No.106618

真・恋姫無双  江東戦記 第4記・反董卓連合-1

赤銅さん

英雄が一同に集まる反董卓連合編の始まりです。
まずは顔合わせから。

2009-11-12 07:54:09 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:10676   閲覧ユーザー数:7424

黄巾の乱より3ヶ月の月日が流れた。

 

雪蓮達は袁術よりの独立を目指しつつ、その日々を過ごし。

今か今かと機会を待っていた。

 

そして遂に大陸全土を揺るがす大事件が起こった。

 

後漢第十二代皇帝・霊帝の死去である。

 

それによって起こった権力争いは宦官集団・十常侍と大将軍・何進の争いから始まり、董卓の洛陽支配という形で治まる。

 

これに対し、暴政に苦しむ洛陽の民を董卓の手から開放しようと袁術の従姉で河北を治める袁紹より諸侯に檄文が飛ばされた。

 

これにより〝反董卓連合〟が結成される事となった。

 

 

「さて、これより反董卓連合についての軍議を始める。」

 

いつもの中庭に作られた東屋で冥琳が議題を話し出した。

この軍議に参加しているのはまず俺、それにここの所姿が見えなかった雪蓮。

後は蓮華に思春に明命に穏、それと冥琳の七人である。

 

「知っての通り袁紹より我が王にも檄文が届き我らもこの連合に参加を決めた。」

 

「それに袁術の馬鹿も最初は渋ってたけど『皇帝になれるかも。』って言ったら参加する事に決めたみたいだし。」

 

「ああ、しかし今回我々の目標はこの戦いの後来るであろう群雄同士の戦いのため、他の諸侯の力を測る事にある。

 それでは今回の参加武将を読みあげる。

 

 まず総大将に…、蓮華様。」

 

「え!? わ、私ですか!!? ね、姉さまはどうなさるので?」

 

「私? 私は今回は一緒じゃないわよ。」

 

これには蓮華だけでなく雪蓮と冥琳以外の皆が驚いた。

 

「今回は次に来る時代の前の最後の大戦…、だから経験を積ませるために蓮華や一刀といった新人達に行かせることにしたの。

 そんな訳で蓮華、しっかり経験を積みなさいね。

 一刀も蓮華の事しっかり支えてあげてね。」

 

「あ、ああ……。」

 

雪蓮の言葉に納得したのか皆が落ち着き、それを見計らって冥琳が続けだした。

 

「それでは残りの将を発表する。 まずは穏。」

 

「は~い。」

 

「続いて思春、明命。」

 

「「はっ!」」

 

「そ・れ・に、か~ず~と♪

 さっきも言ったけど蓮華の事よろしくね♪」

 

「おう!」

 

「なお、私もついては行くが居ないものと思ってくれ。

 最後に新しく軍師見習いになった者で皆に紹介しておく。

 出て来い〝呂蒙〟。」

 

 

…………………。

 

 

……………。

 

 

………。

 

 

…。

 

 

 

??? 

 

「誰も……、出てこないね………。」

 

「………雪蓮?」

 

「あは…、あはははは………。

 ちょっとまってね?」

 

雪蓮が近くの茂みに向かって歩きだし、茂みに手を突っ込んで……、顔を隠したキョンシーが現れた。

雪蓮は現れたキョンシーを掴んでこっちに戻ってきた。

 

 

「ごめ~ん、この子恥ずかしがりやだから。

 ほら、皆に挨拶して…。」

 

「あ、あの…。 せ、姓は呂 な、名は蒙 字は子明…です………。」

 

尻下がりで腕の長い裾で顔を隠しての挨拶に皆の視線がなぜか俺に突き刺さる。

俺か! 俺に何とかしろってか?

 

「あ~、よ、よろしく呂蒙。

 俺は北郷一刀、北郷でも一刀でも好きに呼んでくれ。」

 

「は、はい…。 よ、よろしく…です……。」

 

再び沈黙、また俺に視線が集まるが俺にどうしろと?

そんな事を考えてると蓮華が声をかけた。

 

「我が名は孫権仲謀。よろしく頼むぞ呂蒙!」

 

そうキビキビと告げる蓮華に感化されてか呂蒙も顔を隠していた腕を下げ、目を合わせて喋ってくれるようになった。

結局その場で呂蒙は己の真名である〝亞莎〟を皆に預けて本日の軍議は終了した。

 

 

日が明け。

俺達は細かい役割分担を決めるため再び軍議を開いた。

場所は昨日と同じだが本日は昨日のメンバーに雪蓮だけが居ない。

 

 

「さて、それでは二回目の軍議を始める。」

 

昨日、総大将に選ばれてか肩に力を入れた蓮華が軍議を進める。

 

