昨日、荀彧は泣いていた。
“なんで言わないのよ! なんでそんな顔するのよ!”
目に涙をいっぱいためて、荀彧はそう言った。あんなふうに感情をぶつけてくる荀彧を見たのは、昨日が初めてだった。
“自分だけで抱え込んで、なに格好つけてるのよ! あんたは手紙に嘘を書いたの!? これだから男は嫌なのよ!”
荀彧が言葉を発するたびに、あふれた涙が頬を伝って、その滴が床に落ちて行った。俺はその涙をぬぐうことも、荀彧に近づくことも出来ず、走って出て行った荀彧の背中を、震えていた荀彧の背中を追うことも出来なかった。
そんな自分が悔しくて、ついさっき荀彧を守ろうって決意したのに、目の前で泣いていた荀彧に触れることも出来なかった自分が不甲斐なくて、その日は眠れなかった。
次の日、荀彧は政策決定局の執務室に来なかった。
いつもなら荀彧から再提出を命じられた書簡が足されているはずなのに、俺の机の上に積まれている書簡は、昨日仕事を終えた時と同じ量のままだった。いつもならそれはうれしいことのはずなのに、その日はそれがひどく悲しく思えた。
(とにかく、今は出来ることをやらないと。赤壁までは時間がなさそうだし……)
そう思って自分の机に座るけど、広げた書簡に書きこまれた荀彧の字を見るたびに、昨日の泣いていた荀彧が思い浮かんで、すぐに手を止めてしまった。
“なんで言わないのよ! なんでそんな顔するのよ!”
涙を流す荀彧の顔と一緒に、またあの言葉が頭の中に響いた。
(荀彧は、俺が何を言おうとしていたのか分かっていたんだろうか? それとも、俺が何かを言わなかったことに怒っていたんだろうか?)
そのどちらにしても、荀彧が俺のことを考えてくれていたということには間違えがなくて、泣かしてしまったという罪悪感と、何も出来なかったという悔しさとともに、少しのうれしさを感じた。
(荀彧がどんな気持ちだったにせよ、俺のことで泣いてくれた。それだけで十分じゃないか。自分の好きな人が、自分のことで涙を流してくれるって、それは幸せなことだ)
そう思うと、ふと気が楽になった。
(昨日までは悲しんでくれるかが不安だったけど、俺のことで泣いてくれるんなら、それで十分だ)
そう思った俺は、引き出しから紙を取り出した。
「……遺書をこんなに早く書くとは思わなかったな」
『 荀彧様へ……』
俺は、いつもと同じように手紙を書き始めた。
桂花視点
華琳さまのもとにお仕えし始めてから初めてずる休みをした。
昨日の夜から泣き続けて、ひどい顔になってしまったのをあいつに見せたくなかったのもあるけど、それ以上に、あいつになんて言えばいいのかわからなかった。
“曹操さまに気に入られるためかい? それとも……”
あいつはあの後に何を言おうとして、なんでそれを飲みこんで、どうしてあんな悲しそうに笑ったのか。
ずる休みをして、昼間からくるまっている布団の中で、私はそのことを考えていた。
(なんで私があいつに会いに行ったのか。なんで昨日あいつの部屋まで行って、華琳さまに聞かれた時の対応を指示しに行ったのか。もしかしたら、それが聞きたかったんじゃないかしら?)
もしそうだとしたら、私の答えは1つしかない。
(華琳さまに気に入られるために、あいつに本当のことを話すなって言った訳じゃない。私は……)
その答えが、私の気持ちなのかも知れない。
(私は、あいつを、北郷一刀を死なせたくなかったから。生きてほしいと思ったから。だから本当のことを話すなって言った)
あいつへの気持ちが本物かどうかを確かめるまで、少なくともそれまでは生きていてもらわなきゃ困る。昨日まではそう思って、自分の気持ちを納得させていた。
(けど、私は本当にあいつを切り捨てることが出来るの?)
