☆生き人形(雑霊使役)による呪術★
東南アジアあたりにある生き人形(雑霊使役)の呪術です。
呪術者が相手を呪うためにおこなわれる呪術です。
信じるものは救われるように効果があると信じることにより成就するそうです。(笑)
日本の生き人形遊びと違う術式が興味深いので掲載しました。
呪術を行う場合には自己責任でお願い致します。
自己責任でお願い致します
東南アジアの生き人形(雑霊使役)の呪術
①厚手の和紙を人型に切ります。
②和紙に名前を書きます。
(対象者の名前・干支・生年月日・年齢 (注意!間違っても自分の名前を書かないこと)
③紙人形に染み込ませる血を用意し染み込ませます。(新鮮な血。間違っても自分の血は使用は不可)
④夜に洗面器に水を浮べて人形を浮かせます。
⑤ 『身体を御用意しましたのでお使い下さい』
呪文を唱える(三回唱える。但し呪文が現地の言葉なので日本語で通じるか不明、又呪文の回
数も3~5回と不明点がある)
⑤の部分の呪文が日本語でよいのか、不明の為コックリさんと同じ雑霊を呼び起こす可能性が
大きいと考えられます。
⑥『水に人形が沈んだら願い』を言って、紙人形を水からだして、水をよく切って壁張り付ける
⑦画鋲のような物で人形の心臓さしておいてく。
(画鋲は未使用のもの、ここは藁人形のように5寸釘とは違うお国柄が出ています)
⑧願いがかなっても画鋲は絶対抜かないでおく。
⑨そのまま放置しても可ですが、『夢に契約を果たせ』とか声聞こえたら
『更に願い言っても良い』し処分する。
(更に願いを言わず処分をお薦めします)
⑩処分するときは紙から『絶対画鋲を抜かないように外し」て燃やしてね。
燃やす時は自分自身に塩かける。
普通に藁や紙人形でやってもよほどの怨念込めれる人しか成功しないしません。
その為簡便性を考えたらこちらが楽です。
一方で、この方法では紙人形に名前書くのは名前かいた人の心を紙人形に移す作業
により、紙に血を通して生き人形を作られます。
この水に沈めるという行為は、水に浮べて霊を宿らせて沈むのを待つ出産による現
世へ誕生するプロセスを意味しています。
これにより願い事と水からの引き揚は「誕生の条件と霊との取引」を表します。
心臓にさす杭は『名前書いた肉体本体に契約成立まで霊が宿らないように封じる安全弁』です。
その為、藁人形に5寸釘を打つように、こちらは画鋲を刺すということで安全弁をしています。
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【 蛇 足 】
丑の刻参りの作法を簡単に説明すると本来は、満月から満月まで、夜中の2時(丑の刻)に
藁人形か紙人形を木に打ちつけるものですが、打ちつけたらそれを持って帰るのが本当です。
見られてしまったら効果ないので、満願の日まではその人形や釘でさえ見られてはいけない
とされております。また、丑の刻参りは「丑の刻参りは一度だけではなく、満願まで毎日続ける」
「丑の刻まいりを見られると、目撃者も殺してしまわなければならないと伝えられている」とさ
れていますがこちら呪術はそのような制約はありません。
但し呪文(又は呪歌)が不明なので上記の呪文だとコックリさんと似たようなものなるので雑霊
を呼びよすものと考えられます。
東南アジアの生き人形は燃やすのは現世にとどまれないようによりしろの破壊と契約の反故し完全
に灰にする必要があります。
自分の血を使わないのは霊が同じ血が自分に宿ると気付いたら安全弁の無い自分に乗移ろうとする
からです。塩はそれを防ぐためのお清めのためだそうです。かなり多めの塩(万が一を考え聖別した
方が良いと考えられます)を使います。
★生き人形遊び★
日本の生き人形遊びでは「こちらに新しいい体をご用意しました。どうぞお使いください」を5回言い、「今から私が隠れます。もし見つけたら、この命を捧げます」を5回唱えるという手順を踏んでいます。
(詳細は下記に記載)この呪文(儀式)は各地方
によって異なっており、これが正しいというものはありませんでした。
但し共通する部分は多く、コックリさんのベースとなった中国の朴術
5~9歳の子供を依り代(神童)を使い占いをする、
生き人形も雑霊使役の呪術も中国から本物が簡便化したものと考えられます。
「日本に伝わった生き人形遊び」は使役ではなく肝試しという要素が強いです。
☆日本の生き人形遊びの仕方(要注意!コックリさんと同じような危険度あり)
【用意するもの】
・鏡2枚
・人形(日本人形が最適ですが、無ければできるだけ人間に近い見た目の物。)
・ろうそく1本
・身代わり用の人形(人形であれば何でも大丈夫。)
・髪の毛1本
・塩(スプーン5杯分)を紙に包んだもの
【手順】
①深夜0時の少し前に開始。
②鏡2枚を向かい合わせにし、「合わせ鏡」にし、その真ん中に、ろうそくと人形をおく。
③深夜0時ぴったりに、ろうそくに火をつける。
④人形に向かって「新しい体を置いておきます、どうぞお使い下さい」と5回唱える。
⑤次に「遊びましょ。」と5回唱える。(地域によってはこの一文が削除されている)
⑥このタイミングで、怪奇現象が起きることもありますが、なにも起きない場合も。
⑦塩をあらかじめ持ち、人形に向かって「私を探して下さい、見つけたら私の命をあげます。」と5回唱える。
⑧唱え終わったら、大きな部屋、もしくは自分の部屋に行き、部屋を真っ暗にしてからドアを背にして
正座を組み、塩を自分に振り掛ける。
⑨後は人形が来るのを待つのみ。(身の危険を感じたらすぐに物陰や押入れに隠れましょう。
部屋から逃げることはNG。追いかけてきます。)
【遊びの終わらせ方】
①塩を持ったまま、ろうそくのある部屋に戻る。
②ろうそくの前に人形がいたら「貴方の負けです、おしまい。」と5回唱える。
(これを言わずろうそくを消し塩を撒くという方法もある)
③唱え終わったらろうそくの火を消し、自分に塩を振り掛ける。
(後から使うので、全部使い切ってはダメ。)
④もしも人形が無い場合には、必ず人形を探し人形に塩を振りかける。
⑤部屋の明かりをつけていつもどおりの明るい空間に戻す。
⑥3日以内に、人形を供養してくれる神社に行き、使用した人形を納める。
人形が見つからない場合?それは、自己責任です…。以上です。
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生き人形(雑霊使役)による呪術
東南アジアあたりにある生き人形(雑霊使役)の呪術です。呪術者が相手を呪うためにおこなわれる呪術です。
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