「まず私は前回の黄巾党本隊の時が初陣のため戦についてはまるで知識がない。

 なので皆もおかしいと思ったら正直に言って欲しい。」

 

その蓮華の言葉に俺達は黙って頷いた。

 

「それでは私が考えた大まかな計画なんだがまずは出発は5日後。

 数は3万で本隊を私と穏と亞莎が、前曲に思春、前曲と本隊の間に一刀が。

 本隊後ろの後曲と輜重隊に明命が……、と考えてるんだろがどうだろ一刀?」

 

「ええっ!? 俺!!?」

 

「お、お前は軍師だろ!! さっさと意見を言わんか!!」

 

「そうだな…。」

 

俺は少し考えてみた。

 

「俺は前曲に思春、前曲よりに本隊との間に穏、それと本隊に蓮華と亞莎。

 最後に俺が輜重隊を率いて後曲を…、って感じかな?」

 

「あ、あの一刀様。 私はどうしたら?」

 

「ん? ああ、明命は今日の夜にでも洛陽に潜入してもらって連合が一同に集まる場所に現地集合してくれ。」

 

俺の台詞に視線が集まる。

又か…。

 

「何故明命を別行動させるの?」

 

至極真っ当な蓮華に返す。

 

「今回の戦いは全くと言っていいほど情報が無い。

 檄文に至っても董卓軍の情報は無い、むしろ一瞬破りかけた。」

 

そう、あの内容は酷かった。

昨日の軍議の後に冥琳に見せてもらったが…、

 

『みなさ~ん、田舎者のくせに高貴な私よりも身分が高くなった董卓さんを神が許すわけないのでや~っておしまい!!』

 

…だもんなぁ。

 

 

「まあ、これは俺の一案だから最終的には蓮華が決めてくれ。」

 

「そうね…、わかったわ。」

 

 

 

「後は……、なあ冥琳。」

 

「私は居ないものと思えと言ったはずだが。」

 

そうここには冥琳も最初からいる。

今回の冥琳は俺達の保護者的存在だ。

 

「ちょっと聞きたいんだけど雪蓮は今日何処に?」

 

「雪蓮なら明日から再び建業に向かってもらうために執務室で仕事中だ。」

 

「そっか…。 実は今回に連合で仲良く、出来れば同盟を結びたいとこがあるんだけど。」

 

「ほう、一体それはどこの誰だ?」

 

「前回の黄巾の乱で平原の県令となった劉備だ。」

 

「………もし雪蓮が許可を出したとしてお前に抱き込めるか?」

 

「う~ん、やってはみるけど結果はわからない。」

 

まあ俺の知ってる劉備なら乱世を何とかしたい徳の人だけど女の子だろうからなあ…。

袁紹も俺の世界ではかなりまともな人だったし。

 

 

時間と場所は飛んでやってきました連合軍集合地。

 

「はぁ…、たくさん居るなあ。」

 

「全くあなたは呑気ね。」

 

ふふっ、と蓮華が俺に微笑んでくれる。

連合の陣地に俺達が到着したのは早目だったとはいえすでに自軍の陣をはり終えているところも見える。

そんな事を考えてると金ぴかの鎧の兵士がやってきた。

 

「失礼します! どちらの軍の方でしょうか。」

 

「我々は荊州太守・袁術の客将で孫呉の軍だ。」

 

「はっ! わかりました!

 会議は今から凡そ一刻後に行なわれますので本陣の会議所にお集まりください。」

 

「わかりました。」

 

「はっ! では失礼します。」

 

伝令の兵士は戻り、俺と思春は自軍の天幕を立て、穏には先に来ている劉備さんの陣に使者として行ってもらった。

そして半刻以上が過ぎて俺と蓮華は少し早いが会議所へ向かう事にした。

 

 

「…さすがにまだ誰も来てないわね。」

 

「そうだな、まあその方が他の諸侯の顔を覚えられていいじゃないか。」

 

「そうね…、なら誰かくるまでお話しましょ。」

 

「かしこまりましたお嬢さま。」

 

「なぁに、そのお嬢さまって………―――――。」

 

俺は蓮華と楽しくお喋りを始め、楽しい時を過ごした。

そして少し経つと誰かが入ってきた。

 

「し、失礼しま~す!」

 

「し、失礼しましゅ!」

 

入ってきたのはふんわりした空気に蓮華、いや雪蓮クラスの胸の女の子。

それとリボンの付いたベレー帽をかぶってる背も胸も小さな女の子だ。

 

「えと、あの…。 ど、どこに座ったらいいでしょうか?」

 

「え~と、多分好きに座っていいと…。」

 

「はわわっ! あ、ありがとうでしゅ!」

 

……なんか変わった子達だなぁ。

(色々と)大きい子は右手と右足が一緒に出てるし…。

 

「はわわ、桃香様! 右手と右足が一緒び出てますよう…。」

 

