No.129563

闇姫無双 14

護衛さん

駄文&ノープラン第14弾
無駄に長々と書いているのでまさかの長編へ・・・

2010-03-12 13:41:38 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:9260   閲覧ユーザー数:7083

連合優勢で始まった虎狼関戦

だが曹操軍の不穏な動きに違和感を覚えた一刀は

ひとり張遼を追った

一方、呂布と当たるために夏侯淵もまた

無意識だが一刀に接触しそうな場所に・・・

一刀「張遼!」

張遼「なっ!?一刀!なんでこっちきとんねん」

一刀「そんなことはいい、すまない。俺と戻ってくれないか」

張遼「んなこというたかて・・・・恋、呂布が着てまうで」

一刀「それならいいが・・・・くそっ!」

張遼「呂布のほうがいいって・・・・なんや!?」

ギリギリに追いついた一刀が張遼と兵を連れて陣に戻ろうとすると

紫色した鎧を纏った兵が回りを囲む

??「おとなしくしてもらおう、張遼」

張遼「だれや、おまえは」

??「私の名は夏侯惇だ。お前を連れていく」

張遼「連れて行く?なにいうとんねん。うちは一刀の将やで」

夏侯惇「それは、董卓が討たれた後のことだろ」

張遼「くっ」

夏侯惇「お前はまだ、劉備軍の捕虜でしかないはずだが」

一刀(くそ、確かに形式上は捕虜だが・・・まさか、そこを付いてくるとは)

夏侯惇「張遼、悪いことはいわん。私と共にこい」

張遼「いややといったら?」

夏侯惇「なら仕方がない・・・・力ずくで着てもらうまでだ!」

張遼「一刀!うちはこいつの相手をする!一刀は兵を連れてもど・・・・」

張遼がそこまで言うが言葉が続かない・・・・

張遼「夏侯惇・・・・これが、お前の主のすることか!?」

張遼と夏侯惇が話しているうちに彼女の兵は・・・・

???「これだから男は馬鹿ばっかなのよねぇ・・・・抵抗したらどうなるかわかっているかしら?」

フードをかぶった少女が率いる兵によって包囲されていた

張遼「くそっ!卑怯やぞ」

??「コレは戦なのよ。卑怯もなにもないじゃない」

一刀「くっ・・・・これじゃぁ動けないか・・・」

張遼と一刀が曹操軍によって包囲されている一方

董卓軍呂布隊と当たっていた愛紗、鈴々、星もまた苦戦を強いられていた

愛紗「はぁぁぁぁあ!」

呂布「・・・・おそい」

鈴々「うりゃりゃりゃりゃ」

呂布「・・・・・・たんちょう」

星「せぇやぁぁぁ」

呂布「・・・・じゃま」

愛紗「くっ!我ら三人がかりでも一歩も引かぬとは・・・」

鈴々「鈴々おなか減ってきたのだ」

星「主が我らを当てた意味、ようやくわかりましたぞ・・・・」

呂布「・・・・霞・・・・どこ?」

愛紗「・・・・だれだ、そいつは・・・」

呂布「・・・・・・霞・・・・張遼・・・・どこ!?」

呂布の覇気や戦気が一気に膨れ上がる

愛紗「くぅぅぅ、立っているのが精一杯とは・・・」

鈴々「あいつ・・・つよいのだ・・・」

星「これはまた・・・・」

呂布「・・・・・・どこ?」

星「・・・・あっちだ・・・・」

呂布「・・・・おまえたち、ここに・・・・いって・・・・くる」

兵をその場に残し、呂布は一人張遼のところへ行った

愛紗「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・せっせい・・・なぜ・・・」

鈴々「そう・・・なの・・・だ。」

星「あのまま・・・おしえなけ・・・れば、われら・・・生きていまいぞ」

愛紗「しかし・・・」

星「なに・・・主には私一人が言ったことといえばよい・・・罰は私一人でいいからな・・・」

二人「星」

星に教えられた呂布は全速力でおしえられた方角に走る

そのころ夏侯淵もまた一刀たちがいる方角に走っていたが・・・

夏侯惇「はぁああああああ!」

張遼「くぅぅ、なんちゅう重い攻撃や」

夏侯惇「どうした、どうした!その程度の力しかないのか・・・」

張遼「んなわけあらへんやろ!」

張遼が隙を突き、反撃しようとするも・・・その瞬間彼女の兵たちの首に刃が・・・

張遼「くっ!」

一刀「・・・張遼・・・くそ!なんでこんなことをする?」

??「華琳様がほしがっているものを取りに来ただけよ・・・・その程度もわからないのかしら?」

一刀「だけど・・・・仲間じゃないのか!?」

??「仲間?本気で言ってるの?だったら本当の馬鹿ね」

??「この連合は董卓を討つだけのために集まったものたちよ・・・・利があるから協力するだけ・・・そんなことも知らないなんて・・・あなた、よほどの馬鹿よね」

一刀「・・・・くっ」

馬上から言いたい放題言われてるが・・・返す言葉がなかった

一刀(これじゃぁ・・・なぶり殺しだ・・・ん?)

