オリキャラ紹介
諸葛瑾 子瑜・・・・・・軍師兼武将・・・軍師〈武将
真名・・・・・・・・・・・・・氷花(ひばな)
使用武器・・・・・・・・・藍色の手甲・脚甲の青嵐と双剣に転じる事も出来る旋棍(トンファー)の旋烈(アルブレードのブレード・トンファーみたいなものとお考えください)。
一人称・・・・・・・・・・・ボク(オフ状態)と私(オン状態)
備考・・・・・・・・・・・・・頭もよく武も優れ、一刀の智の面で補佐を務める。好物は肉まんで、のどかな昼下がりに河原で食べるのをこよなく愛する。一番尊敬する人物は一刀。
また、基本的に仕事中は自身の事を「私」と呼び、髪の毛をまとめ上げてポニーテールにしている。
ちなみに、皆様ご存知の朱里こと諸葛亮の実の姉。雛里こと鳳統とも旧知の中で妹同然の関係。
戦においては、殆どの場合、青嵐を用いて戦う。旋烈は身につけてこそいるが普段は、腰裏に下げたままで、余程の事がないと使わない。
賀斉 公苗・・・・・・・・武将で氷花の親友。
真名・・・・・・・・・・・・・燕(つばめ)
使用武器・・・・・・・・・両剣の双縁・焔澪(そうえん・えんれい)赤と青の刀身の二刀一対の剣で赤い剣が焔(ほむら)蒼い剣が澪(みお)
一人称・・・・・・・・・・・つばめ
備考・・・・・・・・・・・・・氷花の親友の少女。一刀の人となりを見て、心から惚れてしまう。氷花と同じく一刀の隊で武の面で補佐を務める。独特の雰囲気と何気なくでる辛口コメントが災いして、異性として見られる事がほとんどない。そのせいか、一刀の女の子扱いにしょっちゅう戸惑っている。
隠れた趣味として料理、裁縫という女の子らしい一面を持つが、表立った趣味は読書。
両剣を用いて戦う様は、まるで舞うかのような典雅さを兼ねそろえている。
~真・恋姫✝無双~ 孫呉の外史1-1
黄巾党の暴動が各地に飛び火し、漢王朝がようやく、重い腰を上げたのだが、所詮は腑抜けの集まり。黄巾党の数の多さと自分達の腑抜けさが、いい具合にかみ合って見事に惨敗。結果として黄巾党の勢いをより増長させるだけに終わった。
しかし、そんな最中に、各地の諸侯が次々とその活躍を飛躍させていた。
許昌の曹操、河北の袁紹幽州の公孫賛そして、義勇軍を結成しその名を広めた劉備。
諸侯の目覚ましい活躍により、黄巾党がその力を失いつつある中、袁術の使者がやってきた。
袁術の笑えない命を携えて。
――場所は荊州は袁術の城。
「――というわけなのじゃ。孫策よ、お主たちならば賊ごときの烏合の衆、蹴散らすことくらい容易かろう」
――一瞬、本気でこの場で殺してやろうかと思った。
黄巾党の本隊を叩け?なにそんな〝お使いに行け〟みたいな軽い感じでとんでもない事を言ってくれるのかしら。
「幾ら私達でも本隊を相手にするのは無理よ。兵力に差があり過ぎるもの」
「な~んじゃ、民に〝英雄〟などと祭り上げられておいてそれくらいの事も出来んのか?」
自制するのもそろそろ限界になってきた。ごめんなさい。本当に駄目かもしれないわ。
「祭り上げられても、兵力はどうしようもないのよ。ま、旧臣を集めていいのなら・・・それも容易いでしょうけど」
「なんじゃ、そういうことならば呼び寄せるがいいではないか。認めてやるから早う出陣せい」