“確かめるまでは”と言って、自分の気持ちに気付くことを先延ばしにしているだけで、本当はもう自分の中で結論が出ているんじゃないのか。
(あいつが死ぬことを、私は望んでなんかいない。死んでほしくなんかない。死んでもしょうがないだなんて、思ってない)
これが私の本当の気持ちなのかも知れない。確かめるまでは生きていてほしいとか、そんなのはただの誤魔化しで、本当はずっと生きていてほしいと思っているんじゃないか。ずっと私のことが好きだと、ずっと私のそばにいたいんだと、そう言ってほしいんじゃないか。
けれど、その思いは私のもう一つの思いと逆行する。
(華琳さまに天下を取っていただく。そして、腐った世の中を変えていただく)
華琳さまは私にとって理想の君主様だ。君主様としてだけじゃない、人としても華琳さまは私の憧れだ。美しいお姿。明晰な頭脳。高い理想。そしてそれを実行するための毅然とした意思。どこをとっても、華琳さま以上の人はいない。そう断言できる方だ。
それだけじゃない。この大陸を統一できるのは華琳さましかいらっしゃらないのだ。
劉備は、天下を統一するには考えが甘すぎる。理想を追い求め過ぎるあまりに、その理想を他の者にも強要してしまう。善良な人間だけの国ならばそれでもいいかもしれないが、善良な人間だけの国など存在しない。それでは、一つの国は治めることが出来ても、大陸を治めることは出来ない。
孫策は天下を治めることが可能だろう。けれど、孫呉はその存在の基盤があくまで江東にあり、その地域の平安を守るために乱世を終わらせようとしており、その手段として天下統一を目指している。つまりは、天下を治めることが目的なのではなく、江東の平安を守ることが目的なのだ。そのような目的で、果たして天下を治めることが出来るのか、私はそうは思わない。
そうした2人に対して、華琳さまは初めから天下を太平にすることを目的として行動をしていらっしゃる。高い理想と現実に存在する問題とを見極め、今できる最大限の努力をしていらっしゃる。善良であれ、不良であれ、天下に住まう民たちが平安に暮らせるようにするため、華琳さまは天下を取ろうとしておられるのだ。
そうであるからこそ、華琳さまに天下を取っていただければ、天下万民に平安がもたらされることになる。私はそう信じている。
そして、華琳さまに天下を取っていただくためには、赤壁の戦いで勝利していただくことが、もっとも簡単だ。
現在の3国の勢力関係でいえば、我らが曹魏は他の2国を合わせたそれよりも上だ。それは経済力・人口・軍事力などのすべてで、我が国が群を抜いていることが明確に示している。
けれど、もし赤壁の戦いで負けることなどがあれば、その勢力関係も崩れてしまう可能性が出てくる。そうなれば、華琳さまが天下を手にするまでかかる時間が大幅に長くなってしまう。天下統一までの時間がかかればかかるほど、乱世が続けば続くほど、民たちは苦しみを味わうことになる。
無為に民たちを苦しめるのは、為政者の罪だ。
では、一刀を、一人の人間を助けるために、数百万の民により長い苦しみを強いることは罪になるのだろうか。
(私はあいつを死なせたくない。けれど、あいつ一人のために、私は何人の命を奪うことになるのかしら)
乱世が長引いたがために死ぬ者、勝てる戦で負けたために死ぬ者、私のことを好いてくれている者を救うために、私は顔も知らないそれらの人たちを殺すことになる。
(それでもいい。顔も知らない奴のことなんて知ったことじゃないわ。あいつが生きてくれるなら、それでもいいじゃない)
私の中には、そう思う私が確かにいた。
でも、それをしてしまったら民たちを苦しめると同時に、華琳さまに対する裏切りにも成るのではないか。
華琳さまに全てをささげると、身も心もすべては華琳さまのためにあると、私はそう思いながら華琳さまにお仕えしてきた。それは華琳さまが私の理想の方であるからとか、華琳さま以外に、この大陸を統一できる方がいないからなどと言った理由があったからだけではない。
