No.100465

一刀の物語2

このめさん

一刀の物語2作目です。原作より少し強くなった物語になっております。

2009-10-12 01:12:37 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4762   閲覧ユーザー数:3866

 

結盟を行った一刀たちは桃香の友人である、公孫賛の元へと行くことにした。

 

桃香「白蓮ちゃーん、お久しぶりー」

 

公孫賛「桃香ー。久しぶりだなぁ、桃香~。慮植先生の所以来かぁ。今日は又どうして来たんだ?」

 

桃香「あのね、黄巾党軍?が暴れていて困ってるって町の人たちに聞いてね、来たんだ~」

 

桃香は町の人々から聞いたことを公孫賛に話した

 

白蓮「そうなんだよ・・私達もひどく手をやくしだいでね・・・それでどれくらい連れてきたんだ?」

 

桃香「そ、それがね、私たち4人だけなんだ・・。で、でもきっと頼りになると思うよ。」

 

言い終わると桃香の後ろから

 

愛紗「始めまして。わが名は関羽、字は雲長と申します。」

 

鈴々「鈴々は、張飛なのだ。」

 

白蓮「しかしなぁ、4人では・・・」

 

???「見る目を養わないと、いい将にめぐり合うことができないですよ、伯珪殿。そのお二人方は中々の使い手ですよ」

 

白蓮「趙雲!お前がいうからにはそうなんだろうなぁ。」

 

愛紗「ほぉ。そういうあなたも中々の使い手で」

 

鈴々「鈴々も強いけど、お前も強そうなのだ」

 

一刀「まぁ、そうだろうなぁ。大陸随一の槍の使い手、趙子龍なら」

 

趙雲「!!!字はまだ名乗ってないのだが・・・いやはや驚きました。それにあなた様も相当の使い手で・・」

 

一刀「いえ、俺はそれほどでは・・・。えと、北郷一刀です。一応、天の御使いということになってます。」

 

一刀は今までの経緯を2人に話した。

話を聞いた白蓮は、いつになく真剣な表情の友に心を打たれ

 

白蓮「なるほど、桃香達の志はわかった。私の軍を貸そう。そして私たちと共に戦ってくれ。」

 

桃香「ありがとー、白蓮ちゃんー(抱き)」

 

白蓮「わ、わかったから抱きつくのはやめてくれー」

 

一刀たちは白蓮に軍をかり初陣を迎えることになった

 

(初陣前日の深夜)

一刀「ふっ、はっ。」

 

愛紗「?(あちらの方からなにやら音がする)」

 

愛紗は剣を振るっている一刀に気づいた

 

愛紗「(剣筋がとても美しい・・)ご主人様!こんな夜遅くにどうなさいましたか」

 

一刀「ん?愛紗か・・。少し眠れなくてね・・・」

 

愛紗「そうですか・・。やはり、明日のことが気がかりですか?」

 

一刀「うん・・・。俺にとって始めての戦になるんだ。正直言って怖いよ。この手で人を殺めてしまう・・。けど俺には守りたいものがある。もちろん桃香や愛紗、鈴々も守りたいと思っている。」

 

愛紗「ご主人様・・」

 

一刀「すまないね。心配をかけて」

 

愛紗「いえ・・・。ご主人様のお考え、とても感銘をうけました」

 

一刀「ありがとう、あと少ししたら寝るよ。おやすみ、愛紗」

 

愛紗「はい。おやすみなさい、ご主人様」

初陣の当日

一刀「俺達は左翼を任せられたよ」

 

鈴々「遅いのだ。お兄ちゃん。鈴々が全部倒してしまうところだったのだ」

 

一刀「はは、それは頼もしい限りで」

 

桃香「ご主人様~、これが初陣だけど大丈夫?」

 

一刀「あぁ、心配してくれてありがとう。大丈夫だ」

 

一刀はどこか吹っ切れた顔つきをしていた。

それを見た皆は、もう何も言うことは無かった

 

一刀「それじゃ、本郷隊!本軍に遅れをとらず進軍だー!」

 

全員「おぉぉーー」

 

一刀「ハッ、テヤッ(真剣はやはり重いな・・・」

 

グサ、ズバ、一刀の剣が舞う

 

一刀「(しかし、この程度の敵ならば・・)まさに烏合の衆だな。連携も何も無い。」

 

愛紗「そうですね。しかし、ご主人様がそれまでに剣が使えたとは・・剣術は天界で?」

 

一刀「うん。祖父から教わってね。練習厳しかったけど、なぜかやめようとは思わなかったんだよねぇ。」

 

愛紗「そうなのですか。ご主人様は、皆の上に立つお方。無理はなさらないでくださいね。危なくなったら、私の後ろにいて下さい」

 

鈴々「ぶーぶー。鈴々はそんなこといわれたことないのだ。愛紗はいつもお兄ちゃんばっかり気にしてるのだ。」

 

愛紗「なっ////」

 

一刀「ふふ、鈴々。疲れたら俺の後ろにいればいいから。もちろん愛紗もね」

 

愛紗「あ、ありがとうございます//」

 

こうして、兵の数の差があるにもかかわらず見事に勝利を収めることができた。

後日

白蓮「悪いな、休んでいるところを呼び出してしまって。」

 

一刀「いや、それでどうかしたのか?」

 

白蓮「朝廷から本格的に黄巾を叩けというのがきてな。」

 

一刀「そうか・・そろそろ俺たちも白蓮の元から出なければならないな。」

 

桃香「え、どうして?」

 

一刀「これは、俺達が旗揚げする好機だと思うんだ。それにいつまでも白蓮に頼っているのではいけないしね。」

 

桃香「うん。白蓮ちゃんと離れるのは寂しいけど仕方ないよね・・」

 

一刀「しかし、どうやって人を集めるか・・・」

 

白蓮「・・・。それならば、町から集めるといい。友としてできるのはこれくらいしかないが」

 

桃香「え、ほんと!ありがとー白蓮ちゃん(抱き)」

 

白蓮「だー、だから抱きつくのはやめてくれー」

 

こうして兵を持つことができた一刀たちであった。

 

一刀「色々と世話になったな、白蓮、星(真名を許してもらった)」

 

白蓮「いや、こちらこそ、武を貸してもらったしお互い様だ」

 

一刀「星、もし放浪して求めるべき主君がいなかったら俺たちのところに来てくれ。待っている。」

 

星「ふふふ、さすがは一刀殿、見る目がおありで。わかりました、心に留めておきましょう。」

 

白蓮「だが、仮にも元主君の前で引抜をしなくてもなぁ・・・」

 

一刀「それもそうだったな。ふふ。それでは」

 

白蓮「あぁ、又合える日を待っている。」

 

そして一刀たちは白蓮の元を去っていった

お読みいただきありがとうございました。

それにしても書くことは難しいですねぇ・・・

どうも、原作よりになってしまいます。すみません;;

やはり、私は原作よりも頭が切れて、武も強い、そういった

一刀くんにしていければなぁ、と思っています。

それでは、読んでいただいた方に幸せが訪れますように

                           このめ

 


 
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