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No.1106583
みらくる☆さん
-自室 夜- 深雪「おいし~!」 宅配ピザを頬張ると、これ以上ない幸せな笑顔になる 「で、どうするの?家出したままってわけにもいかないでしょ 今からでも仲直りしに 会った方がいいと思うけど
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どうせ家には戻らなきゃならないわけだし」 深雪「私は寄宿…寮みたいなところに住んでいるの 大学へはそこから通っているのよ」 「じゃ、いまからそこに帰ったほうが」 深雪「もう門限だもの、無理よ」 「まだ深夜にもなってないじゃないか」 深雪「寄宿から学校を往復する感じね 良家に嫁ぐための子女育成を基本に礼節、作法なんかも叩き込まれるの そりゃ~もう 厳しい」 「お嬢様学校なんだね」 学費すら自力で稼ぐしかない自分には夢のような世界だ 深雪「だから、今日一日だけ泊めてほしいんだ」 「え? あのね、男の家に転がり込んだらどうなるか お嬢様だってわかるでしょう? 何されても文句言えないよ」 深雪「う~ん でも貴方ならそういう事はしないもの」 「根拠は?」 深雪「ないわ でも今も何もしてこないから」 (そんなこと言われたら、何も言えないじゃないか) どこかビジネスホテルでも…とでも思ったが あいにく今月はそんな余裕もないくらい苦しかった あぁ、今日はとことんついてない ピザ頼まなきゃ、余裕あったのに…そんな後悔をよそに 当の彼女は寛いでゲームを楽しんでいる 深雪「お風呂、借りてもいいでしょう? その後は部屋の隅で寝かせてもらうわ これでも、その辺はわきまえているつもりだし」 ほとんどやったことがないゲームに夢中になりながら やや申し訳なさそうに、彼女は呟いた なんて言おうか 1. 当然の判断だ 2. 君は布団で寝てくれ 3. 一緒に寝ちゃえばいいじゃん +++ 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2022-11-11 03:48:10 投稿 / 889×1000ピクセル
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-自室 夜-
深雪「おいし~!」
宅配ピザを頬張ると、これ以上ない幸せな笑顔になる
「で、どうするの?家出したままってわけにもいかないでしょ
今からでも仲直りしに 会った方がいいと思うけど
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