一刀「・・・・何かが・・・・・くる?」

自分たちの背後から何かいやなものが迫ってきている

一刀「張遼!何かが来る!」

張遼「なっ!一刀!?・・・・この感じ・・・・まさか!」

夏侯惇「どうした・・・余所見していいのか!?」

一刀「・・・・全員!伏せろ!」

一刀の言葉に張遼はもちろん、彼女の隊や彼の護衛も皆一斉に伏せる

次の瞬間・・・・彼らの目には一面の赤い花ができていた

その中をただ一人少女が歩いている

呂布「・・・・霞・・・・」

張遼「・・・・恋」

一刀「あれが・・・・飛将軍・・・呂布」

呂布「・・・・霞・・・・会いたかった」

張遼「うちもや・・・恋」

二人長い間離れていたわけではないのにもう何年も会ってないような感じに見えた

だがそこに間が悪い人はいるものだ

夏侯惇「はぁぁぁぁ!張遼!」

今の攻撃と剣を盾に防いだ彼女は張遼に切りかかる

一刀「くっ!張!遼!!」

俺は気がついたら走りだしていた、彼女らを突き飛ばし腕でガードしたが・・・

『ザシュッ!』

俺は・・・・夏侯惇に左半身を・・・・斬られた

・・・・彼女たちは・・・・よかった・・・・無事・・・か・・・・

張遼「か・・・・かずとぉぉぉぉぉ!」

俺は・・・意識を失う直前に・・・・張遼から真名を預かった・・・・

張遼「一刀・・・うちの真名は霞(しあ)や・・・・一刀」

一刀「・・・・し・・・・あ・・・・?」

霞「そうや・・・しあや・・・いまは・・・ねむっておき・・・」

一刀「あぁ・・・・そう・・・する・・・・よ・・・・」

張遼「・・・・あんたらだけはゆるさへん」

呂布「・・・・しあ・・・・・れんも・・・・たたかう」

張遼「そうか・・・なら、恋・・・・はでにあばれたろうな・・・・」

呂布「・・・・(コク)」

その後キレタ張遼+兵と本気になった呂布の攻撃により・・・曹操軍8割壊滅

後に霞に背負われた一刀、劉備陣営に帰還、呂布、虎狼関に帰還・・・篭城

愛紗「ご主人様!・・・・・・私を一人にしないで・・・」

鈴々「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」

星「主!・・・・よかった、生きておられる・・・・」

桃香「ご主人様・・・ご主人様!」

朱里「・・・ご主人さま・・・・・あわわ・・・どうしよう、雛里ちゃん」

雛里「はわわ・・・ご主人様・・・・朱里ちゃん」

斗詩「・・・・北郷様・・・?何を寝ているのですか・・・・?北郷様・・・・」

華雄「・・・・一刀様」

しあ「・・・・一刀・・・・ありがとうな・・・・」

兵「・・・・失礼します。・・・・劉備様にお目通りを願うものが・・・・」

桃香「そう・・・・わかった・・・・」

兵に連れられてきたのは・・・・曹操軍の夏侯淵さんだった・・・

夏侯淵「・・・・このたびの事、なんとお詫びすれば良いか・・・・」

桃香「それで?何のようかな?」

夏侯淵「はい、姉者・・・夏侯惇のしたことを許してほしいのです・・・・姉者はアレでいて忠実なの「だめだよ」・・・・なぜですか」

桃香「私たちはご主人様がいてなりたっているんだもん」

桃香「そのご主人様が張遼さんを助けるためだったとしても斬られたんだよ・・・・それで、どう許せばいいの?」

夏侯淵「・・・・姉者の代わりに私の首を刎ねて・・・姉者の代わりとしてください・・・・」

桃香「あなたの首一つで事が済むとでも、思っているのですか?」

夏侯淵「・・・・・・それは・・・・」

???「桃香・・・・それ以上はだめだよ・・・・」

桃香「ご主人様!・・・よかった・・・・もう、無理しないでね・・・」

一刀「あぁ・・・・はじめまして、かな?俺は北郷一刀・・・この子達の主をしています」

夏侯淵「あぁ、私は夏侯淵だ・・・その、傷は大丈夫なのか・・・?」

一刀「あぁ・・・兵の皆ががんばってくれたおかげでね・・・・」

夏侯淵「・・・・すまない・・・姉者が・・・」

一刀「・・・気にすることないよ・・・・戦場ならしかたがないよ・・・・」

夏侯淵「だが、それだけでは私の気がすまない・・・・私を姉者の代わりに・・・・」

一刀「・・・・ねぇ、夏侯淵さん・・・・あなたはそれでいいの?」

夏侯淵「私は・・・華琳様が・・・・望むなら『だれや!』」

愛紗「どうしたのだ?」

しあ「なんや不振な動きしとったから捕まえてみたが・・・・こいつ、曹操んとこの・・・」

