関節を丸で描いてから肉付けするとか頭身がどうのとかそういう『描き方』の問題じゃなくて、骨格とか肉の付け方とか、基本的な体の構造を理解してないのが問題だと思います。
これができない限りは伸びないでしょうね。

肉付きや骨格は書籍に載っているのを真似するよりも、自分の骨や筋肉を手で確認しながら動かしてみると、どういう動きをするのか、どの筋肉がどこを動かしているのかがわかるのでそっちの方がいいと思います。
私はそうしてました。

骨格や肉付きが理解できれば、色々なアングルに対応できるようにもなります。
ちょっとでもアオリやフカンの構図になったら描けないっていうこともなくなってくると思います。

こんばんは。
ここでは男性と女性との身体の差です。
女の子については、横から観た全身像も描いてみましょう。
女の子は横からみたら、男性と全然骨格が違います。
フィギュアスケートや体操競技など観れば分かりますが、脚や腰の柔軟さが格段に異なります。男性アスリートは、横から観ても真直ぐですけど、女子は腰は大きくそりヒザも逆側にそります。イナバウアーやビールマンスピンなど観れば一目瞭然です。体操競技やフィギュアスケートなど、身体で表現するスポーツは、格好の教材になりますので、よーっく観ましょう。
体操などは、ジュニア選手ですら男の子と女の子で全然プロポーションが違いますからね。昔人気のあったナディア・コマネチや今活躍の浅田真央選手も、別にグラマーでは無いのに女性らしいでしょ？
ホントに幼児でも男女でプロポーションは全然違いますよ。男が性転換しても絶対に女の子になりきれません。

また、頭蓋骨の大きさは、男性キャラと女性キャラで比較して描いてみましょう。女の子は絶対に小さい顔にしてください。眼を大きく描く事が多いのですけど、眼球が大きいのでは無く、相対的に顔面が小さいのです。

身体を描く練習としては、自然なポーズを練習するのも勿論ですけど、ラジオ体操やストレッチ体操のポーズを一通り描いてみるのもいいです。身体の各関節や胴体、首、肩がどの方向にどれだけ曲がるかを一通り全部描いて練習してみるわけです。
女の子なら、前後左右の180度開脚やイナバウアーポーズなどは当たり前の様に描いてみましょう。
私はボディビルの写真を元にした筋肉イラストが掲載されている筋肉トレーニング本や、ストレッチ体操の書物、スケベ写真集を元にしても描いてます。ネットのポーズマニアックスなどもあるみたいですけど、CGの場合、正確な筋肉のハリや膨らみを再現していないかも知れないので、やはり写真の方がいいですよ。
また、筋トレ本やストレッチ本を参考にして自分でもポーズをとって、立体的な形を把握した方がいいですね。

アドヴァイスじゃなくって感想なんですが…
人物デッサンってホント一生ものの修行ですね。
私もいい年ですが最近は恐ろしいくらいの勢いで
ポーズ集とか出てますよね。
すごく参考になるし、眼福にもなってますｗ
ちょいもて…もといちょい不良オヤジさんのデフォルメの感じはとっても好きです。
最近顔は漫画なのにカラダだけ妙にリアルなイラストがはんらんしてますが、どーもこの風潮には違和感を覚えます。基礎は基礎として覚えていてソンはないのですが、やっぱりデフォルメは顔と体のバランスが一番ではないかと。
以上感想でした。