一刀「・・・・・・やっと着いたな」
そう言って、自分たちの目の前に聳え立つ城を見上げる。一刀御一行は、桃香の友人である公孫賛こと真名を白蓮が治めてい幽州の琢郡へ来ていた。目的は、今このあたりを荒らしてると言われている盗賊の討伐のため義勇兵を募集をいており、それに参加して自分たちの名を上げようと考えている。
関羽「それでは早速、公孫賛殿のところまで行きましょう」
桃香「そうだね、私も早く白蓮ちゃんに会いたいしね♪」
一刀「そんじゃ、行きますか・・・」
鈴々「おぉ~~~なのだ!」
四人は公孫賛のいる城へ歩き始める。門番に劉備が来たと伝えてくれと頼み、しばらくして門番が帰ってくると俺たちは玉座の間へ通された。そこには、白い鎧を身に着けた女の子がいた。多分この子が公孫賛なのだろう、俺たちは方膝を立て腰を下ろて礼をした。
桃香「この度は、私たちの謁見の申し出を承諾していただき感謝いたいます、太守様」
公孫賛「・・・・・・」
公孫賛は、上座に座ったまま黙って俺たちを見ている。俺は沈黙に耐えかねて公孫賛の顔を窺おうとしたそのとき
公孫賛「ぷっ・・・・ぷはははははははは」
いきなり公孫賛は笑い出したのだ。俺は驚きのあまり顔上げて目を丸くしていた
公孫賛「はははぁ~・・・いやぁ、すまない私塾の時はいつもぽやぁ~ってしていた桃香がかしこまって礼をするもんだから、ついおかしくてな・・・はぁ~、お腹が痛い・・・あぁ後、もう楽にしていいぞ桃香」
そう言われ、俺たちは礼の姿勢を崩して立ち上がる。すると、礼をしている時は見えなかったが桃香の顔は膨れていた
桃香「もぉ~、形式だけでもきちんとしようと思ったのに白蓮ちゃんのせいで台無しだよぉ~」
公孫賛「いや~、悪かった悪かった。でも、久しぶりだな桃香元気にしてたか」
公孫賛は王座から立ち上がり、こちらに下り桃香に近づく
桃香「うん♪元気だったよ!白蓮ちゃんの方を元気そうでよかったよ~」
そんなことを言いながら二人は楽しくこれまで自分たちがどうしていたのか話し始めた。さすがは桃香の友人といったところか、見た感じとても良い奴みたいだ。これならうまくいきそうだな・・・そう思っていると公孫賛がこちらの方を見てきた
公孫賛「ところで桃香、後ろの三人は誰なんだ?」
桃香「こちらにいるのは私の可愛い義妹たちと天の御使いさんだよ♪」
公孫賛「天の御使い!?」
関羽「はじめまして公孫賛殿、私は桃香様の一の臣の関羽雲長と申します」
鈴々「鈴々は張飛翼徳なのだ!」
一刀「天の御使い北郷一刀っと言っても自覚が無いからな、北郷でも一刀でも好きに呼んでくれ」
公孫賛「それじゃ、種馬で」
・・・・・・・・・・・・・
一刀「だぁぁぁぁれぇぇぇぇがぁぁぁぁ種馬じゃぁぁぁぁぁい!!!」
公孫賛「好きに呼べって言ったのはお前じゃないか!」
一刀「それでも、言葉というものがあるだろうが!!しかもなぜに種馬!?俺そんなにしたこと無いぞ!」
公孫賛「いや~、なんとなくそんな雰囲気が・・・もしかしたら前世で女をたらしこんでは女を泣かせそれを見て楽しんでいた変態だったのかも・・・うん、そしたら私はお前のことを女たらしか変態と呼ばなくてはな」
一刀「なんで、そうなんだよ!!さっきよりも悪くなってしまってるじゃないか!」
俺は、予想外のボケに息を切らせながらツッコミをいれていた。そんなやりとりが数分続き俺のツッコミを気に入り、俺たち三人は公孫賛の真名白蓮を預かった。正直、俺はこいつはツッコミ担当と勝手に決め付けていたので今みたいな不意打ちは効いたぜ・・・なかなかやるな白蓮・・・・
