No.143771

恋姫無双 ~天帝の花~ 8話

夜星さん

大変遅くなりました。
少しでも皆様方に楽しく読んでもらえたなら幸いです。

2010-05-17 22:13:59 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:3441   閲覧ユーザー数:2938

 

「栄花様、ご宿場所のほうは如何なさるおつもりですか?」

「………」

 彼は困っていた。

 彼達の現在地は、江東である。公孫讃が治めている幽州とは真逆の方向であり、いくら彼のお世話役だと

いってこんなところまで、付き添いになることはおかしなことだった。

 空を見上げれば、赤みがかった黄色をし街並みは赤く照らしていた。

 時期に日は沈み街の住人達は家に戻り、空には星が灯り白き月と共に現れる時間だ。

 

「白蓮さんのところに戻らなくても良いのですか?」

 同じ歩幅で並ぶ彼女に声を掛ける。

「はい、私の役目は栄花様の身の回りのお世話をする義務がありますから」

 ただ静かに彼女は答えた。

「そうですか、わたしから話す事はありません。これはあなたが決めた事ですから」

「はい、栄花様のご配慮に感謝いたします」

 頭を下げ、礼をとる。

「そういえば、あなたの名をわたしは知りませんね」

 旅仲間として、相手の名を知っておくことは大切だ。

 言葉には力が宿ると聞いたことがある、そのことが事実ならばそのことを字として表すのも同じ事がいえ

るのでは、ないかと彼は考えていた。

 

 目を閉じても、いまは亡き両親の姿を思い出す事はない。いや、そもそも彼にはそんなものはない。

 あの夜に死んでしまったのだから。

 もし、過去にあったことで心に残っているものを思い浮かべるものを、思い出、というならばこの地に住

む彼女達の事であろう。

 しかし、言葉には力が宿る、この言葉を誰からも教えられた事はないが確かに残っていた。

 決して思い出す事はないけれども、この言葉は栄花としての思いでのはずだ。

 

「改めまして、わたしの名は栄花といいます」

 いつものような人をからかう姿はなく、どこか王族を思わせるほどの気品溢れた姿で様になっていた。

「わたくしの名は管輅といい、真名を星流といいます」

 彼女もいつものように彼を見下すような態度も言葉もそこにはなかった。

 どこか、昔から彼のお側役でいることが当然みたいなことに感じた。

 気がつけば、光が灯り始め空には星星が広がり始めた。

 その闇に溶け込むように黒髪の彼は身を隠すように、それに反するように金髪の彼女は歩を進めた。

 風もなく、過ごしやすい一日だった。

 

 朝日の光と鼻につく潮風の匂いで栄花は朝を迎えた。

「それにしても本当になにもありませんね」

 室内を見渡してみれば、あるのは寝台だけであって鏡もなければ机もない。

 まさに、これほどまでに宿屋として完璧に作られているものはないのだろうと彼は思った。

「これほどまでに響くとは、思いませんでしたね」

 窓から顔を覗かせてみれば、街の人々の姿が目に入った。

 中には、馬車を引き連れて移動する商人の姿もある。

「星流に起こされない日が来るとは思いませんでしたね」

 冷ややかな視線をぶつける彼女はそこにはいなかった。

 今度はわたしが起こす当番なのでしょうか、と思った時―――

 

「栄花様、おはようございます」

 いまにも崩れそうな扉を開くと同時に声が聞こえた。

「ええ、おはようございます」

「・・・・・・」

「どうしましたか? わたしの顔に何かついていますか」

「い、いえなんでもありません」

 気まずそうに顔を背けた彼女に、栄花は疑問をもった。

「星流らしくありませんね。これでは、わたしの調子も狂ってしまいますよ」

「申し訳ありません」

 コホン、と咳をし無機質な彫像のような彼女に戻った。

「栄花様、朝食の準備が整いましたのでお着替えが済み次第、下に降りるようお願いします」

「おや、星流よりも早く起きれたと思ったのでしたが中々いかないものですね」

「お言葉ですが、こうして着替えを済ませ朝食を作り栄花様を起こしに来た時点でどうしてそのような考

えになるのか私には分かりかねます」

「・・・・・・」

 彼女の言葉に栄花は何もいえることはなかった。

 とりあえず、さっそうと部屋を出て行く彼女を見送りもう少し言葉を選び話そうと彼は思った。

 