夏候淵「流琉!」

??「秋蘭さま!」

一刀「知り合い?」

夏侯淵「はい・・・・この者は親衛隊隊長ですが、妹のようにかわいがってるものでして・・・・」

??「私、典韋といいます」

夏侯淵「流琉なぜここにきた!?」

典韋「それは・・・秋蘭様、戻りましょう・・・華琳様も心配してるはずです・・・」

??「本当に心配してればの話ですがね・・・・」

一刀「かすみ・・・もどったのか」

かすみ「はい・・・北郷様」

典韋「先ほどの言葉、どうゆう意味ですか?」

かすみ「そのままの意味ですよ、典韋ちゃん」

愛紗「しかし、夏侯淵殿は曹操軍の古参ではないか?」

かすみ「古参だからこそ・・・ね」

夏侯淵「はい、華琳様・・・曹操様は私に身代わりとしてここに来るように命じました」

典韋「そんな・・・・何かの間違いです。華琳様がそんな・・・・こと・・・・」

一刀「なんか・・・複雑そうだね」

夏侯淵「ですが・・・いえ、曹操様は張遼を欲してました。そのため姉者を使い己が内に引き込もうと考え・・・・結果あのようなことに・・・」

張遼「そりゃ、一刀が斬られた時うち、自分と止められなかったやし・・・」

夏侯淵「そこで、曹操様はある推測を立てたのです。」

朱里「推測?」

夏候淵「はい、張遼と呂布だけでもあのようなことになりうる・・・・ならば劉備軍全体でもし着たら・・・と」

華雄「なるほど・・・・ただでさえ兵がいない状態で我らが来れば・・・・」

夏侯淵「はい・・・援軍を求めるとしても・・・・ソレが可能なことなのか・・・・」

愛紗「だから、そなた一人でここに来たと?」

桃香「私曹操さんを許せない!」

愛紗「桃香様・・・・」

一刀「なるほどな・・・・なら、このまま戻っても・・・・」

典韋「秋蘭さま~」

一刀「よし!夏侯淵、君には死んでもらう!」

夏候淵「はい」

愛紗「なっ!?本気ですか?ご主人様!」

鈴々「お兄ちゃん」

桃香「ご主人様」

一刀「皆が声を上げるのはよくわかる、だから・・・夏候淵、君の真名を教えてくれないか?」

夏候淵「はい、私の真名は秋蘭といいます」

典韋「秋蘭様」

俺は秋蘭の前に立ち、そして・・・・

彼女の目を切りつけた

『ぽたっぽたっ』

彼女の顔から流れ落ちる赤い雫

一刀「今この場で夏侯淵は死んだ!」

一刀「今後彼女を呼ぶときは・・・秋蓮(しゅうれん)と呼ぶように・・・以上!」

『御意』

秋蓮(やはり・・・私の目は狂いなかったな・・・・)

おまけ

一刀「それで・・・かすみ。董卓の方は・・・?」

かすみ「はい・・・・私がついたときにはすでに一騒動があったようで・・・」

一刀「それじゃぁ・・・確認はできなかったと?」

かすみ「はい・・・・ですが、あの絵に描いていた少女とその連れは・・・保護いたしました」

一刀「あれはやはり・・・・」

しあ「おやぁ、一刀。なにしてんこんなところで」

一刀「しあ、ちょっとね」

しあ「なんや、うちに隠し事か?なんやその絵は・・・・」

しあ「・・・・」

一刀「しあ?」

華雄「おーい、張遼ー!どこだー!」

しあ「あかん、華雄がよんどる・・・うちいかへんと」

一刀「あぁ・・・」

しあ「(一刀・・・その子が・・・・とうたくや・・・)」

俺とすれ違う寸前に俺に言った・・・・この絵の子が・・・董卓・・・

一刀「・・・かすみ」

かすみ「はい」

一刀「この子を・・・・いや、やっぱいいや」

かすみ「よろしいので?」

一刀「あぁ、それじゃぁみんなのところにいこうか」

かすみ「はい♪」

斗詩からおしえてもらった男と少女はあまりにも違いすぎる・・・・董卓の名を語った偽者がいるか・・・

あとがき

クイはないが・・・しあとかすみはおなじ霞って字なので

今後はひらがなで表示します

秋蘭は秋蓮に

流琉は今後どうなるのか・・・

魏に戻るのかそれとも劉備軍(一刀)に来るのか・・・・

展開はまだまだ未知数だから面白い(頭使いますが)

とりあえず劉備軍の将を整頓します

桃香

愛紗

鈴々

朱里

雛里

かすみ

斗詩

華雄

しあ

秋蓮

そういえば・・・・白蓮と馬超出し忘れていたな

まぁいいか

白蓮・馬超「「よくない!私たちを出せ!!」」

 


 
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