「・・・・・・了~解。袁術ちゃんはどうするの?」
「朝廷の命があるからの。妾たちも出るぞよ。の?七乃」
「はい~。私たちは万全の準備を整えた後、西の方にいる別働隊を叩きますから。お強い孫策さんたちは北の方で本隊を叩いてくださいね。あ、それとですね。私達の方が安全でしょうから、〝尚香さん〟はこちらでお預かりしておきますね」
「・・・・・・わかったわ」
「頑張って名声を上げるがよいぞ。吉報も期待しておるからの」
あからさま過ぎてイライラする。ともあれ、旧臣を集めていいというのなら、これはいい機会だ。不満も苛立ちも今は飲みこむとしよう。
心の内に負の感情を抑え込み、孫策は袁術の元を去っていった。
「なんか、強烈に嫌な予感がする」
冷汗を一筋流して一刀は呟く。次の瞬間、凄まじい気迫を感じて振り返ってみると、そこには修羅が一人。
孫策伯符――雪蓮だ。しかも、その視線は、ガッツリと一刀を捉えている。
「ちょ、ちょちょ・・・あの、雪蓮さん!?」
「冥琳達は?」
「皆だったら休憩所の方だと思うけど・・・雪蓮、大丈夫?」
「あんまり大丈夫じゃないわね。でもありがとう、心配してくれて・・・一刀は、これから警羅?」
「うん、門の方に氷花と燕を待たせてるんだ」
「そう・・・行っていいわ。教えてくれてありがとう」
ぎこちない笑みを浮かべて雪蓮は一刀を見送・・・ろうとして。
「雪蓮!」
「?」
少し離れたところで呼びとめられた雪蓮は何かと振り返ると。
「何があったかはわからないけど、雪蓮は笑ってる方がずっと綺麗だと思うよ」
「!!」
一瞬で顔を真っ赤にした後、無言でそのまま行ってしまった。
「俺・・・ひょっとして悪いこと言ったのかな?」
――後にその事を氷花と燕に話してみると。
「一様、私の知る限り、そんなことを本気で聞いてくる方は、一様が初めてです。」
「かずとは・・・・・・本当に打算なし。いいのか、悪いのか・・・う~ん、わからない」
二人の中での自分の評価が非常に気になった一刀であった。
それから程なくして、
「――黄巾党の本隊を叩け。だそうよ」
「伯符、なんの冗談だそれは・・・」
表情を険しくした冥琳が問うてきたのを、雪蓮は「冗談に聞こえる?」とサラリと流した。
ますます表情を曇らせる。
「しかしの、策殿。黄巾党本隊と儂らでは兵力が話にならん」
「そうですね~。黄巾党は二十万を超えてますし。私たちだけでは流石にまずいですよ」
「穏の言うとおりだな。策、どうするつもりだ」
「旧臣達を集めるわ」
雪蓮の一言に全員の目が点になった。それに対し、雪蓮はしてやったりといった顔で、嬉々としている。
「袁術が認めたのか?」
「・・・あやつ、本物の馬鹿であったか」
「黄蓋様、〝あやつ〟なんていったら袁術さんがかわいそうですよ。張勲さんも加えてあげませんと」
「違いないな。しかし、権だけではく、興覇に幼平・・・ふむ、それなら兵力の問題はどうにかなる・・・が、策」
「・・・袁術ちゃんの方よ。〝私達の方が安全〟らしいわ」
「・・・・・・そうか。あからさまだな」
「今は黄巾党の方に専念しましょ。冥琳には軍策の方を任せるわ。穏は使者の選定と兵站の準備を。祭と母様は軍編成を。あ、一刀も使うからそのつもりでいて。それと、合流は行軍中に行うから」