「この船は立派な物ですね」

「はい、さすがは江東という事だけはあります」

「わたしのいったとおり、こうやって見たほうがおもしろいでしょ?」

「その通りですね。知識として知っているだけでは、いけないということを学びました」

 朝食を済ませ彼達は大きな海賊船を見上げていた。

「それにしても、海賊の船がここにあってもよろしいのでしょうか?」

「街の人々は、恐れている様子は見受けられませんからね。海賊から奪い、自分達の船として活用している

のでしょう」

「そのようですね」

 彼の言葉に星流は、納得した。

 街の人々を見ても怖がっている様子はまるでみられなかった。

「さて、見物も済んだことですし陽蓮さんの下へと向いましょう」

「はい、陽も高くなってきましたので急いだほうがよろしいかと」

 それぞれの荷物に手を伸ばそうとした時―

「おまえら、そこでなにをしている!!」

 声のほうに振り向けば、雪蓮を思わせる女性の姿が目に入った。

 

「なにをしているといわれましても、船を見ていただけですよ」

 素直に心からの言葉を口にする栄花。

「ほぅ、お前達はここに江東(ここ)に住む者ではないな」

 なぜだか分からないが、彼女の目に敵意が込められた気がした。

「そうですね。私たちは、旅人といったところでしょうか」

 星流を指しながら答える栄花。

「ふん、そんなことはどうだっていい。お前達はこの船を見てもどうも思わないのか」

 彼の言葉を一掃し、顎を上げながら命令? する彼女。

「うーん、海賊船といったところでしょうか」

 とぼけるように答えながら、栄花は対する彼女達を観察していた。

 あの容姿といい、雪蓮に似ていますね。もし、姉妹ならばすぐに納得がいくものですが――

 強烈な死線を叩き込む女性のほうに目を向ける。

 

 紫色の短髪で行動をするのに支障を少なくするためか、服装は短かった。

 彼女が護衛役というわけですが、これほどまでに強烈なら知りたくなくても知ってしまいますがね。

 それにあの構え――

 一見ただ立っているように見えるが、半歩足をずらし上半身が前倒れになっている。

 これは、普通の一般の人なら決して分からない事である。

 彼が武人であるからこそ、分かった事だ。

 いいですね、わたしも試したい事がありますからね。

 栄花の頭の中に、華琳と対面をしたときの映像が流れ始める。

 あの時以来、栄花の体に少し変化が起きていた。

 

 毎夜に行う鍛錬を、人形として例えるとしよう。

 一つの人形がありそのねじを回すことにより、止まらない限り何回も同じ動作を繰り返す。

 それぞれの人形(陽蓮、雪蓮、星など)の人形を栄花は持っていた。

 ただ、その動きを栄花は一分の間違いもなく動いていたことがこれまでの事だった。

 そして、いまは――

 まるで人形遊びをしている子供のようだ、と栄花は思った。

 いくら人形だといってもそこに、人の動きが混じれば差異が生じる。

 その事を栄花は確かめたかった。

 決して思い出す事はない、過去の自分。

 それが不可能だとしても体が心が、自分の物と確信するための材料(もの)が欲しかった。

 そして、目の前には最高の材料がある。

 それをみすみす逃すものがいるだろうか。

 あぁ、本当に楽しみだ――

 

