「そうか・・・。すまなかったね、皆。」

 

俺は首を深く下げた。

 

これじゃあ爺ちゃんと約束したことが守られていないじゃないか・・・!!

 

『仲間はどんなことがあっても守り通せ』

 

(・・・俺が守るべきものを傷つけちゃ意味無いよな。)

 

俺が落ち込んでいると、白蓮と星が、

 

「そんなに落ち込むな、北郷。皆お前が正気に戻ってくれて嬉しいんだから。」

 

「そうですぞ、一刀殿。あの時の貴方と今の貴方は違う。今の貴方には暖かさが感じられる。」

 

と、俺を元気付けようとしてくれた。

 

・・・一度でも俺が君達を傷つけそうになっても、暖かくそう言ってくれた。

 

「それに、ご主人様の活躍であの戦いにも勝てたんだよ?」

 

「怖かったけど、お兄ちゃんとっても強かったのだ!!」

 

桃香、鈴々は笑いながら言ってくれた。

 

そして愛紗も・・・

 

「本当に心配しましたよ?ご主人様・・・」

 

穏やかに笑いかけてくれていた。

 

「皆・・・。」

 

・・・決めた。

 

俺は俺のせいでこの仲間達を絶対に傷つけないと誓おう。

 

そして、この仲間達をあらゆる危険から守ってやる!!

 

・・・この命に代えても。

 

「ありがとう、もう絶対心配かけないから。」

 

俺も、彼女達に今出来る最大の笑顔で答えた・・・

 

あとがき

 

もうじき7月も終わりですね。

 

今回は黄巾の乱の終わりでしたがいかがでしょうか?

 

さて、作品紹介でも書きましたが次回から少し変わったストーリー展開にしたいと思います。

 

一応参考程度にアンケートを取りたいと思います。

 

それでは始めますよ。

 

 

 

            アンケート 「今後の展開について」

      

         1、ラブコメ的な要素をバシバシ取り入れてくれ

 

         2、今回のような多少グロ系が入った戦闘ものでよろ

 

         3、コメディ一直線で俺を笑わせてくれ!!

 

         4、お前の頭はダメだ。俺が考えをひねり出してやろう(要するにその他)

 

 

以上の4つから選んでください。

 

本編を更新する前にアンケートを締め切らせていただきますのであしからず。

 

この小説書いてて思ったんですけど、なんだか他にも書きたくなってきます。

 

やっぱり二つ目を始めようかな?と思っているんですが、同時進行だと見づらくなるような気もしますし・・・

 

ということでアンケートです。

 

            アンケート 「新たな小説について」

 

      1、お前が紡ぎだす新たな物語が見てみたい!!(オリジナル又は二次でも可)

 

      2、オリジナルなら見てもいいかな?

 

      3、バカいってるんじゃねぇ!!今の小説を完結させてからにしろ!!

 

      4、俺がいい考え出してやる。(要するにその他) 

 

以上の4つから(ry

 

こちらも先程同様に更新する前に締め切らせていただきますのであしからず。

 

長くなりましたが、アンケートのご協力お願いします。

 

それではお疲れ様でした!! 


 
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