No.106283

黒き獣を従し者

ウィンドさん

初めての作品です。至らない所があるかと思いますが、温かい目でお願いします。

2009-11-10 08:58:14 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2818   閲覧ユーザー数:2439

 

                      序章 離脱

 

 

 

 

時は、進み科学技術が発達した世界。

 

 

ここは、春うららかな聖フランチェスカ学院。

 

この学院に通う一人の何の変哲もない普通の少年、北郷一刀。

 

これから語られる物語の主人公である。

 

さぁ、外史の突端を開きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーーン………..

 

キーンコーンカーンコーーン……..

 

キーンコーンカーンコーーン……….

 

 

「きりーつ、礼!ありがとうございました!」

 

「ありがとうございました。」

 

及川「おわったーーーー•••。そして、今日!いま!この瞬間から!!!!!!

   夏休みの始まりやーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

北郷「うっさい!!!!!」(ドコッ!)

 

 

とボディーブローを一発。

 

 

及川「かずピー、胃に入った。なんか、お昼に食べた焼きそばパンが逆流しそうです。」

 

北郷「我慢しろ。」

 

及川「ひどいな、かずピー………。それよか、かずピーこれからの予定は忘れてないよな?」

 

北郷「部活だが、何かあったっけ?」

 

及川「やっぱりかずピー、忘れているな。今日一緒に、ここの歴史資料館に行って、2人で感想文早く終らせようと約束したやんか。」

 

北郷「あぁーーー….しまった、忘れてたわ。部活18時までだが待てるか?」

 

及川「かまへんよ。終るまで、メイド!イン!フランチェスカの、メイド喫茶で、待っとるわ。」

 

北郷「メイド喫茶言うな!!!!!」

 

及川「ほな、またあとでな~~」

 

北郷「ったく・・・。(腕時計を見ながら)げっ、そろそろ部活始まるじゃないか。急がないと。」

 

 

急いで走り去る北郷一刀、剣道場へは何とか間に合ったようだ。

 

 

部長「急いで準備するでござるよ一刀、もうすぐはじめるでござるからな。」

 

北郷「了解です。」

 

 

そして、約束の18時、物語はここから変わり始める。

 

まるで、歯車がきしむ音を出しながら回り始めるように・・・・。

 

まるで、運命を破壊し、新たに創造するように・・・・。

 

 

時間は18時を少し過ぎたころ、さすがに暇を持て余した(それでも喫茶店で17時半までねばった)及川が剣道場にやってきた。

 

 

及川「かずピー、終わったか~~?」

 

北郷「及川か? 今終わって片付けているところだから、少し待ってくれ。」

 

及川「はいよ~~~。」

 

 

10分後。

 

 

北郷「お待たせ、まったか?」

 

及川「まったわ~~~・・・、ぎょうさんまったわ。これは、なんかおごってもらわないと割に合わんわ。」

 

北郷「必要なのって、なんだっけ?」

 

及川「無視かいな・・・・・・。紙と鉛筆があれば、何とかなるんちゃう?」

 

北郷「そんじゃ、さっさと行きますか。」

 

及川「はいな~~。」

 

 

10分ほど時間をかけて、ようやく歴史資料館についた2人。

 

及川「ようやく、ついたわ・・・。なんで学校の中にあるのに、こんなに歩かなきゃいけないなんて、つかれたわ~~~。」

 

北郷「グダグダ言ってないで、早く――――・・・・・・・・」

その瞬間、北郷一刀の視界一面に白が襲い、体は何メートルも空へ舞い、地面に叩きつけられた。

 

 

北郷「いったい何が・・・・・?」

 

 

一刀の眼は近くで閃光を見たことにより、一時的に見えなくなっていたが、耳は聞こえていた。

 

耳から聞こえる音は、爆音と建物が崩れる轟音、そして、人間から出される阿鼻叫喚。

 

北郷「チッ・・・・ク・・・・ショウ・・・・。」

 

 

これ以降、一刀の耳は何も外の音を捉えなくなり、白く塗りつぶされた眼には、黒が塗りつぶされていった・・・・・・。

 

 

 

 

次に、目が覚めたときは見知らぬベットの上だった。

 

 

周りには、自分に繋がっている何本ものコードと管、そして本を読んでいる見知らぬ男性が1人。

 

男性は、一刀の目が覚めたことに気づき話しかけてきた。

 

 

?「気分はどうだい?」

 

 

これが、北郷一刀が日常から永遠に去る始めの邂逅だった。

 

 

続く

あとがき

初めましてこんにちは、ウィンドです。

いろいろな恋姫無双の2次小説を見て、衝動的に書いてしまいました。

文章としての間違いが多々あるかと思いますが、長く温かい目で見といてください。

そうしないと泣きますので......

では、次の投稿の時に、ではではー。

 

ps:北郷一刀の設定は次のあとがきで。

 

psのps:恋姫の登場は、もうちょっと先です。

 

 

 

 
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