「貴様!! 聞いているのか!」

「申し訳ありません。考え事をしていましたので」

「お前、私を馬鹿にしているのか!」

「まさか、そんなことはありませんよ」

 栄花の言葉に彼女は襲い掛かる寸前だった。

 それもそうだろう、これほどまでに人を馬鹿にする者を許す者はいないだろう。

 それに彼女のような人間にとっては最大の屈辱といいほどの事だ。

 

「そこの御仁、これ以上の蓮華様に対する侮辱は許さんぞ」

 先ほどまで沈黙を守っていた紫髪の女性が口を開けた。

「あなたこそ、その殺気はやめて欲しいものですね。それが初対面に人に対する態度ですか、非常に不愉快

です」

「貴様らのような怪しい奴に、そんなことを言われる筋合いはない」

「ほぅ・・・・だとすると、あなた達は城の者ですか」

 栄花の言葉に苦虫を噛んだかのような顔をする彼女。

「これが最終警告だ、貴様達はここでなにをしていた」

「船を見ていただけですよ」

「蓮華様――」

「母様や雪蓮姉様に報告する必要があるから、構わないわ」

 どうやら、準備は整ったようだ。

「・・・・・・雪蓮――」

 栄花の呟きと共に、戦闘が開始された。

 

 視界に入ったのは、桃色の姿だった。

「貴様ぁ!! 姉様を侮辱する気か!!」

「・・・・・・・・・」

 刀を扱う見本というほどの、きれいな太刀筋だった。

「真名の意味を知らぬはずは、なかろうが!」

「・・・・・・・・・」

 彼はなにも答えない。

 ただ、つまらなそうに眺め避けた。

 

「なにっ?! 貴様ぁ――」

「・・・・・・」

 彼女の怒りは、ただ増していった。

 彼は逆に冷え切っていた。

「訂正しろ!! 貴様のような奴を許すわけには決してならない!」

「・・・・・・・」

 上段から降りおろされる、剣筋。

 ただ、きれいだった。

「あなたは、人を殺したことはありますか?」

「・・・・・・はっ?」

 突然の質問に、動きを止めたが再開される。

 

「当たり前だ、この手で何人もの賊を退治し江東を守っている」

「・・・・・・」

 彼女の言葉にようやく、彼の顔に変化が訪れた。

 深い笑みだった。

「ははは、ご高説痛み入りますね」

 カチリ、と歯車が合う音がした。

「――なんの真似だ」

 彼は無防備に、笑っていた。

 憎しみを込めて。

 

「星流!」

「全ては、栄花様の御心のままに」

 栄花の手には、紅い槍が握られていた。

 まるで人の血をすべて吸い込んで結晶のような、深く黒い紅い槍だった。

 

「あなたには感謝しておりますよ。これほどまでに楽しい・・・いや、これがもしかしたら楽しいということで

すか」

「なんのことだ――」

 栄花の変化は逸脱すぎた。

 温和な彼の姿はどこにもなかった。

 いや、もしかしたらそんなヒトは最初から存在しなかったのではないだろうか。

 そうだろう。

 世界に自分と同じ存在は決して存在しないのだから。

「我が槍の願いと共に舞え、その生命が尽き果てるまで」

「ふざけるな! 貴様こそ二度と江東の地を踏ませはせぬ!!」

 

 茫洋とした彼の意識が存在が、確かに一つの個としてそこに現れた。

 鉱石は刀鍛冶の手によってその有用性を発揮する。

 彼もその小さな鉱石の一つである。

 どんなに優れた鉱石であってもそれを見つけ磨く者が居なければ、ただの石ころだ。

 彼は見つけられた。

 江東を治め、平穏を築こうとする王の存在に。

 彼は磨かれた。

 英傑と呼ばれるであろう、彼女達に。

 彼は創られた。

 圧倒的な覇王の存在と共に。

 願わくば、どうかそれが有毒であり悪毒でありませんように。

 

