「いいか、娘。
この至高にして究極の魔道書たる妾が直々に指導してやるのだ。
誠実にして愚直な意志で挑むのだぞ」
「うん、アルちゃん、よろしくね」
「アルちゃんと呼ぶなというに・・・・・ではまいるぞ。
そもそも貴様らのいう"管理世界"だの"管理外世界"だのも所詮はそうと見ているだけで主観では"一つの世界"とみていい」
「へ?」
「時空という壁があったとしてもそこに何かしらの手段を以って行き来が可能になった時点でそれはドアとなり出入り口となり道となり、いわば新大陸というものにすぎん。
世界は広がっただけで別のものとはいえぬということだ。
いわゆる並行世界、パラレルワールドとは少々異なるようじゃしの」
「んー、つまり日本でいうところの九州や北海道程度のもの、ってことかな?」
「そうさな。かの海峡、人の単身では渡ること困難である以上はその考え間違ってはおらぬな」
「そっかー。つまり結局"管理外"なんてカテゴライズしているだけで単に地方までちゃんと配慮していないのを結局のところごまかしているってコトだね」
「大体は管理外なぞといわれている国(世界)もおそらくは大きなお世話といいたちところじゃろうしな。
彼らには彼らの秩序があり、政治がある。
さて、そういう意味では世界はあくまでも内にあり、外があったとしても外を意識した時点でそれは内へと取り込まれる。
ソレが本来の世界の姿であり、観るべき真実だ。
しかし、それを受け入れてしまったところで世界が崩壊してしまう世界もまた確かに存在する。
それが外なる神であり、ある世界では創り話として封じられ、ある世界では奴らの手に堕ち弄ばれ・・・・・」
ぽかっ。
「ちょっと待てアル。お前何とんでもない講義を始めてんだコラ」
「何。この娘なら旧支配者の砲弾も操りきれるかと」
「だからやめてっていってるんでしょう、頼むからさぁ」
・・・・・・・・・
あくまでオレの主観というか考え方なので
つーかこのなのはさんも管理局あんま好き違うなぁ
(stsの後じゃ不思議も無いか?)
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威力を横っち。精度をロディ。
じゃぁ知識をこの人から、とアパートシリーズです。
アパートらしい描写が一切ないなと思わないでもないけどまぁいいや。
というわけで書いてみたら超管理局アンチ。あっるぇー?
世界観が相当特異な考えになっていますので聞き流すこと推奨。
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