「そ、そういう朱里ちゃんこそ帽子のリボンがいつもと逆の位置だよ!」

 

「はうわ!!」

 

……見てて面白い子達だなぁ。

 

 

などとのんびり空気に感染しかかった俺だったが次々に人がやって来たので何とか留まった。

すぐに会議用の天幕は人でいっぱいになり、最後に計った様に金髪ツインテールのお嬢さまとそれがミニマム化した女の子が入ってきて遂に連合軍の軍議が始まった。

 

 

最後にやって来た金髪ツイン、いやドリル娘がいきなり喋りだした。

 

「さ~て皆さん! わたくしの下にこうして集まっていただき当然の事とは言え一応お礼差し上げますわ。

 おーーーっほっほっほっ!!」

 

あ~、こいつが袁紹か~~。

………文面通りの馬鹿だな。

 

 

「妾は荊州太守の袁術じゃ、よろしくしてやってもよいぞ。」

 

こいつが袁術………。

雪蓮が嫌そうな顔して帰ってくるわけだ。

っていうか雪蓮が今回来なかったのはこの馬鹿共と暫く一緒に居るのが嫌だったからじゃねえだろうな。

 

 

「私の名は馬超! 西涼の領主馬騰の名代として参加している!」

 

あれが未来の五虎将の一人か…。

なるほど、単純そうだが強いな。

 

 

「私は公孫さ「はい、次の方どうぞ!!」」

 

…哀れだ名も言えぬ人

まあ、たいした力も感じないしいいか。

 

 

「…孫権仲謀、よろしく。」

 

……蓮華も微妙にイラついてるな。

まあ、俺は軽く頭だけ下げとくか。

 

 

「平原の相、劉備です! よろしくお願いします!!」

 

!!! こ、この子が劉備?

このふわふわおっぱい娘が!!?

…じゃあ、隣の子は誰だ?

まさか関羽じゃ……、ないよな。

 

 

「フン…、我が名は曹操!

 以後私に話しかけていいのは美しい少女のみ!!

 ブ男とお・ば・さ・んは私に喋りかけないでちょうだい。」

 

あれが曹操………。

たしかにすごい覇気を感じるが。

…何故「ブ男」の所で俺を見るんだ?

 

 

「むむむむむ!! ま、まあいいですわ。

 それではまずこの連合に必要不可欠な物がありますが、…何かわかりますかしら?

 ほら! そこのブ男さん答えてよろしくてよ。」

 

………ホント腹立つなぁ。

まあいい…。

 

「そうだな。 …やはりここから洛陽に向かう道とその間にある砦をどう落とすかか。」

 

「はぁ~、やっぱり田舎武者の軍師ではそんなものでしょう。」

 

………我慢だ俺!

 

「よろしいですか! 我が軍は強大、ならば優れた統率者がいれば華麗に勝つか美しく勝つかのどちらかしかないですわ!!

 ではこの連合をそんな勝利に導く強く、美しく、門地の高い統率者が必要なのはお解かりになりましたでしょうか?」

 

「……………ああ。」

 

「よろしい、褒めてあげますわ! おーーーっほっほっほっ!!」

 

「…………………。」

 

「さて今度は曹操さん、今私が言った人物に心当たりはあるかしら?」

 

「……さすがはおばさんね。

 私の言った言葉が歳のせいで聞こえなかったみたいね。」

 

「なにか言いまして?」

 

「別に………。

 そう言うあなたこそ心当たりは無いのかしら?」

 

「あら、私の口からその様な方の名を出すなんて。」

 

 

……………もう一刻半(3時間)経ったが未だ決まらず。

っていうかもう袁紹がやりたいのは解ったからさっさとやれよ!!

 

などと思ってると意外な所から声があがった。

 

「あの!!」

 

「なんですの? え~と劉備…さん?」

 

「私達は洛陽の人達を助けるのが目的なのにこんな事で時間を使うなんておかしいです。」

 

前言は撤回だな、さすがは劉備玄徳。

 

「あら~、それじゃあ貴方は誰か良い人を知ってますの?」

 

「……はぁ、もう袁紹さんでいいじゃないですか。」

 

「あら、私なんかではとてもとても。

 ですが皆さんが私しかいないと言うなら…。」

 

「麗羽でいいんじゃない。」

 

「そうだな、もう袁紹でいいじゃん。」

 

「そうだよな、もう「それなら仕方ありませんわ!」」

 

「それでは三公を輩出したこの袁本初が皆さんの面倒を見て差し上げますわ。

 おーーーーーっほっほっほっほっほっほ!!!」

 

よ~し終わった!!