「蓮華様、どうか雪蓮様の下へお急ぎください」

「なにをそんな馬鹿――」

 彼女が驚くも当然の事だった。

 目立つ傷はないが、服はどころどころ破れていたからだ。

「思春、それは一体」

「あの男に横にいる女です」

 当然のように男に傍に居る侍女の姿が目に映った。

 手には複数の短剣が握られ、気がつけば周囲には無数の剣が散らばっていた。

「しかし――」

「お願いです蓮華様、どうか」

 彼女は痛感した。

 なにもできない、自分の立場に。

 あの男しか見えなかったため、周りの状況を把握できなった自分自身に。

 それでも私にしかできないことをしよう。

 

 

「蓮華様を見逃してもらったことに、礼をしたほうがよいのか」

「貴公がそんな言葉を漏らすとも、思わないが」

 そんな言葉は不要と断ずる。

「私の名は甘寧、甘興覇だ」

「名を栄花、その曲刀と共に道(生)から外れるがいい」

「鈴の音が貴様の黄泉路へと知るがいい」

 

 

 奇襲―それが彼女の最も優れた戦法だ。

 相手の予想する裏をかき、襲撃することだ。

 隠密―これが彼女を生かせる最大の位置だ。

 水賊であった頃からの、戦法で自分のような外れたものは影で生きる。

 それが彼女の生の歩き方だ。

 鈴を常に携えているのは、自分自身黄泉路へと向かうためでもある。

 勝負は常に一瞬。

 相手の懐へと潜り込み、駆けた頃には鈴の音が過ぎ去る。

 それは敵の死か、それとも自分自身の死か。

 これが鈴の音の甘寧と呼ばれる由縁だった。

 

「黄泉路だと? 笑わせてくれる!」

「っ・・・・・・!!」

 彼女の鈴の音が聞こえる事はなかった。

 変わりに聞こえたのは、自分自身の骨が砕ける音だった。

「案内人がこれでは、現世に迷ってしまうではないか」

「くっ・・・・・・」

 彼の周囲の砂塵が消え去り、闇よりも深い黒髪に闇を照らす聖碧の瞳が覗かせた。

「私よりも速く動ける者がいるとは」

「なにも貴公よりも速く動く必要はない、ただ合わせればよいのこと」

「そんなことが簡単に・・・・・・っ!」

「足が止まっているぞ? そんなことでは迷うどころか生きながらえてしまうぞ」

「舐めるなぁぁぁぁぁぁ!!」

「・・・・・・」

「! がはっ・・・・・・!」

 再び走った衝撃。

 ここにきてようやく、痛覚の原因を発見した。

 槍の最大の長所を生かした横撃ではなく、周囲に舞う砂塵は回し蹴りをしたときに起きた現象だった。

 事実、彼の足元には綺麗な円が描かれていた。

 

「これで終いだ」

「っ・・・・・・」

 彼が初めて槍を構えた。

 蓮華様は、こんな者と対峙をしても引けをとらぬとは。

 うまく呼吸ができない。

 心臓を握られているそんな感覚だった。

 一秒経つごとに、臓の音は激しく動く。

 逃げろ、と頭で理解するよりも体が理解していた。

 あなたこそ、王にふさわしいと彼女は思った。

 深く黒い紅い槍。

 彼は槍の願いと話したところがあった。

 だとしたら、あの槍の願いは何だろうか?

 人の血のように赤い槍は、こういっているのではないだろうか。

 “もっと血をよこせ”と。

 だとしたら、あれは呪槍だ。

 人の身では決して扱えない代物、扱えるとするなら――

 

「貴様も王なのか」

 なにを思ってか、口からはその言葉が流れた。

「ほぅ、貴公はそのようにみえるのか」

「・・・・・・」

「だとしたら間違いだ。この身は一度滅びているのだから」

「な、なんだと?!」

「黄泉路への案内は我が仕ろう、迷わずに連れてやるぞ」

 