桃香「・・・・なんだか白蓮ちゃん昔と変わっちゃったね。昔は、私の天然ボケにツッコミ入れてたのに」
一刀「って天然ボケって自覚あったのかい!!」
ビシッ
俺はすかさず桃香のボケにツッコミを入れた。やばい俺、芸人で成功できそうな予感がしてきた・・・
白蓮「いや~なに、ツッコミだとな存在感がないなぁと思ってな・・・苦労したよ普段ツッコミ慣れているせいか、ぜんぜんボケが決まらなくてな・・・・」
そういいながら、白蓮は遠い目をして空の見えない天井を見上げ頬から一粒の滴が流れた。なんだかしらないが、いろいろと苦労したんだな思わず俺はもらい泣きしてしまいハンカチで涙を拭った
白蓮「そんなことはもうどうでもいいんだ。それよりも今日は何用できたんだ桃香」
ようやく、こっちの世界に帰ってきた白蓮が本題に入ってきた
桃香「うん・・・実わね、私たちを討伐隊の将として参加させてほしいの」
白蓮「将として?・・・それはうちにとって願ってもないことだから良いけど・・・実は兵はあらかた揃えたんだけど率いる将が不足いていたところだったんだ」
桃香「それなら、大丈夫!愛紗ちゃんも、鈴々ちゃんも、とっても強いから私が保障するよ」
そう言って、弾けんばかりの豊満な胸を張る
白蓮「いや、そりゃ桃香みたいな人を押しつぶせそうな、中身はスイカなの?みたいな、貧乳党に少しは分けろコノヤロー!っと思わせるような大きい胸なら安心できそうだが・・・」
白蓮の皮肉めいた言葉に桃香は部屋の隅のほうで体育座りにでいじけてしまった
桃香「ぐすん・・・・・・スイカじゃないもん・・・・私の胸には夢が詰まってるんだもん・・・・」
一刀「気にしてるのは、そこかい!!」
まったく、これじゃあ話が一向に進まないじゃないか・・・・しかたない
一刀「・・・・・桃香」
俺は桃香に近づき声を掛ける
桃香「・・・・一刀さん」
一刀「桃香の胸がでかいのは、いずれ桃香がこの大陸の母となるためなんだ。その大きな胸で大陸の民たちを暖かく包み込むためにあるんだ。自信を持っていいよ、桃香」
一刀の言葉にさっきまでいじけていた桃香の顔は、ぱっと笑顔に変わった
桃香「そうだよね!私には、この大陸を平和にするって理想があるんだもん!そのために胸だって大きくなったんだから!よ~~~し、がんばるぞ~」
俺の励ましで火がついたのか、桃香が燃え始めた。こりゃ、天然ボケの他に単純って付加えたほうがいいな・・・・
白蓮「お?復活したか、やっと話が進められるな」
一刀「誰のせいだ!だれの!」
白蓮「それは、さて置き二人の武がどれほどの物か確かめたいしなぁ」
俺のツッコミを軽くスルーさせて話を続ける白蓮
???「その必要は無いでしょう」
俺たちが白蓮と話していると玉座の間の複数ある柱の一柱に背中を預けている露出の高い白い服を着た美少女がいた。美少女はこちらに歩んできた
白蓮「なんだ、星いたのか。ところで、なんで確かめる必要がないんだ?」
白蓮の質問に星と呼ばれる美少女はこちらをジッと見つめる
星「本来なら私ひとりで事足りる戦なのですが、私と同等の武を持つ者が二人も目の前にいるのですぞ・・・共に戦ってみたくはありませんか?」
星はそう言って、妖美な笑みを浮かべる
白蓮「武に関してはお前に絶対的な信頼しているからな、お前が言うなら間違いないだろう。それじゃ、義勇軍の将となって指揮してもらえるか?」
四人「「「「御衣」」」」
俺たちは、白蓮の指示に臣下の礼で答える。これで要約、準備体操ができたというところか・・・まだ、スタートラインにも立っていない状態なんだ、気をしっかりと締めないと・・・
