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No.1006457
みらくる☆さん
あれから数日後 -自宅 深夜- (眠れない)
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夕方のことがずっと頭から離れない とりあえず何か飲もうとキッチンのほうに足を向ける 俺「どうしたの?」 そこには悲しそうに佇むメイが メイ「お父様の夢を見てしまって なんだか無性に 会いたくなってしまって 眠れなくて」 その言葉に思わず、運命的なものを感じ 俺は息を飲んだ -今日の午後- メイを送った帰りの北条さんが、わざわざ俺だけを 喫茶店に誘った 思えば、今日はずっと元気がなかった 俺「昨日 メイの父親が死んだ?」 力なくうなずく北条さん 俺「だったら急いで教えないと」 そういうと、今度は首を左右に振った 北条「お嬢様には隠しておかないと…」 俺「なんでそんな」 北条「お父様の遺言に、彼女が落ち着いたら話すようにと それはでは伏せてほしいと」 俺「そんなのずっとは隠し通せないでしょう」 北条「今のお嬢様は気持ちが安定していますが この事実を言えば、何が起こるかわからないんです 母親が亡くなったとき 体も心も壊してしまって 入院されたと聞きました だからそれを心配して…忌の際まで、自身よりも お嬢様を心配されていて 僕は両親が健在で、だから どうしたらいいのかわからないんです あなたなら、お嬢様の理解者であるあなたならと こうして、みっともなくもすがるしかなくて」 北条さんはぼろぼろ泣き始めた あの親族のせいか、看取るものも北条さんしかおらず 悲しい最期だったらしい すべて俺に委ねたい そう言われ、ずっと眠れなかった そして夕方の一連のことが ありえないことだけど 彼女に伝わったのかと思えてくる 沈む表情、仕草がまるで見てきたかのような痛々しさだった 俺は彼女に… 1. 今は何も言わない 2. 真実を彼女に伝える +++++++++++++++ 作品は以下の皆様のご支援で成り立っております いつもありがとうございます! ねこ鞠 様 Gonzou 様 hybrid-jp 様 ばべる 様 hana 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様 蛙の子は蛙&ニョロトノさん カケル 様 フルーツ牛乳 様
2019-10-07 00:08:45 投稿 / 889×1581ピクセル
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あれから数日後
-自宅 深夜-
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