(私は華琳さまに恋を、いえ華琳さまを愛しているんだわ)
私が求めるものを全て備えた女性。それだけじゃない、華琳さまは私を愛してくださっている。部下として、軍師として、女として、華琳さまは私を愛でてくださっている。
一刀を助けるために歴史を変えないということは、その華琳さまを裏切るということになるのではないか。
私の心と体は全て華琳さまに捧げている。つまり、私の知識は華琳さまのために使われるためにあるのだ。
私の頭の中に、華琳さまが赤壁で敗れると言う筋書きがあるのに、それを事前に防がないということは、華琳さまに全てを捧げると言うことを裏切るということになるのではないのか。
(あいつを、一刀を死なせたくない。でも、華琳さまを裏切りたくもない)
華琳さまの覇道のためにすべて捧げると誓ったこの私が、たった一人の男のために、その他の多くの人の命を犠牲にしてまで、華琳さまを裏切ることが出来るのか。
その答えを出そうと、どちらかを選ぼうと、私はずっと考え続けた。
一刀視点
「北郷。入るぞ?」
荀彧への手紙を書き終え、何度もその文面を読み返していた時、ふと外から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「か、夏侯淵さま!? ちょ、ちょっと待ってください!」
自分の部屋と言う訳ではないけど、書き損じた手紙で室内が散らかっているのは不味いと思った俺は、読み返していた手紙を慌ててしまい、部屋を片付け始めた。
「いや、お前に会いたいというお方がお待ちなのだ。すまんが、すぐに出てきてくれるか?」
扉の外から夏侯淵さまがそう言うのを聞いて、俺は思わず手をとめた。
(夏侯淵さまが“お方”なんて呼ぶって人は、この国に2人しかいない。……もしかして、昨日荀彧が言っていたことがさっそく起きたかな?)
そんなことを考えた後に、俺は書き損じた手紙を集めて自分の机の引き出しに突っ込み、急いで部屋を出た。
「すみません。遅くなりました」
そう言って俺が外に出ると、夏侯淵さまは少し苦笑いをしながら答えた。
「今回は私だったから良いが、もし姉者が呼びに来ていたら、出てきた瞬間に切られていたかもしれんぞ?」
少し冗談まじりそう言う夏侯淵さまに頭を下げながら、俺はもう一度謝った。
「すみません。書類とかを出しっぱなしにするのは不味いと思ったので、それを片づけるのに手間取ってしまいました」
手紙を片づけていたとはいえず、俺はそう言って誤魔化した。
「ふふ、まぁいい。それより今回は華琳さまが……いや、曹操さまがお前をお呼びだ。急いで玉座の間に行くぞ」
俺の予想通り、曹操さまからの呼び出しだった。
「曹操さまが!? なんで俺みたいな下級文官をお呼びになったんでしょうか?」
内心ではそんなに驚いていなかったけど、それでもそれがばれないように、俺は驚いたふりをした。ここで落ち着いていては、事前にそのことを予測していたのではないかと、変に疑われてしまうかも知れない。それが荀彧へと飛び火してしまえば、荀彧の印象が悪くなってしまう。
「いや。お前が荀彧の部下になったことに少し驚かれたのだろう。知っての通り荀彧は男嫌いだったからな。自ら進んで男の部下を持ったとなれば、その部下がどんな男なのか、曹操さまも気になるのだろう」
少し早足で玉座の間に急ぎながら、夏侯淵さまがそう説明してくれた。
「そ、そうですか……。俺は何を聞かれるでしょうか?」
荀彧の予想通りだったけど、夏侯淵さまからも話を聞いておいた方が、いざという時にぼろが出ないような気がした。
「さぁな。だが、荀彧は曹操さまも信をあつくする我が国きっての軍師だ。その軍師が部下にした男なのだから、それ相応の質問はされるだろうな」
そう話す夏侯淵さまを横目で見ながら、俺は自分に気合を入れ直した。
(ここでぼろを出すわけには行かない。荀彧のためにも、しっかりと対応しないと……)
そんなことを思っていると、ふと夏侯淵さまが話しかけてきた。
