呂布を退けてからはや一ヶ月。呂布は劉備の元に逃げ延び、劉備に呂布の引渡しを再三要請するが、劉備はこれを拒否。
そのため呉は劉備を攻める口実が出来たとして、劉備を攻めることになり軍の準備を進め、攻める前に使者を送ったが、結果は交渉決裂。
その事で蓮華は将を皆、玉座に集めて軍議をしていた。
劉備と呂布を倒すのは良いが、曹操の動きも心配になっていたのだ。亞莎が曹操の動きについて色々意見を言い、皆に褒められていると……。
「ふっ、頼もしい限り……、こほっ、こほっ……」
冥琳が咳き込んだのだ。
「ん? どうした冥琳。風邪か?」
蓮華が冥琳を気にかける。
「どうやらそのようで」
(あの咳……風邪の咳じゃない……)
「今、お前に倒れられるわけにはいかん。……養生してくれよ?」
「……私もまだ倒れるつもりはありませんよ。ご心配なく」
「ならば良い。……では各員、出陣準備に急げ」
『御意』
蓮華の命令により、皆が各持ち場に向かうが……。
「一刀……少し、付き合って欲しいのだけど……」
「いいけど、どこか行くのか?」
「ええ。……母様と姉様のお墓参りよ」
「………わかった……」
蓮華は城門の前で待つとして、一刀は準備を終えて蓮華と共にお墓参りに向かった。
蓮華が墓に着くと、孫堅の墓の前に立つ。
「母様…呉はここまで大きくなりました。これも全て姉様のお陰です。
姉様…もう少しで姉様の仇が取れます。…私を見守っていてください。
そして……その暁には、お二人が思い描いていた夢……天下統一の夢を実現させます。
そのあと、私は……」
蓮華は墓石を優しくなでて一刀の方を見る。
「?」
「いや、何でも無い。一刀も姉様に話しかけてあげて」
「ああ…。雪蓮。蓮華は俺が守る。約束もしたからね。この命に代えても必ず……。
だから雪蓮も蓮華のことを見守ってくれよ……」
一刀が雪蓮の墓に向かって親指を立てる。
「一刀……」
「と言ってもいくら仮面ライダーがあるからって、一人でやるのは難しいのは分かってるけど……」
「うん。あなたの考えてる事、私はしっかり分かってる。…ありがとう、一刀」
「お礼を言われる事なんてやってないよ。好きな人を守るのは当たり前なんだし…」
「っ!?」
一刀の発言に蓮華が少々戸惑いを見せる。
「俺は蓮華を守りたい。だからどんな事だってする。俺の姿勢じゃなくて、本当に守った事実の方が大事だと思うから……」
「……だから思春が居るってこと?」
「ばれてたのか?」
実は一刀は出て行く前に思春に頼んで、何人かの兵を墓の付近に配置しておいたのだ。もちろん蓮華には内緒で…。
「ふふっ…これでも将として生きてきた人間なんだからね。思春、姿を見せなさい」
そう言われて隠れていた思春が姿を現した。
「護衛の任、大義。…ありがとう、思春」
「はっ!」
「私もすぐに戻る。…思春は先に城に帰っておいてくれ」
「御意」
思春はそう言われると帰ろうとする前に一刀の耳元で小さい声で一刀に言う。
「北郷。蓮華様のことを頼む」
「ああ」
「では城に戻ります。蓮華様…お早くお帰りくださいませ」
思春はそう言って城に帰っていった。
「一刀」
「うん?」
「私を支えてくれる?」
「もちろん」