関羽「先ほどは、ありがとうございました。私は性はか「いや、結構」・・・え?」
関羽が礼を言って自己紹介をしようとするも星に止められる
星「いやなに、お主たちの自己紹介はそこの物影で聞いていたのでする必要が無かったまでのことだよ、関羽雲長殿」
関羽「そうであったか、さすればこれから共に戦う者私のことは愛紗と呼んでくれ」
桃香「私は桃香です。これからよろしくおねがいしますね」
一刀「俺のことは好きに呼んで良いが限度があることを覚えておいてくれ」
鈴々「鈴々は鈴々なのだ~、これからよろしくなのだ!・・・・え~と」
星「うん?・・・おぉ!そういえば、まだ名を名乗っていなかったな我が名は趙雲、真名は星と言うこれからよろしく頼む」
俺たちは真名の交換をした。だが、驚いたまさかあの趙雲がこんなところにいるのだから、まだ劉備たちと出会うのは先のはずだったと思ったが・・・この世界は俺の知っている三国志とは似てことなっているみたいだな・・・・
一刀「なるほど、だから二人の実力を見極めることができたのか、さすがは趙子龍と言ったところか」
星「ほぉ~、そなたも侮りがたい御仁のようだな」
星は鋭い目つきで俺を射抜く。こぇ~、俺なんかしたか?
一刀「な、なんだよ?俺なにかしたか?」
関羽「・・・・なぜ北郷殿は、星の字をしっているのだ?」
・・・・・・え?
鈴々「そうなのだ~、なんでなのだ?」
星「私は性と名は言いましたが子龍という字までは一言もいっておりませんが?」
しまった~、そういえばそうだった。くそ~、俺としたことが最後の最後につめを誤ってしまった。
一刀「え~と・・・・それはだな・・・・つまり~・・・」
桃香「それは、一刀さんが天の御使いだからだよ♪」
俺が返答に困っていると横から桃香が自信ありげに答える・・・・桃香・・・・それは答えになっていないぞ・・・・
星「・・・・ふふ、天の御使いだからか・・・今はそいうことにしておきましょう・・・それに今ので貴方に対する興味が更に深まりましたからな・・・」
星は艶やかな笑みで俺の顔を見つめてきた。俺はそんな彼女に見ほれてしまっていたが、星の言葉が気になり質問をする
一刀「興味ってなぜに?」
星「ふふ、貴方からというよりもその剣から不思議な気を感じるのでな。それを扱う者に興味が湧くのは必然であろう」
一刀「なるほどね・・・俺よりも紅蓮朱雀のほうが気になるのか」
星「いや、貴方にも興味はありますぞ。貴方は今は未熟なれど、鍛えれば我らと同等の武を奮える才覚の持ち主だ。どのように成長するか今から楽しみですな、は・は・は」
一刀「才覚ねぇ、まぁ期待に答えられるように努力はしてみるけどな」
星「ふふ、そうしてもらわなければ困りますな」
星はまたしても艶やかな笑みでこちらを見る。くわ~、やっぱり美人だな、桃香達と違ってお色気がムンムンだよ。俺はそんなことを思いながら、また見惚れてしまうと・・・
関羽「ゴホン・・・・・そろそろよろしいか、二人とも」
関羽が咳払いと共に俺と星の間に入ってきた
関羽「もうすぐ、戦があるのだ。気を緩めすぎではないのか北郷殿」
関羽はジッと俺をにらむ。なんか俺に対してだけ厳しいのは気のせいか?まぁ、最初の印象が悪かったのがいけなかったのが原因だけど・・・
星「ふむ、ならば私も準備に取り掛かるとしますかな。それでは一刀殿また・・・・・白蓮殿行きましょう」
白蓮「そうだな、それじゃ桃香達も準備ができたら知らせに来てくれ」
桃香「うん、ありがとう白蓮ちゃん」
