魏・外史伝登場人物誕生秘話～祭編～

　　こんばんわアンドレカンドレです。今回は黄蓋こと祭さんについて解説をしようと思います。

　祭さんは皆さんも知っての通り、真・恋姫無双・・・つまり原作キャラであり、伏義が女渦といった

　魏・外史伝のオリジナルと事なり、魏・外史伝用に僕が原作キャラに新しい設定を加えたキャラクターです。

　それでいえば、朱染めの剣士もそれに該当しますが、ここでは省略します。

　　この祭さんなのですが、これは初期の段階では登場させる予定はありませんでしたが、話を考えると、蜀

　、魏方面と比べ、何か物足りなさを感じたために何かサプライズな展開が欲しいと思って浮かんだのが、祭

　さんでした。祭さんは原作の魏√では死んでしまっているので、それを利用する事にしました。これで呉の

　人達ＶＳ女渦の間に、クッションを加える事が出来、話の展開として良い感じに落ち着く形となりました。

　作品の中でも何となく書きましたが、この祭さんは魏√の祭さん、呉√の祭さん、蜀√の祭さん、その他、

　様々な方面の外史の祭さん達が合わさって一つとなった存在であり、魏・外史伝の祭さん≠魏√の祭さん

　と言う事です。話の方で少し分かりにくかったような気がしたのでここで補足しました・・・。

　　祭さんが敵として登場させた事で、朱染めの剣士の存在が呉の人達にとって一層大きくなったような気が

　します。どちらにとっても祭さんにとてもお世話になった人達・・・。原作での冥琳と祭さんのやり取りが

　とても好きで何度もそのシーンを見返してしまう僕としては、二人のやり取りがあまり書けなかったのが、

　非常に残念で仕方ありません・・・。第19章では結局、会えずに終わってしまった。その代わり、朱染めの

　剣士と祭さんのやり取りは僕が描いた通りに書く事が出来たので、逆にこっちは満足しています。

　　第19章・中編の終盤の原作のシナリオの一部を拝借してフラッシュバックな展開から、一刀君が祭さんを

　超える。最後の回想での二人の会話はこれもまた原作からまんま抜粋したものです。もうこの辺を読んでい

　ると、僕泣きそうになります・・・。祭さんは死ぬ時も良い女過ぎて困る・・・。