一刀が蓮華に向かって親指を立てる。
「うん。その言葉を聞けば、私はこれからも戦っていける。だから、一緒に居てね…一刀」
「ああ。ずっと一緒に居てあげる……」
一刀は蓮華の身体を抱き寄せた。
「愛してる…」
「私もよ…一刀……最愛の人……」
雪蓮達の墓参りを済ませた蓮華は、軍を率いて徐州に進軍を開始した。
「関羽、張飛、呂布、趙雲……そのほかにも優秀な武将が居る劉備達が相手、か」
「流石に緊張するな……(クウガ、ファイズ、キバ……どれでいくべきか……)」
「ええ。でも私は……今まで、感じた事のない興奮も覚えているの。
初めて、巨大な敵と相対する。…黄巾党の時も、南征の時も感じられなかった、不思議な高揚……」
「それが英雄というもの。雪蓮もそうだった。……恐らく、曹操も劉備も。英雄と呼ばれる人間同士が戦う時、英雄が持つ本能が沸騰するのでしょう」
(闘争本能ってやつか……)
「……怖いな、自分自身が。本能によってしまいそうになる」
「そうなった時は俺が止めるさ。蓮華があの時の俺を止めてくれたように……」
一刀の頭ではさっきまでのことのように思い出されるクウガアルティメットフォームでの暴走。それを止めてくれた蓮華の姿も……。
「ええ。そう信じてるわ、一刀」
「……ふっ。二人の間に一体何があったのやら」
冥琳が茶化す。
「なっ!? な、何も無いぞっ! 変な誤解するなよ冥琳っ!」
「ふふっ、誤解などと、良い事ではないですか。
公と私。英雄としての自分と、私としての自分。それを自覚してこそ、王という者……。
安堵しましたよ。ようやく北郷に対して素直になられた事に……」
「す、素直になど……なっておらん」
蓮華は頑なに意地を張る。
「恥ずかしがることじゃないさ」
「お、お前がそういう事を言うな!」
蓮華の真っ赤になった顔を一刀が笑いながら受け流していると……。
「斥候より報告です! 劉旗を掲げた軍団が、川向こうの丘に集結しているようです!」
明命が斥候の報告をしにきた。
「来たか。…各部隊、臨戦態勢を取れ! このまま前進して渡河し、劉備を一揉みに揉み潰すぞ!」
『応っ!』
呉軍が前進し、前方に劉備軍が見えるところまで来た。どうやら陣形を整えているようであった。
蓮華は好機と見て、渡河を指示し、兵達は進み始める。
しかし一刀は劉備軍を見て何か不審がる。
「何か…嫌な予感がする」
劉備軍は呉軍が動いているのにまだ軍を動かしていないのだ。
一刀はアークルを出してクウガの変身ポーズを取る。
「変身!」
左腰にあるボタンを押して、クウガに変身した。
「何かある……? 超変身!」
一刀はクウガマイティフォームからペガサスフォームにフォームチェンジする。
ペガサスフォームは視力、聴覚が人間の数千倍になるのだ。しかしその鋭い感覚を持つため、持続時間は50秒と短い。
それを越えると変身を解いた後の2時間(一刻)経たないとクウガに変身できなくなるのだ。
一刀はそのわずかな時間で考え、感覚を研ぎ澄ませる。
(俺が劉備だったら、何かしらの策を練る。それもこの軍にかなりの損害を与えるものを……)
一刀が川の様子を見てみると何かおかしい事に気づく。
(そうか! 川を使う気だ!)