「心得た。では編成が済み次第、出陣しましょう」
冥琳の言葉に頷いた後、さらに言葉を続ける。
「いよいよ孫呉独立に向けての一歩を踏み出す・・・皆、力を貸してちょうだい」
雪蓮の言葉に、皆が小さな笑みを浮かべた後。
「は~い♪」
「当然だ」
「今更じゃの」
「ククッ・・・退屈せん時代になりそうだな」
この日、呉は〝独立〟への一歩を踏み出すのだった。
――「伯符、北郷を少し借りるぞ」
冥琳の一言に、首を傾げながらも、頷くのであった。
「俺が軍師・・・か」
「ふむ、頭の回転の速いお前は向いていると思うぞ。だが、お前は氷花と同じで武官よりだな」
隣に立つ冥琳がそんな事を言ってきた。
――俺はまた、戦場に立っている。自分と他人の命が懸かってる戦場に。
正直言うなら、逃げ出したい。だけど俺はもう人を殺めている。そして、俺がこの刀を抜く事で守れるものがあると知ってしまった。
そう、香蓮さんと二人で話したあの月夜の晩にそれを知って、覚悟を決めてしまった俺に、今更そんな選択肢に逃げるなんて真似は、もうできない。
そっと、愛刀の〝徒桜〟に手を置いた。
一瞬あった憂いの表情は消え、決意の色が確かにあった。
「・・・・・・」
それを、冥琳は何も言わずに見ていた。
それから。
「穏。蓮華達の合流は、どれくらいかかりそう?」
「兵を集めてから向かうとのことですから、少々時間がかかるとのことです~」
穏の台詞に雪蓮の表情が微かに曇る。
「そう・・・初戦は私たちだけで戦うしかないわね」
「さて、それで本隊は些か無理があるぞ。ま、諸侯が動いているようだからな。まずは出城に引きこもってる連中を引っ張りだすとしようか。な、冥琳」
香蓮の意見に、冥琳は溜息をついて「そうですね」と返し。
「香蓮様がいらっしゃると、時折、軍師としての自信を失くしそうになります」
「ククッ、周家の令嬢にしては中々、殊勝な事を言う。お前はあたし以上の賢人なんだ。もう少し凛としておけ」
バシバシと背中を叩く香蓮、これが中々痛いらしく、冥林の声が微かに曇りつつ、「ぐ、っぐ・・・」となってしまっている。
「その後に、各諸侯と足並みをそろえれば、本隊の方もなんとかなると思いますよ」
「なら方針はそれでいきましょ。ね、冥琳」
「・・・了承した。」
「痛かった?」
「そこそこな・・・」
手の届かない冥琳の背中を擦る雪蓮に、後ろから祭が声を掛けてきた。
「仲が良いのは結構じゃがの、そろそろ昼にせんか?」
「わ~い。お昼、お昼♪」
そのまま、兵を休ませ昼食へと移るのだった。
「あたしは一刀の所へ行ってくるんで後よろしく~♪」
雪蓮は冥林が何かを言おうとしたのを完全に無視してそのまま駆けて行く。その様子を見て冥琳はやれやれと溜息気を吐くのだった。
「・・・・・・ふむ」
握り飯を噛みしめて一刀が一息つく。
先程から食べてはそれを繰り返しているので、何事かと疑問に思った氷花がその事について尋ねてきた。
「いやね、味が薄いなぁって」
「行軍中の食事ですから、仕方がないと思うんですけど」
「これはこれで、充分に味があると思う・・・かずと、舌が馬鹿?」
燕さん、貴女は相変わらず言葉に飾りっ気が全くありませんね。気持ちがストレートに伝わってくる分、結構堪えるんですよ?
