No.976871

美森さんの誕生日会

赤城まやさん

みんなで美森さんの誕生日会をやるお話を書きました!
ぜひご覧ください!

2018-12-16 11:23:43 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:564   閲覧ユーザー数:562

「赤城さん、起きてください。もう朝ですよ。」

黒髪ロングヘアでふくよか体型の豊原美森さんが赤城さんを起こす。

「うーん…美森さん…おはよう…」

栗色のロングヘアで美森さんと同じふくよか体型の赤城さんが起きる。

「朝ご飯、出来てますよ。」

「うーん…もうそんな時間…?」

「はい、もう7時ですよ。」

「早いね…」

部屋で話していると、2人のお腹が鳴る。

「ご飯…食べましょうか。」

「そ、そうだね…」

2人は着替えて、1Fへ行く。

すると、実里ママが待っていた。

「おはようございます。美森ちゃん、まやちゃん。」

「おはようございます。お母さん。」

「おはよう~実里さん♪」

「朝ご飯、いただきましょうか。」

「はい、いただきます!」

「いただきます!」

3人は朝ご飯をいただく。

カロリーが取れた、よい食事だ。

 

朝ご飯を食べると、お母さんは買い物へ出かけた。

「あっ、美森さん。誕生日おめでとう~プレゼントはパーティーの時でいいかな?」

「ありがとうございます!はい、大丈夫ですよ~」

「さて、勉強しようかな~」

「わたしもしましょうか…」

美森さんとまやちゃんは勉強を始めた。

 

お昼になり、実里ママが帰ってくると、また美森さんのお腹が鳴る。

ぐりゅぅぅぅぅぅ…ぐりゅぅぅぅぅぅ…

「お昼にしましょうか。美森ちゃん、まやちゃん。」

「そうですね、昼ご飯を食べましょう。」

「うん!」

「いっぱい、ラーメンとそば、菓子パンを買ってきましたよ。」

「わぁ~こんなにたくさん…」

美森さんは生クリームたっぷりのパンととんこつラーメンを食べ、まやちゃんは焼肉入りベーコンパンとカニクリームコロッケパンを、実里ママはチーズケーキパンとそばを作って食べた。

「美味しいですね…♪」

「そうですね♪」

「美森ちゃん、まやちゃん、今日はパーティーを行うので、お腹空かせてくださいね!」

「はい!」

「実里さんもお腹空かせてね!」

まやちゃんは実里ママのお腹を触る。

「ひゃぁ!少しびっくりしてしまいました…」

「実里さんのお腹、私みたい…」

「そうですか…?」

「うん!ちょっと小さめだけど…」

「美森ちゃんも触ってみます?」

「は、はい…///」

美森さんは実里ママのお腹を揉んだ。

「お母さん、いい匂い…」

「そ、そうですか…?」

「もちもちしてて、柔らかくて…暖かくて、眠たくなっちゃいそうです…」

「美森ちゃんの顔、暖かいですね。」

「眠いです…」

「食べてすぐ寝ると牛になりますよ?」

「牛でもいいです…」

その後、実里ママが膝枕を美森さんにしてあげると、すぐ眠ってしまった。

午後6時パーティーの時間まで残り30分だ。

「まだ来ないかな~」

「ふにゃ~おはようございます…あれ、私…寝ちゃってた…」

「おはようございます。美森ちゃん。私のお腹…寝心地はどうでしたか?」

「はい、とても気持ちよかったです。いい夢を見ました。」

「どんな夢?」

「いろんなケーキを1ホール食べた夢です。」

「いい夢だね…♪」

美森さんは起き上がった。

(ピーンポーン)