一刀が急いで目の前にある川の川上の方にまで感覚を研ぎ澄ませる。
そこには関羽がおり、川を堰止めているものの破壊準備を兵達にさせていたのだ。
「まずい!」
一刀がペガサスフォームからマイティフォームに戻る。
「蓮華!」
「どうしたっ!」
「急いで兵を渡河を終わらせろ! 関羽が川上で川を堰止めてる! あいつらそれで水攻めをする気だ!」
「全軍、向こう岸まで駆け抜けろ!」
蓮華の指示で呉軍の兵が急いで渡河をする。関羽はその様子を川上から見ており、急いだ方がいいとして堰を切らせた。
「超変身!」
一刀が今度はドラゴンフォームにフォームチェンジして、ジャンプしてまだ渡りきってない兵士達を可能な限り助ける。
そして一刀がジャンプして向こう岸に兵を何人か渡らせた時、川の水がまだ残っていた兵士達を飲み込んだ。
「損害は!」
「一刀様が全軍を急がせてくれた事もあり、主力部隊に損害はありません! しかし後曲で渡河中だった輜重隊と予備兵達が……」
「案ずるな。主力部隊さえ無事ならば何とでもなる。……蓮華様。すぐにお下知を」
「ああ! 全軍、すぐに態勢を立て直す! 部隊の掌握に急げ!」
「はっ!」
呉軍は部隊の掌握に勤しんだ。それから少し経って……。
「部隊の掌握はどうなった!」
「兵の動揺が思ったよりも激しく、態勢を整えるにはまだ時間が掛かりそうです!」
「敵軍、突撃開始! 兵が駆け下りてきます!」
「敵軍先鋒、旗は陳と深紅の呂旗!」
「呂布かっ!」
「だったら俺が呂布を食い止める! 皆は態勢を整えてくれ!」
「待て北郷! わしもいくぞ!」
「祭様、私も行かせてもらいます」
一刀、祭、冥琳が呂布軍の足止めをする。
「ちょっと借りるよ」
兵士から槍を借りた一刀。槍はドラゴンフォームに反応してドラゴンロッドに姿を変えた。
「いくぞ!」
一刀はドラゴンフォームの特性のジャンプ力の高さで敵を翻弄しつつ、ドラゴンロッドで敵をなぎ払う。
祭や冥琳の協力もあり、呂布軍を退け、そのまま前進していく。
その動きに合わせるように劉備軍本隊は前進してきた。
「超変身!」
一刀は次にタイタンフォームにフォームチェンジ、ドラゴンロッドがタイタンソードに姿を変えた。
「全軍、突撃ーーーーーーーーー!」
蓮華の号令と共に呉軍は突撃、一刀も突撃して行く。
「うおおおおおおりゃああああああ!!」
一刀はタイタンソードの刃が鋭くない方で敵兵を斬る様に倒していく。
タイタンフォームの装甲は硬く、並みの剣や槍や矢ではその装甲を傷つける事は出来ない。
そして呉軍は劉備軍の戦線を崩した。
蓮華達が決戦を挑もうとしていた時、突然斥候がやって来た。それは何と曹操が国境を越えて攻めてきたのだ。
ちなみに曹操軍が居るのは蓮華達が居る場所から五十里。一週間ほどで来れる距離である。
「どうする、権殿。このままでは劉備ごと、我らも曹操の大群に飲み込まれるやも知れんぞ」
「どうもこうも、今、攻撃の手を緩めるわけには……」
そんな時、冥琳が提案を出す。
「蓮華様! すぐに劉備へ停戦の使者を出すのです! そのまま同盟の締結に向けて交渉しましょう!」
「なにっ!?」
「ここは冥琳の言う通りにしたほうが良い」
変身を解いた一刀も冥琳の意見に賛成する。
「どういうこと?」
「このままだと曹操に各個撃破される。けどそれよりも怖いのは劉備と曹操が手を組む可能性があることだ。
このまま劉備と停戦せずに戦えば、劉備は時軍を守るために曹操と手を組む可能性がある。そうなると俺達は戦場で孤立する。
仮にこの戦場を離脱出来ても、呉の領土は曹操と劉備の領土に包囲される。そうなるとかなり不味いことになる。
だから今は劉備と停戦、同盟を締結して連合を組んで、曹操の攻撃を跳ね返すしかない」
「北郷の言うとおりです。更に言えば、劉備を取り込むのは今この機会しかない! 蓮華様……ご決断を!」
「し、しかし…奴らがそれを受け入れるか…」