それを聞いて白蓮達は玉座の間から出て行った。俺たちも戦の準備を始める、今から俺たちは人を殺しに行くんだ。そう思い俺は昔のことを思い出していた。
俺は過去に爺ちゃんや親父が仕事で人を殺すのを何回も見てきた。その度に俺は悪夢にうなされいつしか殺すことにひどい拒絶を感じるようになった。北郷家の人間は武をもって仕事となす一族だ殺しは必然的に身につかなければならない、それなのに俺は戦うこと事態に疑問を持つようになり親父からは臆病者と言われ、いつもボコボコになるまで痛めつけられた。それでも俺は、戦うことが怖かった戦ってしまったら殺してしまうと思い体が動かなくなってしまう。俺はもう北郷家にはいられないと思い、家を出ようとした時、爺ちゃんに止められた。爺ちゃんは俺には強くなってほしい、しかし、殺しはしてほしくはないと言ってきた。爺ちゃんは俺に「逃げても良い、逃げるのは悪いことではない、しかし、自分にできることをやってから逃げろ、できるものを放り投げて逃げては己を弱いままにしてしまう、逃げるのなら強くなってから逃げろ、そうすれば次は逃げずにすむのだからな」そう告げた。俺は、自分になにができるのかどうしたいのか考えた。俺は、強くなりたいでも殺したくない、だったら殺さない戦い方をすれば良い。それからは鍛錬を重ね自ら考えた殺さない戦い方を身につけ、親父との決闘にも勝ち紅蓮朱雀を継承した。
一刀「ふふ、あの時の親父の顔は傑作だったな。まぁ、あれいらい親バカになって俺が仕事をする度に心配していたからな・・・・・っと、こんなもんかな」
俺は、戦の準備を終わらせる。っと言っても仕事で使っていた道具の確認だけだったのでそこまで時間が掛からなかった
一刀「少し外の空気でも吸いに行くか」
俺は、道具を自分の服のいたるところに仕舞い部屋を出て城壁の上へと階段を上る。
一刀「すぅ~~はぁ~~~、う~んやっぱりこっちの世界の空気はうまいなぁ~・・・・・おや?あれは・・・」
そこには一刀から離れたところの城壁から外を見ていた関羽がいた。
関羽「・・・・・・はぁ」
どうして、わたしはああも素っ気無い態度を北郷殿にとってしまうのか・・・・たしかに最初は信用の置けない奴だとは思っていたが、あやつの殺さないという戦いは共感を覚えたし桃香様が目指す理想には必要なのはわかっている・・・しかし、それだけでは駄目だやはりわたしが厳しくせねば・・・・
一刀「・・・・どうしたんだ?顔がモアイ像みたいになっているぞ」
関羽「ひゃわ!ほ、ほほ、北郷殿!?い、いきなり話しかけないでください!」
関羽はよっぽど驚いたのか、なんとも可愛らしい声をあげた
一刀「いや、そんなに驚くとは思わなくてな、すまない」
関羽「いえ、わたしも北郷殿の気配を感じ取れなかったのですから別にかまいません」
一刀「そうか・・・・ところで、なにを考えていたんだ?」
関羽「・・・・・・これからのことを考えていました」
一刀「これからのこと?」
関羽「ええ・・・・・これから世が乱れる戦乱の時代になります。そんな世を鎮めるのか・・・・そんなことを考えていました。」
一刀「乱世・・・・か・・・・・関羽は殺すことに迷いはないの」
関羽「相手が悪人であれば容赦はしません。悪人一人取り逃がせば、罪の無い十人が殺されると考えていますから。それと、桃香様の理想を壊そうとするのであればその時もわたしは容赦しません。」
一刀「・・・・・たしかに、悪人が生きていたら他の者に害を与えてしまう・・・そういった奴らを俺たちは排除してきた、俺もそれが正しいと思ってる・・・・ただな、俺は一つの命を奪えば十の心が傷つくと考えているんだ・・・」
