１．影の付き方は既に答えられている方が居るのでパスします。

２．デッサンについては特に大きく狂っているという印象は受けませんでしたが。
　まずは頭の縦の長さを一つの基準として、手足や胴の長さを決めましょう。この部分は各絵師の作風のポイントとなります。
　影子さんの絵柄だと全身で５頭身か７頭身が基準になると思いますが。
　５頭身なら頭１・胸元１・腹～腰１・太腿１・脛～脚１。肩～手は２頭身くらい。
　７頭身なら頭１・胸元１・腹１・腰１・太腿～脚３。肩～手は３頭身くらい。
　個人的には、この絵柄なら５頭身を基準としてお勧めします。
　あとは自分の絵柄に近いプロの作品などを参考に、各部分の長さ・大きさを学ぶのが良いでしょう。個性・個人差の大きい部分だと思いますので。まずは丸と棒でバランスを決めてしまいましょう。
　あとは、どこが膨らんでいて(例えば胸、尻、太腿)、どこが締まって(手首足首、腰など)いるかを意識すると、より女の子らしいメリハリのついた体型になるはずです。因みに幼い子供なら逆にメリハリは付けない方がいいでしょう。

３．背景の塗りは赤黒さがホラー感を醸していて良いですよ。ただ、それに対して女の子、特に髪が平坦に見えます。
　陰影については、やはり明暗合わせて３～５段階はあると見た方が立体感が出るはずです。
　いっそ暗い所は黒で、明るい部分は白で塗り潰す位の勢いがあってもいいと思います。

４．作品についているタグから言えば、服はもっと汚したり傷めてあってもいいかな、と。
　個人的には、上着がワンピースとしては裾が短過ぎる(これがワンピースだった場合、立っていても下着が丸見え)ので、この絵では穿いてない状態と解釈しますが、ガーターベルトは要らなかったかも。

５．キャラの設定については判りませんが、もっと悲壮な表情にした方が、見る人の目を惹くかも。
　目元に影を落として涙一粒光らせるだけでも、同情もしくは加虐心を誘う=関心をそそる効果があると思います。
　現状だと表情があっさりし過ぎて、心を動かすには弱いかな…。

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　それと質問とは別の部分で気になった事を…。

・座っているこの…匣(箱)？椅子？と、少女の立体感が一致していないので、なんだか騙し絵を見ているような違和感があります。
　少女を是とする場合は箱をもっと水平に近い視点から見ているはずで、箱を是とするなら少女はもっと上から見下ろされるアングルのはずです。
　これは背後の鉄格子についても同様ですね。

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　長々と失礼致しました。