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投稿:YASU 14/04/13 16:57 0pt. 受付終了

アドバイスラウンジ失礼致します。

この度は背景の練習をしたく、写真を見ながら模写をしてみました。(元の写真は著作権フリーの写真サイト様からお借りしました)

普段使わない筆の動きなどで自由に描き楽しく描いていたのですが…

木が、ブロッコリーにしか見えなくて困っています。
写真を見れば木々のそれは高解像度で細かく写っているのですが、その葉を一枚一枚手で描くとなると、膨大で気が遠くなりそうです。
省略しようにもどこを基準に省略して、どこを書き込めば見栄えがよくなるのかも判断がつきません。

写真そのままの模写というよりは、今回は一枚イラストとして見栄えが良い印象にしたいと思っています。

加筆添削画像などでアドバイスをいただけると大変嬉しいです!

どうぞ、よろしくお願い致します・・・!

回答一覧

1. 回答: yuiyui(129) 14/04/13 19:16 

いきなり根本からへし折るようなことを言いますが…

「背景の練習をしたく、写真を見ながら模写をしてみました。」
「木々のそれは高解像度で細かく写っているのですが、その葉を一枚一枚手で描くとなると、膨大で気が遠くなりそうです。」
「写真そのままの模写というよりは、今回は一枚イラストとして見栄えが良い印象にしたいと思っています。」
あなたの本心はどれですか?

背景画としては何の問題もありません。
「あなたの目にブロッコリーとして映ろうが、他人の目に樹木として映っていれば良いだけの話」です。

当然の如く風景画としては画の中に主役がいないので何の魅力も感じません。
元になった写真の主役を模写の段階で省略したためか、元々ただ風景を撮っただけの写真なのか、それは見てないので分かりませんが。

背景画が一枚画として完成していたらそれは良い背景画ではありませんし、完成された風景画をそのまま背景にすると一枚画として破綻します。
心霊写真に例えると分かりやすいですね。心霊写真は人物の有無とその成立条件とは無関係ですから。
友達数人集まってのバースデイパーティ、貴方は写真を撮りました。現像したら壁に女の顔が…。
実際は壁のシミが光の加減でそう映ったものでしたが、その写真の主役は誕生日を迎えた友達ではなく、壁に映った女の顔になってしまいました。
本当は楽しいパーティの様子を記録したくて撮った写真なのに誰に見せても壁に顔が壁に顔が…いい加減イヤになって他人に見せることをやめてしまった。
背景により強烈な個性が存在したため、本来の主役がないがしろになってしまったのです。

書き出すなら、
・背景画としてディテールの省略は選択肢として正しい(うちの一つである)
・背景画はそれ単体を風景画として見れば、主役不在で見映えのしないどこか物足りないものである
・精細な風景画とは膨大な作業量の産物である
・練習ならば苦労は買ってでもしろ
本心を問うたのはそういうことです。

そもそも画を描くというのは自分がイメージした究極の理想を具現化する作業です。
その道は険しく果てしないものです。
その道を通らなければならないのなら「気が遠くなるほどの膨大な作業量」であろうとやるしかないです。

「この道しんどそうなんでもっと楽な道ないですか?」と聞かれたって「あるかボケ!」としか返しようがありません。
「この先しんどそうなんですけど、ひょっとして○○へ行くのにこの道間違ってないですか?」なら「ああそれだったら…」と返せます。
多分後者だと解釈し、つらつら書いてきたわけですが結論として…
自分で描いた主役に添える背景としては充分使えるレベルです。
背景だけで飯が食えるレベルを目指すならその膨大な作業を回避して先はありません。
そんなところでしょうか。

あと、元の画像が分からないのに赤ペン先生は出来ないと思うんですが…。

返信: YASU 2014-04-14 00:55:05

アドバスを下さりありがとう御座います!

>背景画が一枚画として完成していたらそれは良い背景画ではありませんし、完成された風景画をそのまま背景にすると一枚画として破綻します。

この一文はかなり共感致しました。
絵として主役の人物を食ってしまうほど背景を書き込んでしまうのは私の望むイラストの方向性ではありません。
しかしながら、人物の添え物としてディテールを甘くした背景は、主役の人物抜きには画として微妙な感じになるのかなとアドバイスを拝読し思いました。

「人物が主役の背景」と「風景を主題にした風景画」は考え方は別物である、と考えた方が良いのかなとも感じました。
風景画は風景の中の「主役」は誰なのかということをはっきりさせた方が良いのかな、と…!

