□1
ちょーはずかったー…。
ナツヒのやつ、最初からヒナよりもあたしを見てくれればいいのに。
あたしがバスケをはじめたのは、もっかんに憧れたからってだけじゃない。
あの日、リスクはあったけれど、あたしがバスケをはじめた本当の切っ掛けが叶ったんだから…。
あたしはとうとうナツヒと本気で試合出来て嬉しかった。
後は…ナツヒに大会とかに出た所見てもらえたら…
もちろん、それだけで飽きる気は毛頭ないけどな。
□2
あーあ、夏陽をからかいすぎたかしら。
本当に夏陽がひなたじゃなく、私を気にかけてくれたら嬉しいのに。
私は夏陽が無性にうらやましいわ。自分の好意が公然の秘密なんだから。
自分の好意は知れ渡っているのに、自分に向けられている恋心には全然気づいていないんだから。
…バカ…。
□3
えへっ…えへへへへへへへ。
ひなのはちみつコーラなまクリームヨーグルトがおいしいって、たけなかいってくれた。
かえってきたら、かげは「姉さま、今日はなんだか上機嫌ですね」って言ってくれた。
ひな、おにーちゃんのおよめさんにならざるをえないかもしないけれど。
だいすきだよ…なつひ…。
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Twitterで製造を予告していたロウきゅーぶ!二次創作
1話3章構成になっていて、原作小説2巻エピローグ直後の真帆の独白、 5巻の夏陽達の合流直後の紗季の独白、7巻エピローグ直後のひなたの独白。
…つまり、(少なくとも生路にはそう見えて本気で胸キュンで、本気でときめいたのだが)真帆、紗季、ひなたが夏陽に異性として好意を持っている事が最初に仄めかされている巻の二次創作後日譚ですね。
(原作ノベル中で仄めかされている場面は、2巻での真帆と夏陽の仲直り、5巻での紗季と真帆からのアピールと、7巻でのひなたちゃんと真帆からの夏陽とのダブルデート)
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