No.97979

真・恋姫†無双 北郷三羽外伝 No,01

さん

アンケートの途中ですが、
一話を書いてみました^^;
だって、1しか無かった物ですから・・(^o^)丿
一刀達に会う前と手紙の中味とは・・・?

2009-09-29 16:05:51 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:10805   閲覧ユーザー数:8175

(はじめに)

  この話は、『北郷一刀と三羽鳥』の外伝になります。

  団長を中心とした展開とオマケシナリオを入れていこうと思っています。

  キャラ崩壊・セリフ間違いがあると思いますが、温かく読んで下さい<(_ _)>

 

 

☆団長とは、

 

 本当の名前は、姓・・・曹(そう)  名・・・鼎(てい)   字・・・不明

        真名・・・流心(りゅうしん)

 

 一人称・・私→『儂』に変更    武器・・・鉄棍、永寿(えいじゅ)

 

 設定・・・華琳の母、曹嵩の叔父にあたる曹氏の一族。

      自由奔放で、掴み所がない。正史では、汚職して捕まったが、

      この物語では、刺史の娘と駆け落ちし、一族の名を捨て野に下った。

      妻を早くに亡くし、身寄りがない子供や自分の気に入った者を子供にして、

      いつも楽しく暮らしている。皆から団長と呼ばれている。

 

一刀達に会う前の出来事

陳留に近い邑の宿

 

団「3人とも儂は少し出てくる。明日は早いから先に休んでいろ。

  食事は、宿の者が持ってくる。」

 

天「は~い。」

 

地「団長、何処に行くの?」

 

団「何、久々に4人に会うからな、土産代りに

  手料理を作るのだ。」

 

人「何処で作るのですか?」

 

団「ここには、知り合いの店がある。

  では、行ってくる。」

 

天「いってらしゃ~い。」

 

地「気を付けてね。」

 

人「あんまり、辛くしたらダメですよ?」

 

団「はっはっはっ! 分かっている。」

 

 3人に見送られ、

 団長は宿を出て歩き出す。

 暫くすると、それなりに大きな飯屋に到着する。

 

団「ふむ、此処だな。」

 

 団長は準備中の店に入ると

 いきなり

 

団「厨房を借りるぞ。」

 

店「はぁ? いきなり、何を―って団長?!」

 

団「久しいな、スマンが少し借りるぞ!」

 

店「は、はい! どうぞ、ご自由に!」

 

団「安心しろ、勿論礼として、

  儂も店を手伝ってやる。」

 

店「ありがとうございます。

  でも、あんまり辛くしないで下さいね?」

 

団「・・・・分かっている。」

 

店「間を開けないで下さいよぉ。」

 

団「冗談だ! はっはっはっ!」

 

 団長は厨房に入ると

 持ってきた材料で調理を始める。

 

店「相変わらず、手際がいいですね~。」

 

団「ふっ、当然だ。お前とは年季が違う。

  よし、後は一晩置いてから、明日の朝に包んで蒸すだけだ。」

 

店「じゃあ、こっちに置いておきますね。」

 

団「頼むぞ。さあ、何から作ればいい?」

 

店「もうすぐ開けるので、

  香りの良い物を作って頂けますか?」

 

団「ふ~む・・・麻婆でよいか?」

 

店「団長の麻婆は香も最高ですからそれで!」

 

団「任せろ。」

 

 団長がゆっくりと作り始める。

 その香りが外に流れ、

 道行く人の流れを止め、客が入って来る。

 

客「今日は、いつにも増して旨そうだな。」

 

店「ははは、今日は知り合いが来ているもので。」

 

客「まあ、何でもいいか。麻婆を頼む。」

 

店「はい。団長、麻婆一つ!」

 

団「はい、よろこんでー!」

 

店「? 何ですか、そのしゃべり方?」

 

団「気にするな、息子の国でよくある言葉らしい。」

 

 団長の言葉で、店主は驚くが、

 お客がどんどん増えるので、そっちの対応に出た。

 他の店員達も大忙しだ。

 団長は、1人で料理をしいく。(他の者がいると邪魔になるらしい。)

 

 

 ピークが過ぎ、客の数も落ち着いてきた。

 

店「団長、お疲れ様です。」

 

団「はっはっはっ、この程度では疲れんは!」

 

店「げ、元気ですね~。」

 (相変わらず、化け物だな・・・) 

 

 団長以外は、もう疲労困憊状態だ。

 今日はもう店を閉めようとすると

 2人の少女が入っている。

 

?「あの~? まだ、大丈夫ですか?」

 

店「いや、今日はもう閉店し――」

 

?「ええー?! ここが一番、旨そうなのに~!」

 

店「申し訳ありません。」

 

?「いえいえ、気にしないで下さい。

  ほら、文ちゃん行こう?」

 

文「そんなぁ~。斗~詩~、アタイ此処がいいよ~。」

 

斗「もう、文ちゃん、我儘言わn―」

 

団「構わんぞ。」

 

文「ホントか?!」

 

団「ああ、2人位問題ない。」

 

斗「すみません、無理言って。」

 

団「はっはっはっ、気にするな!