………もう帰りたい。

 

「それでは我々は汜水関、虎牢関を通って洛陽に向かいますわ。

 先鋒は…、劉備さんにお願いしますわ。」

 

「ええっ!!」

 

「あら、これは私からのお礼ですわ。

 先鋒は武人の誇り、それとも私のお礼が受け取られないと?」

 

「うう、わかりました。」

 

「まあ、兵全てをつぎ込めば汜水関の城門ぐらいは開けれますでしょうし。

 その後の事は気にせず戦いなさい。」

 

 

「…………………。」

 

<ドンッ!!   カシャーーン! カラカラカラ……>

 

机を叩いて一瞬カップが飛び上がり、宙で1秒ほど止まって机に落ちると周りも静かになった。

 

 

「それじゃあ、劉備さんところだけでは兵数が足らないでしょうから我々孫呉も手を貸しますよ。

 よろしいでしょ、……総大将殿。」

 

「コクコク……。」

 

「それじゃあ、劉備さん。

 後で汜水関攻めの相談に伺いますので。」

 

「は、はい…。」

 

「それじゃあ、戻りましょうか孫権様。」

 

「そ、そうね。」

 

「ええ、では失礼します皆さん。」

 

俺はそれだけ言って残った理性を総動員し、軍議用の天幕から出て自軍の陣に戻った。

 

 

「あの~、蓮華様~。

 一刀さん何かあったんですか~?」

 

「…今彼に触れない方がいいわ。」

 

あれから半刻、ようやく頭も冷えてきた。

そういえば劉備さんの所に行く約束をしてたな……。

 

「よし! 蓮華行くか!!」

 

「ひゃい!!」

 

「え!?」

 

「ど、どこに行くのかしら一刀?」

 

「さっき劉備さんの所に行く約束をしてただろ。」

 

「そ、そうね………。

 か、一刀はもうだ、大丈夫なの?」

 

「うん! それじゃあ行こう。」

 

俺は蓮華の手を握って歩き出した。

後ろで蓮華が何か言ってるが気にしな~い。

 

劉備の陣は始めに穏に話を通しておいてもらったので兵隊さんは素直に通してくれた。

さっきの子達なら変な事はないだろうし「無礼者!!」………今日は厄日だ。

 

何事かと思って走って現場にたどり着くとそこは修羅場。

 

劉備の前に長い綺麗な黒髪の女性が偃月刀をそれに対して以前あった夏候惇が曹操の前に立ってお互いの武器を構えてた。

 

 

「あ~~~、もう!! 連合の陣地内で何をしている?」

 

「「誰だ貴様!?」」

 

「……ちょっと待て、そっちのおそらく関羽さんとおぼしき方はともかくお前とは一度あってるぞ夏候惇!!」

 

「何ぃ? フン! 私は一度倒した弱い男の顔など覚えておらぬわ!!」

 

ひょっとして本気で忘れてる?

 

「黄巾党を追って勝手に荊州を越えて来た猪。<ボソ>」

 

「な、なな、何故お前がそれを知っている!!」

 

「孫策の隣に居ただろこの鳥頭!!」

 

「誰が三歩歩けば物をわすれるアホウドリだ!!」

 

「偉い! 誰もそこまで言ってないのにそこまで自分を良く知ってるとはたいしたものだ。」

 

「きーさーーまーーー!!」

 

剣をこちらに向けて構えた夏候惇に対して俺も虎月を抜き相対しよとしたその時…。

 

 

「お止めなさい春蘭!!」

 

「か、華琳様!?」

 

「剣を引け春蘭! それに貴方もよ北郷。」

 

夏候惇の剣が下がったので俺も同じく刀を下ろす。

 

「…俺を知ってるのか?」

 

「ええ、季衣から聞いているわ。

 改めて自己紹介をしましょう、我が名は曹孟徳。

 貴方の名前は何て言うのかしら〝天の御遣い〟?」

 

「「「「「ええっ!!」」」」」

 

曹操軍、劉備軍から驚きの声があがる。

 

「北郷、一刀。」

 

「そう、…では北郷。 私の所にこない?

 私は覇道を歩むもの、あなたはブ男だけど私の傍にいる事を許してあげる。

 関羽と共に私に降りなさい。」

 

「言っているだろう、我が主は桃香様一人!!

 断じて貴様には降らん!!」

 

「北郷、貴方は?」

 

「おとといきやがれバァ~カ。」

 

 

「貴様等!!」

 

「華琳様に対して何と無礼な!!」

 

「お止めなさい!!

 今日はここまでにしとくわ。

 でも覚えておきなさい二人共、私は欲しいものは必ず手に入れる。

 そして私の物になってももう優しくしてあげない、あなた達の口から華琳様と素直に言える様に教育してあげるわ。」

 

それだけ言うと部下の二人を連れて曹操は行ってしまった。

どうやら一筋縄ではいかない相手だという事だけはわかった。

 

 


 
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