「私が行きます。必ずや説き伏せて参りましょう」
「俺も行った方が良いだろう」
「そんなっ! 一刀が行く必要など無い!」
「いや、ある。…こんなときこそ、天の御遣いって言う虚名が役立つ。それに冥琳にもしものことがあったら仮面ライダーの俺が対応が素早いだろうからね……」
「良いのか?」
「当たり前だ。雪蓮はこう言うときの事も考えて保護したんだろ。俺の役目の一つくらいきちんと果たしてやるよ」
「分かった」
「待て! 私はまだ許可してないぞ!」
「蓮華!」
「っ!?」
一刀が怒鳴るように蓮華の名を叫んで、蓮華は怯む。
「今は大局を見てくれ。俺の命よりも、もっと大勢の命が掛かってるんだ。
俺なら大丈夫だ。いざとなったらまたクウガかキバになって切り抜ける。だから安心してくれ……」
「でも……」
「大丈夫だから……」
蓮華はとうとう観念した。
「…分かった」
「ありがとう。…じゃあ急ごう、冥琳! まだ距離があるとは言え、時間が惜しいからな!」
「ああ!」
そして二人は劉備軍のところに向かった。
その頃劉備軍にも曹操軍がやってきたことについて皆で話し合っていたところだった。
そこに冥琳と一刀がやって来た。
「反董卓連合以来、か。久しぶりだな」
「貴様……周瑜っ!?」
関羽が冥琳の顔を見て嫌な顔をする。
「そうだ。私が来たという事は…どういうことか分かっているだろう? 諸葛孔明」
「曹操さんとは相容れず、という事ですか」
「そういうことだ。…お前達はどうだ?」
「……半ば同意、半ば疑問、というところですね」
「ふっ……慎重だな」
「え、ええと~……二人して何の話?」
劉備は冥琳と諸葛亮がどんな話をしているのかわかっていない。
「和平交渉の話だ!」
一刀が怒鳴るように劉備に言う。
「あれ? あなた、どこかで……」
「俺も一応、反董卓連合の時に君と会ってるんだけど……」
「え……そうでしたっけ?」
「覚えてないなら思い出させてあげるよ。俺は天の御遣いと呼ばれてる人間だ」
「天の御遣いって……ええっ!? 管輅ちゃんの占いに出てきた人っ!?」
「そうだ」
「この戦乱を収めるって言われてるあなたがどうして孫権さんのところへ?」
「天命……かな」
「天命…。ならこの戦乱を孫権さんが収めてくれるんですか?」
「それはわからんが、俺はそう信じる」
「そうなんだ…」
「当然だ。……それは劉備殿もそうではないか?」
「はい。私も、力の無い人達が笑って暮らせるようにって。武器を持って立ち上がったんです」
「そうね。だからこそ、今は和睦するべきだと思うのだけれど」
「貴様たちから戦を仕掛けておいて、今更和睦など……どの口から言うのだ!」
関羽がそこに突っかかってきた。
(その戦を仕掛けるきっかけを作ったのはそちらだろ……)
一刀は関羽の言葉を聞いて怒りを覚える。自分達があまりに身勝手だろうが、それは劉備達も同じ。それを分かっていない事に……。
それでも冥琳は言葉を続ける。
「確かにな。だが他領を侵略し、自国を拡大していく事は天下統一を志す英雄にとっては当然のこと。
そして状況によって和平を申し出する事もまた然り……特に巨大な敵が動き出した今となってはな」
「曹操か……」
「そうだ。この大陸に残っている英雄は、我らが王、孫権。北方の巨人、曹操。そして徳高き劉玄徳。…後は英雄とも呼べん小者ばかりだ」
「だから? 何が言いたいんだよ?」
「これが最後の機会だと言いたいのだよ。…両陣営が孫策のいた頃に戻れるのならば、曹操とて恐るるに足らずだ」
「同盟のご提案……ということですか?」
「そういうことだ」
「何を今更! つい先ほどまで殺し合いをしていた人間と同盟などとっ!」
(手前……)
関羽が気に入らないのか、一刀がまたクウガアルティメットフォームになろうかと考える。
(落ち着け……。俺はもう決めたんだ。憎しみの力でアルティメットフォームを使わないことを……)