「ま、こればっかりは世界というか・・・文化の違いというか・・・ま、どうしようもないんだけどね」
「一様、ひょっとして・・・一様のいた世界というのは味付けが濃いのですか?」
「そ。ま、だいぶ慣れてきたんだけどね・・・完全とまではまだいかないみたい」
「不憫な舌。御使いはめんどくさい舌の持ち主」
そろそろ泣きそうになってきた。氷花さん、苦笑してないで助け船を出してください。
などとアイコンタクトをしてみると、それを感じ取ったのか氷花がこちらを見た。
――慣れてください。
その視線にはわかりやすい一言が込められていた。
「か~ず~と♪」
がばっと後ろから抱きついてきたのは非常に聞きなれた声の持ち主だった。
「雪蓮、あのちょ・・・」
背中に当たる至極の感触に早まる動悸。一瞬でも気を抜いたならば、理性の糸が跡形もなく焼き切れてしまう事間違いなし。
狼狽している一刀を余所に、この感触の持ち主である雪蓮は、遠慮なく一刀に抱きついたまま一刀の反応を楽しんでいた。
「で、結局本題は何?氷花と燕の視線が凄く痛いんだけど」
「顔真っ赤にしちゃって、可愛いんだから。で、本題はというと、貴方に妹がどういう子か話しておいた方がいいと思ってきたの」
「妹って二人いるよね?」
「そ、紹介するのは次女の孫権の方」
「ふむ、分かった・・・けどさ、なんで俺にその子の紹介を・・・・・・ああ、そういや俺は〝そういう役割〟もあったんだっけか・・・」
「あら?穏とはそこまでいっちゃたんじゃないの?」
「・・・・・・黙秘を行使します」
口をへの字にした一刀をしばらく見た後、大方の事情を察したのか、雪蓮はそれ以上の追及はしてこなったのだが、先程よりも一層、二人の視線が痛く感じるようになった。
「ま、そのまま聞いてくれたらいいわ。妹――孫権はね、まるっきり私とは逆の子。カタブツで融通が利かない。どこまでも真面目で、王族の在り方を呆れちゃうくらいに守ってる・・・真面目すぎてそんな性格の子。で、結局私が貴方に何を言いたいのかというと、あの〝超〟がつくほど真面目な性格のあの子を、しっかり口説いてねってこと」
とても軽く言い放つ雪蓮に対して一刀の表情は真剣そのものだった。
「それが役割の一つだってのは・・・充分に理解してるつもりだけど。」
「あら、何か問題でもあるのかしら」
「いや、そうじゃなくて・・・。俺は俺としてしか接する事は出来ないと思うんだ。だから、期待に添える事が出来るかどうか・・・ってね」
そんな事を真面目に言う一刀に雪蓮は大爆笑。氷花と燕に至っては、「「はぁ」」と息の合った溜息。
「あはははははは・・・・・・・あ~、一刀ってばそんな当たり前の事を真面目に聞くんだから 笑っちゃったじゃない。貴方にそんな打算的な行動が出来るわけないんだから、そんなこと一々考えなくていいの。一刀は自分で言った通り、貴方らしく接すればいいのよ」
それじゃあねとだけ言って雪蓮は去っていった。
雪蓮の言わんとする事が今一つ分からなくて、一刀は首を傾げるのだった。
「一様、別に深く考えなくていいんですよ?」
「そういう事は・・・・考えるだけ時間の無駄。それよりも・・・かずとはその舌を慣らす事に専念する事の方が・・・大事。食事のたびに唸られると・・・なんか、イラッとする」
「イラッとするって・・・はぁ、そうだね。たしかに、二人の言うとおりにするのが一番だな。ま、なるようになる・・・か」
この短い時間の中でも、ちまちまと考えていた自分が馬鹿馬鹿しく感じてしまい。
ただ苦笑する一刀であった。
冥琳のもとに戻った雪蓮はえらく上機嫌で、一刀がそれに関わっているであろうことは察したが、何がここまで上機嫌にさせたのかが気になったので聞いてみる事にした。
雪蓮の話を一通り聞いたあとで。
「確かに、お前の言うとおりだな。あれは、そんなに器用な人間じゃない。考えて行動したところですぐにボロが出るだけだろうさ」
「そうさな、北郷の奴、そのような事を考えるまでもなく〝英雄〟としての素養は充分じゃからの」
どこから聞いていたのかは分からないが、祭が割り込んできた。その横には穏と香蓮もいる。
「氷花と燕を引き合わせた時もそうだったが、一刀は自然と人を引き付ける。そういう〝才〟に恵まれているからな。アレは普通に行動するだけで何かしらの魅力がある。もっとも、本人にその自覚はあるまいが」