関羽「十の心ですか?」
一刀「あぁ、殺した相手にも大切に思っていた人がいただろう。思ってくれていた人がいただろう。そいつらの心と共に人を殺す・・・・俺は、それが怖くてな・・・・」
関羽「・・・・・・・・」
一刀「俺は、臆病なんだ・・・・いや、ちがうな・・・ただの卑怯者だな・・・力があるくせにそれを己の弱さを隠すために使ってる・・・・卑怯者だよ」
関羽「・・・・・北郷殿」
一刀「だけどな、関羽・・・・俺は、卑怯者に誇りを持ってるんだ俺が卑怯な手を使えば相手も死なない、自分も死なない・・・それでいいんだ・・・あとから憎まれようとも生きてくれさえすれば・・・・まぁ、ただの自己満足なんだけどね」
関羽「・・・・・・・」
一刀「さてと、そろそろ準備も終わったころだろ、いこうぜ関「愛紗」・・・・え?」
関羽「わたしの真名だ、貴方に預ける」
一刀「どうしたんだ、いきなり真名を預けるなんて?」
関羽「今の話を聞いて、桃香様の御判断は間違ったいなかったと確信したまでのこと、お主は桃香様の理想としている世界に私よりも必要な存在だと・・・そう思えた・・・・」
一刀「・・・・・・関羽」
関羽「わたしのような、戦しか取り柄のない者よりも、お主のような人の痛みを知っている者が桃香様を支えたほうがいいのかもしれない・・・・・だから・・・・・これからも桃香様のことを支えて「ちがうだろ」・・・・え?」
関羽は涙目になりながらも、一刀に頭を下げようとしたが一刀はそれをさせなかった。
一刀「共に・・・だろ」
関羽「北郷・・・殿?」
一刀「別に俺は、すべての人を救いたいって思ってないんだ。ただ、自己満足な戦い方なだけなんだ・・・・それがたまたま桃香の目指すものに重なっただけのことだ・・」
関羽「し、しかし・・・・」
一刀「俺よりも、関羽の方が必要だよ桃香が強いのは関羽と鈴々が隣にいるから、二人がいるから前を向いて走れる。そして、先走ってしまったらちゃんと後ろを向いて二人が着てくれるまで立ち止まる。関羽がいなかったら、多分桃香は転んでしまってそのまま泣いてしまうからな、手を差し伸べて立たせる関羽が桃香には必要なんだよ」
関羽「でも、その手を差し伸べるのは北郷殿でも」
一刀「俺?無理無理、俺は逆に立たせるために蹴りを入れるから、やっぱり関羽じゃないと駄目だよ」
そう言って北郷殿は明るい笑顔を向けてくださる。自身を持てといっているかのように
一刀「だからさ、俺だけでなく関羽も、そして鈴々とも一緒に桃香を支えればいいじゃないか・・・な」
関羽「・・・・・そうだな・・・・うむ、私はなにを悩んでいたのだろうな!私は桃香さまの一の家臣、関雲長だというのにな!」
一刀「お!いつもの関羽に戻ったな」
関羽「うむ、北郷殿のおかげで迷いが吹っ切れた、礼を言う・・・・改めて、私の真名愛紗を受け取ってもらえるか」
一刀「・・・・あぁ、よろこんで預からせてもらうよ・・・・それと、俺のことは一刀と呼んでくれないかそれが俺の真名にあたる名前だから」
愛紗「そうか、だったらこれからもよろしくたのむ、一刀」
一刀「こちらこそ、愛紗」
二人は熱い握手を交わした。これから共に主君を支えていくとお互いに心に決意をして、二人は戦場へと赴く
Tweet |
|
|
34
|
0
|
追加するフォルダを選択
今回は長めに書きました。もうふらふらです。本当はもう少し、短くしようと思ったのですが、手が止まりませんでした。あと、真恋姫3期始まりましたね。おめでとうございます。これからも、応援したいと思います。それでは、お楽しみになれたら恐縮です。