一刀が拳を強く握り締めてこらえる。
「……関羽よ。冷静になってよく考えてみろ」
「何をだ?」
「劉備には自ら望む世界があって、その世界に共感したからこそ、お前達は劉備に付いていくのだろう?」
「当然だ」
「その劉備が目指す世界が、今、まさに叶わぬ夢になろうとしているのだよ」
「…我らが呉との同盟を拒否し、曹操と同盟したとて、桃香様の夢が潰える確証は無かろう。貴様の言っている事は詭弁では無いか?」
「ほお…詭弁と思うか。では問おう。貴様は曹操に付いた方が良いと考えるのか?」
冥琳が趙雲に問う。
「………」
「自分で考えてもいない事を根拠に、私の言葉を否定しないでもらいたいな」
「しかし! 星の言葉も尤もなことではないか!」
「ふむ……お仲間はこう言っているが、諸葛孔明。お前はどうなのだ?」
「曹操さんの覇道の行き方を考えれば、残念ながら、周瑜さんの仰るとおりになるでしょうね」
「なにっ? どういうことだ朱里?」
関羽が諸葛亮に尋ねる。
「曹操さんは己一人の考え、そして理想のみを正義とし、天下統一を推し進めていく英雄だからです。
だから曹操さんが天下を取ってしまえば、桃香様の理想や夢は、霧散してしまうでしょう……」
「つまり、曹操さんは私のこと、認めてくれないってこと?」
「はい……」
「曹操はそうだろうが、俺達は違うぞ。形がどうあれ、天下を統一し、民達が平和に暮らせる世の中がくれば良いんだ。
だから天下を二つに分ければ良い。大陸を二分して、孫権と劉備で治めれば、平和の実現をすることは可能なはずだ」
「天下を二つに分ける…そうか、そんな考え方があったんですね!」
「互いが仲良くやっていけるなら可能だろ? 孫策がいたころは、俺達は仲良くやっていたんだから」
「だから考えて欲しいのだ。曹操に付くか。我ら呉に付くかを。どちらに付いた方が、劉備の夢の障害とならないのかを……」
「朱里ちゃん…」
「はい。呉と同盟を組みましょう」
「朱里はこの二人の言を信じるというのか?」
諸葛亮はその問いに答える。そう考えると不利ではないとの事。
そして劉備軍と呉軍は曹操軍をある策で倒すために赤壁で迎え撃つ事になった。
(次で本当の終わりなのか……?)
一刀は空を見上げる。その空にはまだ昼間だが、上弦の月が姿を見せていた。そしてアギト、電王、キバの紋章が映し出されている月を一刀は見るのであった。
おまけ
作者「いよいよ佳境と言うか終わりが見えてる仮面ライダー×真・恋姫†無双 呉編 第8章」
一刀「もう終わりか」
作者「呉編は普通に話が短いからな」
一刀「それにしても前回を投稿してからそんなに時間経ってないだろ」
作者「それは気分の問題だ。それとあと呉編は二つしかないからね」
一刀「本当に短いな」
作者「そう言えば前回のコメントで『ファイズブラスターは人工衛星が必要』ってあったけど、まああまり細かいことは気にしないで欲しいと言うのが本音です。
それにPS2の無印恋姫でも華琳が恐ろしいことしてるし、それを考えると自然なことと言うことで…」
一刀「まあ、あれは怖かった」
作者「とまあ色々あって次回は事実上の戦いの最終回だな」
一刀「そう言えばこの章の最後に何か意味深な事が書いてあったが…」
作者「それはあれを見てればわかると言う、不親切設定だ」
一刀「ひどいな」
作者「最近の戦隊ものがそうでしょ…。それでは…」
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基本的には真・恋姫†無双の呉ルートの話ですが、もしも北郷一刀が仮面ライダーの力を手に入れたらという妄想から生まれました。
そして流れも基本的に原作のままですが、仮面ライダーの力があるためセリフや一刀の態度が違うところや話そのものが大きく違うところも出てきたりします。
そのためそんなの嫌だという方は閲覧をご遠慮願います。