 彼の言葉と共に、紅い光が見えた。

 おかしい、距離にしては到底届くはずがないのに。

 真っ直ぐに臓を狙い、一筋の乱れもなかった。

 間もなく痛みを感じる事もなく、通過するであろう。

 奇襲―その言葉が頭に浮かんだ。

 そうか、貴様はそんなことをするのか。

 彼の手の内には槍は、握られてなかった。

 投合したのだ。

 皮肉な事に、自分の得意な戦術で負けるとは滑稽な事だった。

 

 死にたくない。

 浅はかにも、そんな事を思ってしまった。

 死にたくない。

 許されない事だとは、思っている。この手にはいくつもの命を散らせてきたのだから。

 死にたくない。

 どんなに無様にでもいい、生を得たい。

 死にたくない

 あのお方と共に過ごしたい。

 死にたくない!

 そうか、私はまだ生きていたいのか。

 

 もう一度彼を見る。

 “どうしたそれでは道に迷うぞ”

 言葉こそ違うが意味深めな笑みと共に、瞳がそう語っていた。

 “ほら、あなただって生きていたいのですよ”と。

 そうか。

 貴様は全て知っていたのか、知っていてこんな茶番を。

 “どうです? 勉強になりましたでしょ?”

 あぁ、貴様のような男とは関わらない事だ。

 なぜだか、自然と笑みができた。

 光は目の前に、避ける事は到底不可能。

 しかし――

 金属を摺り合わせたような、甲高い音が聞こえた。

 

「久しぶりね、栄花兄」

「お久しぶりです、雪蓮」

 そこには現在の呉の王、孫策の姿と白光を纏う男の姿が目に入った。

 

 人も寄り付かぬ山頂の頂に立つ城に二人の男の姿がいた。

「準備はいいか? 于吉」

「ええ、管輅もあのお方と共にいるようですし、なにより――」

「曹涼が記憶を取り戻した事か?」

「はい、あのお方の体に無理をさせてしまいましたが」

「ふん、奴があのようなことで壊れる事はあるまい」

「そうですね、我々にはやらなければならないことがありますから」

 

「老仙の爺には今回だけは、感謝してやる」

「ええ、これが本当に最後ですからね」

「北郷一刀! 待っていろ、貴様の存在がどれほどの害意をもつことか教えてやる」

「はい、そのためにもまずは五湖の調査を」

「わかっている、俺は先に行く」

「ええ、私もなるべく早く向かいましょう」

 言葉と共に左慈は、扉の向こうへと姿を消した。

「創めましょう、我が主と左慈あなた達の外史の物語を」

 城には誰一人として人の気配はない。

 無城は待つ。

 我が主の帰還を、風が靡くその空間は歓喜の声に聞こえた。

 

 世界は廻る。

 天の御使いと称される北郷一刀と本来の世界の住人ではない彼ら達の戦いが。

 もし、天という言葉の意味が本来存在しないはずの人間だということなら、彼らも天の御使いだろう。

 判断する材料はまだ少ない。

 人々が天の御使いと称するのは、一体どういう意味があるのだろうか。

 世界は廻る。

 それぞれの存在の意味を求めて。

 

あとがき

 

 大変遅くなって申し訳ありません、パソコンのほうを修理に出してしまい遅れてしまいました。

 木曜日から空いた時間を使って書いたのですが、三日でこれしか進まないという自分の文才のなさに嘆く

日々が続きそうです。

 さて、今回に来てようやく物語の大まかな事がわかったのではないかと思います。

 まだ他にも色々ありますが、それは後々書いていきたいと思います。

 そして、金髪メイドの真名ですが星流(せら)ということで呼んでくださると幸いです。

 ただ単に星を詠める、ならこれでいいやという安直な名前ですが見逃してやってください。

 

 さて、次回もできるだけ早くに更新できるように頑張って行きたいと思いますので気長に待ってくださる

と嬉しい限りです。

 では、次回またお会いしましょう。


 
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