「だが、そんなに気張ることはないと思うぞ? 北郷の仕事は、私から見ても十分に評価されるものだったからな。数は少ないとは言え、警備隊での経験を生かした政策案などはなかなか目を見張るものがある。自信を持って自分のことを話すといい」
ふと、そんな言葉をかけられたので、俺はびっくりして夏侯淵さまの方を見た。
「まぁ、桂花に恋心を抱いているというのは、言わない方がいいかもしれんな。曹操さまはああ見えて独占欲のお強いお方なのだ」
そう言って微笑む夏侯淵さまに、俺はふっと肩の力が抜けた。
「……はい。貴重な助言、ありがとうございます」
俺がそうお礼を言うと、夏侯淵さまは笑った。
「ふふ。礼には及ばんさ。私としては、お前と桂花の恋路をまだまだ見ていたいのでな」
笑いながらそう話す夏侯淵さまに、俺は心からの感謝の気持ちを込めてもう一度お礼を言った。
「ありがとう、ございます……」
俺がそう言ってからしばらくして、曹操さまの待つ玉座の間に到着した。
「お前が北郷一刀か」
玉座に座ったままの曹操さまがそう俺に話しかけた。俺は頭を下げたまま答えた。
「はっ」
頭を下げたままでも、曹操さまが放つ威圧感がひしひしと感じられて、まだ名前を聞かれただけなのに、冷や汗が出ていた。
「お前は東方より海を渡ってこの大陸に来たと聞いているが、それは本当か?」
俺はなんとか気力を振り絞って、曹操さまの問いかけに答えた。
「……はっ」
曹操さまが放つプレッシャーが、たったそれだけの言葉を言うのを難しくしていた。
「お前が以前に出した政策案は見させてもらった。治安向上に関する政策案もそうだが、印刷機というものの開発においても、お前の発想は私たちのそれは少し視点が違うようだな。それも東方から来たからか?」
「……」
すぐには回答出来なかった。
(もしかして曹操さまは、俺が東方から来たということを疑っているのか?)
俺が東方から来た人間であるなら、育った環境が大陸とは違うということになる。そうした違いによる、物事に対する視点の違いはもちろん考えられる。けれど、ここでそう言ってしまうと、俺のような考え方は東方では一般的なものということになってしまう。
(ここは、あくまで俺個人のことにしておかないと、後々の話でぼろが出てしまうかも知れない)
そう結論を出すことが出来た俺は、大きく息を吸ってから、曹操さまの質問に答えた。
「……いえ。私が故郷にいた時は、周りの人間に“お前の考えは変だ”と言われておりました。なので、故郷から大陸にやってきたから、というわけではないと思われます」
「ふむ」
どうやら、今の回答で良かったようだ。顔を上げていないので、曹操さまがどんな表情をしておられるかはわからないが、それでも、東方のことについて、それ以上追及されなかったということは、恐らく今の回答で正解なのだろう。
そんなことを思いながら次にくるだろう質問に身構えていると、扉の開く音がした。
――ガチャンッ
「失礼いたします」
顔を上げていいのかわからなかったため、俺は音だけで何が起こったのかを読み取ろうとした。足音が曹操さまの座る玉座へと近づいていった。
「……そう。やはり断ったのね。出立の準備は?」
曹操さまの声が、わずかに聞こえてきた。
「はっ。いつでも出立できます」
先ほど入ってきた人と同じ声で、そう答えるのが聞こえた。
「ならば、2日後に出立するわ。全軍にその旨を伝えなさい」
「はっ」
そうした声が止むと、先ほどと同じ足音が扉の方へと向かって行った。
(出立? まさか……)
俺がそう思っていると、曹操さまが俺に話しかけた。
「北郷一刀」
「はっ」
「お前にはまだ聞きたいことがあるが、状況が動いた。この続きは、孫呉を滅ぼした後にするとしよう。文官であるお前は戦に行かぬが、日々の職務を全うし、よりよい政策案をつくれるよう努力せよ」
「はっ」
俺がそう答えると、玉座からおりる足音がした。その後しばらくすると、扉が閉まる音がして、玉座の間は沈黙に包まれた。
「……北郷、もう頭を上げてもよいぞ」
少ししてから、夏侯淵さまがそう声をかけてくださった。