  さあ、何が食べたいんだ?」

 

文「じゃあ、これとこれ、それから――」

 

斗「ちょっ?! 文ちゃん、少し遠慮しようよ。」

 

団「はーはっはっ、待っていろ、すぐに作ってやる!」

 

 団長は厨房に入っていた。

 そして、あっという間に料理を持ってくる。

 

文「いただきま~す!」

 

斗「いただきます。」

 

 2人は料理を口に運ぶ。

 すると

 

文「うんめぇー!」

 

斗「おいしい!」

 

団「そうか、そうか!」

 

 料理を食べて、満足する2人。

 その2人を見ながら、団長は益々笑顔になる。

 そして2人に、

 

団「ふむ、2人とも儂の娘にならんか?」

 

斗「ふえ?」

 

 団長の言葉に、斗詩は気の抜けた声を出す。

 しかし、

 

文「いいぜ、オヤジの娘になってやるよ。」

 

団「おお! そうかそうか!」

 

斗「文ちゃん?!」

 

文「どうしたんだ?」

 

斗「いきなり、何言ってるの?!

  私達、名前も知らないんだよ?!」

 

団「そう言えばそうだったな、はっはっはっ!」

 

文「はっはっはっ!」

 

斗「笑い事じゃありません!」

 

 同じ様に笑う2人に斗詩は

 ツッコミを入れる。

 そして、自己紹介を済ます。

 

文「いいじゃん、斗詩も娘になっちゃいなよ。」

 

斗「そんなの、すぐには決められないよ。」

 

団「なら、どうすれば儂の娘になってくれるんだ?」

 

斗「ええ?! そんな、急に言われても・・」

 

文「なら、メシ奢ってくれよ。」

 

斗「ぶ、文ちゃん、勝手に―」

 

団「その位、お安い御用だ! さぁ、他には何が食べたいのだ?」

 

文「じゃあ、これとこれ追加で頼むよ、オヤジ。」

 

団「可愛い娘の為だ、すぐに作って来るぞー!

  待っていろ、はーはっはっはっ!」

 

 団長は嬉しそうに厨房に入って行った。

 猪々子は満面の笑みを浮かべ、

 斗詩は何とも言えない顔をしているのだった。

 

 

団「2人も陳留に行くのか?」

 

斗「はい、団長も?」

 

団「うむ、明日の朝一番に出る。」

 

文「アタイ達は、少し休んでから行くから、

  一緒には行けないなぁ。」

 

団「残念だ。・・・そうだ、明日邑を出る前に、

  此処に寄れ、弁当の変わりを用意しておく。」

 

斗「いいんですか、団長?」

 

団「娘が親に遠慮するな。」

 

斗「あ、あはは。ありがとうございます。」

 

文「ありがとな、オヤジ。」

 

団「うむ! そうだ、陳留に行くなら、

  儂の息子を探してみろ。」

 

斗「息子ですか?」

 

団「ああ、名を一刀と言う。

  儂が言うのも何だが、良い男だぞ。」

 

 団長は嬉しそうに自慢している。

 

文「その兄ちゃんは強いのか?」

 

団「勿論だ。もしかしたら、

  2人も惚れてしまうかも知れん。」

 

斗「いきなり、惚れる事は無いと思いますけど?」

 

団「儂の娘3人をたった1日で、惚れさせた程の魅力だ。」

 

斗「3人も?!」

 

団「婚儀も終わっているぞ。」

 

斗「奥さんがいる人に、惚れるなんて

  ちょっと考えられないかも・・・」

 

文「斗詩はアタイのだからな!