「そうですね~、一刀さんは天然の女たらしのようですし・・・蓮華様達もきっとすぐに打ち解けてくれますよ♪」
「さて、権と幼平はともかく、興覇相手にどこまでいけるか。ククッ・・・本当に、一刀が来てから退屈しないな」
和気あいあいと談笑をしてから暫くして、呉軍は行軍を再開。程なくして黄巾党の先発隊と遭遇したのだが、ここで問題が一つ発生してしまう。雪蓮が独断専行し、祭もそれに続いてしまったのだ。
一刀の部隊は香蓮の一声で二人に続かず、待機していた。
どうして止めたのかと聞くと、香蓮はアレを見ろと指をさす。何かとそちらを向いてみると、一瞬とはいえ呼吸が止まってしまった。
「あれ・・・冥・・・琳だよね?」
「そうだ。完全にキレた周家の令嬢だ。ああなった冥琳は、あたしでも圧倒されてしまう」
「香蓮さんが圧倒・・・・・・・」
それだけで、あの息を呑むほどのオーラを漂わせている冥琳の凄まじさが伝わった。
――ちなみに、結果としては雪蓮たちの圧倒的勝利・・・・なのだが、勇猛さと蛮勇は全く違う。結果として兵を勢いづける事が出来たが。
「お前は呉の評判を落とすのが目的ではあるまい。いいか?勇猛さが広まるのは結構だ。だがな、蛮勇などという評価は後に悪い方にしか働かんのだぞ」
「・・・・・・ごめんなさい」
冥琳は声こそ冷静だったが、あの雪蓮が正座させられている上に、恐ろしいぐらいに素直に謝っている。その後ろで祭が雪蓮に対し、気の毒にと言った表情をしていたのだが。
「黄蓋殿、伯符を引きとめられなかった事に関する言い訳は期待させていただきます」
「むぅ・・・」
祭も反論することなくただ唸るだけだった。
それを少し離れた所から見ていた一刀に対し、香蓮が一言。
「あたしが引きとめて良かったな」
チラリと横を見れば冥琳の迫力に戦慄する氷花と燕がいて、それを見た後で一刀はとても丁寧に 「ありがとうございました」と礼を言う。
――それぐらいに、キレた冥琳は怖かった。
「ふふ・・・この一件を切っ掛けに、世は乱世を迎える。そして、この一件を発端に各諸侯が名乗りを上げるわ」
「華琳様」
荒野を見渡す少女にフードをかぶった少女が声を掛ける。
「先程の御命令通り、この場に集まった主な諸侯の情報、集めました」
「御苦労さま、桂花。それじゃあ聞かせてくれるかしら」
「御意。・・・・・・この場に居合わせた諸侯で主だったものは、河北の袁紹。幽州の公孫賛に それと場所を同じくして、義勇軍の筆頭、劉備・・・。そして、呉の孫策です」
孫策の名を聞いた瞬間、少女の眉が微かに動いた。
「猿が飼うには、過ぎた虎。いずれは喉笛を噛み千切られる事でしょうね・・・この場に居合わせていないだけでも袁術の無能さが伺えるもの・・・ただ」
「申し訳ありません。先王の孫堅も存命しているにも拘らず、袁術の客将に甘んじている件に関しましては、残念ながら不明です」
「それはいいわ。この一件で孫策は賭けに出た・・・そして、それは間違いなく成功するでしょう」
不敵な笑みを浮かべ、少女は踵を返し、フードの少女はそれに続いた。
二人の歩む先には駐留する軍の姿があった。
――その軍が掲げる牙門旗には、〝曹〟の字が描かれていた。
~あとがき~
本編です。いよいよ物語が動き出します。
次回は1-2を投稿予定。ちょっとネタばれになりますが次回は一刀、氷花、燕の三名を活躍させますのでこう御期待。
さて、今回の話になりますが・・・雪蓮たちが客将に甘んじている理由が垣間見えました。
そして、一刀の種馬スキルも相変わらず発揮しております。
この話の最後で彼女が遂に登場。
これから登場する人がどんどん増えていく・・・。大変だけど、頑張ります。
なのでこれからも応援よろしくお願いします。
今回はこれにて。
それと御知らせになりますが、あとがきのスタイルを以前の形に戻すことといたしました。
申し訳ありません。
これからも、変わらないご支援ご愛読をよろしくお願いします。
Kanadeでした。
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孫呉の外史1-1をお送りさせていただきます。
あとがきでも書いておりますが、あとがきのスタイルを以前の形に戻しました。すみません
感想等お待ちしております。
それではどうぞ