「はっ。……夏侯淵さま、先ほど曹操さまが言っていた出立というのは、まさか……」
「あぁ。孫呉への出立だ」
孫呉平定のための出立、それはつまり赤壁の戦いへの出立ということだ。
(曹操さまは2日後に出立って言っていたな。そうなると、もしかしたら荀彧にはもう会えないかもしれない)
そう思った俺は、夏侯淵さまの方を見た。
「夏侯淵さま、一つお願いがあるのですが……」
桂花視点
ずる休みをした日の夜、私の部屋に風が訪ねてきた。
「呉の孫策さんがこちらの降伏要求を断ったので、明後日に出立をするということが決まりましたよー」
「……そう」
「それとですねー。今日の午後に、華琳さまが北郷さんをお呼びになりましたよー」
「なんですって!?」
風の話しに思わず大きな声を上げてしまった。
「おうおう。気になるのは分かるが、あんまり大きな声を出すんじゃねぇよ」
風の頭に乗っている宝慧が、そう言って反論した。
「わ、悪かったわ。それで、どうだったの?」
「それがー。特に進展もないまま、孫策さんからの降伏拒否の報告が来たようでしてー」
それを聞いた私は、ふっと体から力が抜けた。
「そ、そう……」
風の話しに安心した私は、しばらく黙っていた。
(よかったわ。これで赤壁の戦いが起こってしまえば、あいつの正体が華琳さまにバレてしまっても、あいつが大局に逆らうようなことはなくなるはず……)
そんなことを考えていると、正面から視線を感じた。
「……っ!」
視線の先をみると、ニヤニヤとした顔の風が口に手を当てながら私の方を見ていた。
「桂花ちゃんは、よほどあのお兄さんが心配なようですねー」
風の言葉に、さっきまでの自分の行動を思い出した。
「ちちちち、違うわよ! あ、あいつが心配なわけ……」
心の中では、一刀のことを心配していたけど、そのことを風にそのまま話すことは出来なかった。
「そですかー。“あいつ”ですかー」
このまま話し続けては、何をしゃべらされるかわからなかった。軍略や政策のことなどで、風に言い負ける気はしなかったけど、この話題に関してだけはその自信がなかった。
「と、とにかく。明後日に出立するのね。わかったわ」
「おやおや。あの桂花ちゃんが話を変えてきましたかー」
「う、うるさいわよ! もう用事も終わったんでしょう? 早く自分の部屋に帰りなさいよ!」
少し声を荒げながら言う私の顔は、顔を赤くしていたらしい。
「ふむー……。そですねー。顔を真っ赤にしている桂花ちゃんを見るのも面白いですが、今は目の前の戦いのことを考えなきゃでしたねー」
「わ、わかったら、さっさと帰りなさいよ!」
そう言ってなんとか風を追い出した後、私は椅子に座りながら、風が来る前まで考えていたことをまた考え始めた。
(華琳さまと一刀。私はどちらを選べば……)
赤壁の戦いは、もう間近に迫っていた。
あとがき
どうも、お久しぶりです。komanariです。
まずは、前作から間があいてしまって申し訳ありませんでした。
言い訳的なものはあるんですが、とにかく遅くなってしまい、すみませんでした。
さて、お話についてですが、今回は一刀くんと桂花さんの絡みがありませんでした。
二人の心の動き的なものを書きたくて、こんな形になりました。
初めのころの予定では、13話ぐらいで完結するはずだったんですが、今の感じから行くと、
もう少しかかりそうな感じがします。
更新が遅いうえに、なかなか終わらない作品ですが、もう少しお付き合いいただければと思っています。
それでは、今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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お久しぶりです。
どうにか1月中に投稿しようと思っていたのですが、間に合いませんでした。
なんとか12話は書きあげたのですが、次はいつになることやら……。
と、そんな感じですが、読んでいただければ幸いです。