  それに、アタイより弱い男に興味ないね。」

 

団「はっはっはっ。まあ、気が向いたら探してみろ。」

 

 団長は立ち上がる。

 

団「儂も明日は早いからな、2人も道中気を付けるのだぞ?」

 

斗「はい、ありがとうございました。」

 

文「オヤジも気をつけろよ~。」

 

団「はっはっはっ! また会おう。」

 

 そう言って団長は店を出て行った。

 2人も暫くしてから店を後にするのだった。

 

 

店「・・団長~、勝手に奢らないで下さいよ~。」

 

 いつもより、お客が多かったのに

 利益がいつもと変わらなくなってしまった。

 店主は項垂れている・・・・哀れなり。

 

 

(※2-00を読んで下さい。)

 

 ライブが終わり、飯屋に到着した団長達、

 店に入っていきなり、

 

華「団長、あの子は私が先に目を付けたので。」

 

 っと言われ、団長は落ち込んでいる。

 席に着き一刀への手紙を書きながら食事をしている。

 

団「華琳め、儂の楽しみを奪い寄ってからに・・・」

 

天「も~、元気だしなよ~。」

 

地「そうよ、娘ならちぃ達がいるじゃない。」

 

団「だが、儂の夢の為には・・・」

 

人「夢?」

 

団「うむ、孫100人に囲まれて死にたいのだ。」

 

人「・・・何、馬鹿な事言ってるの?」

 

団「お前達も早く結婚して、儂に孫の顔を見せてくれ。」←聞いてない

 

天「ええ~、嫌だよ~。」

 

 団長の言葉に天和が不満を言う。

 

団「何故だ?」

 

天「私、一刀以外の男の人と結婚したくない!」

 

団「婿殿は、凪達と結婚しているだろう?」

 

天「それでもだよ~。お義父さんは、

  私達に、どんな男の人と結婚してほしいの?」

 

団「それは勿論、婿殿の様な男とだが・・」

 

天「でしょ~。なら、一刀と結婚するのが一番だよ~♪」

 

団「確かに婿殿なら安心だが・・・」

 

 団長は珍しく悩んでいる。

 そこに、

 

天「それに、一刀が言ってたよ?

  『俺は、団長に恩があるから返したい』って。」←本当

 

団「婿殿がそんな事を・・・」(ジーン

 

 団長は感動している。

 

団「だが、あの3人が、そう簡単に許す訳が無い。

  下手をすれば、婿殿もお仕置きの餌食になってしまう。」

 

 団長は一刀を危険にさらしたくない様だ。

 しかし、悪魔は囁いた・・・

 

天「後、『その為なら、どんな苦行にも耐えてみせる』って」←嘘

 

地「え? そんな事言っt―『言ってたよね~、ちぃちゃん?』・・う、うん。

  ち、ちぃも聞いた気がするな~。」

 

 天和からのプレッシャーに、地和は口裏を合わせる。

 

団「なんと! 本当か?」

 

 団長は2人の言葉を聞いた後、

 人和を見る。

 

人「・・私も聞いた気がするわ。」

 (今の姉さんに逆らっちゃいけない・・) 

 

団「婿殿・・そこまで、儂の事を・・・」

 

 団長の目が潤んでいる。

 そして、一気に手紙を書き終えると

 

団「凪! この手紙を婿殿に渡してくれ!」

 

凪「え? わ、分かりました。」

 

団「儂達はこれから用事が出来たので、

  先に失礼する!」

 

 3人を引き連れて走り出す団長。

 それを、

 

文「あれ? 今のオヤジじゃないか?」

 

斗「本当だね~。あのお店から出てきたみたい。」

 

文「よーし! あそこで、メシにしようぜ!」

 

斗「そうだね。団長が入る位だから、

  きっと良いお店なんだよ。」

 

 団長が出た店に入って行く2人だった。

 

 

 

 

団「必ず、儂の・・いや、婿殿の為に、良い嫁を探してくる!

  待っていてくれ、婿殿ぉーーーーーっっ!」

 

 意味の分からない事を叫びながら、走る団長。

 

天「う~ん、予定と少し違うけど・・・ま、いっか♪」

 

 そう、天使の微笑みを浮かべる天和だった。

 

 

 

・・・・つづく?

 

 

(あとがき)

 どうも、猫です。最後まで読んで頂きありがとうございます<(_ _)>

 いかかでしょうか? 手紙の内容は分かりましたか?

 手紙に関しての質問と「1」が100%だったので、期限前に1話だけ書いてみました^^;

 アンケートは引き続き2-00の方で受け付けています。

 おまけシナリオも書いて行く予定なので、外伝事態は消えませんが、

 団長は・・・どうしようかな(・・?

 

 

 次回は、拠点風に書けたらいいな(^^♪ お楽しみに(^O^)/

 

 メール・コメント・友録、何でもお待ちしています<(_ _)>

 

★現在の団長の子供リスト

   一刀、凪、沙和、真桜、天和、地和、人和、斗詩、猪々子 

 


 
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