人物を主題にした背景ですと、よくメイキング本などでは「人物が埋もれないように」と書いてあったような気がします。その時に得た考え方の癖が抜けきれておらず、私自身、まだ「風景画」と「背景」の区別がよく理解していなかったように思います。

一度試しに、「人物の背景」と「風景画」は別物であると意識して風景画を描いてみたいと思いました。
この度はありがとう御座いました…!

2. 回答: 匿名希望 14/04/13 21:43 

近景・中景・遠景に分けて考えて描き込み量を近景>中景>遠景と遠くにあるものほど減らしてやると画面のメリハリもでて見栄えがよくなると思います。
この絵だと全体的に全部ぼんやりぼんやりしてしまっているので
山(遠景)をもっと薄くして、中間の細長い木々(中景)はそのまま、手前の緑の塊(近景)をもうちょっと描き込んでやればいいかと。

木の描き方、塗り方はネット上でコツやメイキングを公開されている方がたくさんいらっしゃいますのでいろんな人のを探してみて参考にしてみると良いと思います。

返信: YASU 2014-04-14 01:09:58


やはり、私自身もこの絵はぼんやりしていると感じます。
特に中央あたりの木がもっさりぼんやりしているように思います(^o^;)笑
今後はディテールの書き込みを意識したいと思います。

自分好みの風景のメイキングも探してみたいと思います。
この度はアドバイスを下さり、ありがとう御座いました!

3. 回答: じお(20) 14/04/13 22:29 

今回の背景画について失礼ながら加筆させて頂きました。
元の写真を見ている訳ではないので間違った解釈もあるかもしれません。
あくまで私個人ならこう描くかな、という程度だと思ってください。

まず、サムネを見たときそこまでの違和感は感じませんでした。
シルエットでぼんやり見たときに正しく見えてもアップで見ると違和感が出るということは、一言で言ってしまえばディテール不足だと思います。
確かに一枚一枚葉っぱを描いている訳にはいきませんが、手前や目立つ位置にあるものだけでも少し書き込むだけで違和感はずいぶん軽減されると思います。
取捨選択は各々の好みによる部分だと思うのですが、最低限の要素くらいは描いた方がいいと思います。
今回の例で言えば、幹や枝などは描いた方がいいかと…
ディテールの省略は、まず見えるものを見たままに描ける様になってから考えた方がいいかと思います。
不定形のものは、シルエットが大事なので全体だけでなく、樹木の一本、雲の一つ一つなど、それぞれ単体でかっこいいシルエットを目指す様にするとぐっと完成度が上がると思います。

また、風景スケッチの本なども大変参考になるので是非一度ご覧になってみてください。
長々と失礼しました。

返信: YASU 2014-04-14 00:17:12

添削画像を誠にありがとう御座います!
大変勉強になります…!(;人;)

>シルエットでぼんやり見たときに正しく見えてもアップで
見ると違和感が出るということは、一言で言ってしまえば
ディテール不足だと思います。

明確な答えをありがとう御座います!
ぼんやりした原因はなんなのかな?と思っていましたので、原因を知りとても嬉しいです…!

>ディテールの省略は、まず見えるものを見たままに描ける
様になってから考えた方がいいかと思います。

此方も目から鱗でした!
あまりぎっちり書き込み過ぎても絵としてどうなのかな?と思っていましたが、最終的にディテールの省略の感覚を養うために必要な練習方法ならば重要な行程だと感じました。

>不定形のものは、シルエットが大事なので全体だけでな
く、樹木の一本、雲の一つ一つなど、それぞれ単体でかっ
こいいシルエットを目指す様にするとぐっと完成度が上が
ると思います。

コツを教えて下さりありがとう御座います…!
こちらも是非参考にさせていただきます!

添付いただいた画像を見比べてみると、私のはやはりピンボケしており、じお様が加筆下さった画像はディテールがはっきりと明確な印象を受けました。
ディテールがはっきりとしている方が、やはりカッコいい印象を受けました。今後はこちらの画像も是非参考にさせていただきます!

風景画は苦手意識があり避けていましたが、今回描いてみて意外に楽しいかな?と思いました。
今後も描いていきたいと思いますので、この度のアドバイスを是非参考にさせていただきます。

ありがたいアドバイスを下さり、誠に感謝致します。
この度は本当にありがとう御座いました…!

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