雑誌『モデルグラフィックス』2019年3月号付録のファインモールドのキットを作成しました。

部品点数が少なくすぐに形になります。特に尾翼周りの分割は感動的です。
アンテナ支柱とピトー管は金属線に置き換えたぐらいであとはキットのままです。
風防の窓枠の別パーツは合いは良いのですが取り回しづらく、個人的には通常のパーツ構成の方がベターに感じました。

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マーキングは付属のデカールは使用せずに飛行第一戦隊戦隊長機にしてみました。
資料によっていろいろな解釈があるようですが、『世界の傑作機』の42頁と87頁を参考にしました。

アンチグレアは無し、主翼、胴体及び尾翼に白い帯、胴体日の丸は他のⅠ型と大きさと位置が違うこと、方向舵は黄色地に三本線、献納機であることがこの機体の特徴でしょうか。
マーキングも含めてすべて塗装仕上げとしました。繊細なモールドなのでデカールをなじませるのはかえって難しいかなと。
上面は濃緑色（16番）と暗緑色（三菱系）（124番）を1対１の混色をベースに、下面はシルバー（8番）と灰色9号（97番）を2対1くらいの混色としました。

よろしくお願いします。

参考図書
『世界の傑作機　№13　陸軍一式戦闘機隼』㈱文林堂　平成4年7月
『日本陸軍一式戦闘機隼の塗装とマーキング（モデルアート9月号臨時増刊）』モデルアート社　1992年9月