「あれ、誰か来ましたね。はーい!」

「こんばんは~梶山です。」

「あっ、梶山さん!今開けますね!」

「お邪魔します~いい匂いがする…」

「今、お母さんが料理を作ってるので…」

「そうなんだ~部屋はどっち?」

「右側ですよ~」

「わかったぁ!」

「この部屋でお待ちください。」

「はぁーい!」

梶山さんがリビングに入ると、まやちゃんがいた。

「梶山さんこんばんは~」

「こんばんは、赤城さん。今日もいいお腹だね~」

「梶山さんこそ!」

「赤城さんのお腹…一回触っていい?」

「うん…」

梶山さんはまやちゃんのぷよぷよお腹を触る。

「相変わらずお餅みたいだね~」

「確かに…お餅みたい…」

「ほかのところも触っていい?」

「あんまり、変なところ触らないでね…」

「うん、じゃあ二の腕を…」

次に梶山さんはまやちゃんの二の腕をさわる。

「くすぐったいよぉ…」

「ぶよぶよたぷたぷ…おっぱいみたい…」

「触ったことないでしょ…?」

「な、ないけど…」

まやちゃんは梶山さんの真ん丸でたぷたぷのお腹を触る

「梶山さん…」

「なに?」

「また太った?」

「太ってないよ…?」

「今何キロ?」

「105kgだよ」

「ほんとに?」

「う、うん…」

「あそこに体重計あるけど…乗ってみる?」

「やだぁ~」

梶山さんはまやちゃんに連れられて、体重計に乗る。

「梶山~今何キロ~」

「118㎏です~」

「やっぱ太ったじゃん!」

「やめて、お腹触らないでぇ!」

「やり返しだよ!」

「だめっ!お腹揉んだら気持ちよくなっちゃう…///」

まやちゃんと梶山さんがお腹の揉みあいをしていると…

(ピーンポーン)

「はーい、あっ!赤城さん!私が出ます!」

「はーい!じゃあ、梶山さん。続きをしようか~」

「ひぃ!」

美森さんは玄関を開ける。

「あっ、豊根ちゃん。いらっしゃい♪」

「美森さん!こんばんは!」

「こんばんは。外は寒いですから、お家に入りましょう♪」

「はい、お邪魔します!」

「えっと、リビングでお待ちください♪」

「美森さんと一緒がいいです…」

「料理、作りますか?」

「はい!」

「では、ダイニングへ行きましょうか。」

「はい!」

豊根ちゃんは美森さんと一緒にダイニングへ向かう。

「お母さん、豊根ちゃんと一緒にお料理を作りたいのですが…よろしいですか?」

「はい、いいですよ~豊根ちゃん、手洗いうがいをして、机に置いてあるエプロンを来てくださいね~」

「はい!美森さんのお母さん…きれいですね…♪」

「そ、そうですか~ありがとうございます!」

実里ママは少し上機嫌になった。

豊根ちゃんは手洗いうがいをした後、エプロンに着替えた。

「豊根ちゃん、手際がいいですね♪」

「そうね~、家でも料理してるのですか?」

「はい、米料理が多いですが…してますよ!」

その後、3人はいろいろな料理を作った。

豊根ちゃんが料理を作っていると…

(ピーンポーン)

「美森さん!私が出るよ!」

「わかりました!」

「はーい!」

「こんばんは~鳥海でーす!」

「長山だ。」

「福田だよ~」

「長川です。」

「鳥海さんと長山さん、福田さんと長川ちゃん。こんばんは~。さぁ、中に入ってください!」

「お邪魔します~」

「えっと、個々の部屋で待っててくださいね~」

「はぁ~い!」

鳥海さんたちはリビングに入った。

「あったか~い!あっ、梶山さんこんばんは~」

「あっ、こんばんは~」

「外寒かったなぁ…鳥海さんなんて福田にしがみつきながら歩いてたもんな…」

「歩きにくかったよ~」

「あったかいもん!むにむにしてるし!」

「確かにな~」

「えぇ…そんなことないよぉ~」

「いいなぁ…」

長川さんがみんなを見る。

「どうしたの、長川ちゃん?」

「みんなお肉があって…私だけない…」

「いっぱい食べれば、お肉もつくと思うよ!」

「小食なんですよね…」

「別に細くてもいいと思うが…」

「この前、お兄ちゃんの服をきたのですが…その時…」

 

「お兄ちゃんの服を…着てみたいけど…胸がつっかえて…着れないよね…」

長川は着替えた。

「ん?あれ?ていうか…ぶかぶかしてる…」

 

「てなって…それで…」

「まぁ、野球選手だからガタイがいいんだろう。」

「そうだと信じたいのですが…」

「が…?」

「この前、着替えてるところをお兄ちゃんに見られて…」

 

「おーい咲!」

「きゃあ!お兄ちゃん!ノックくらいしてよ!」

「あぁ…わるいわるい。おこずかいなんだが…はい、5万円。これで好きなものでも買え。それか、貯金しなさい。」

「うん、ありがとう… ズボン脱ぐからドア閉めて…」

お兄ちゃんがドアを閉める。

「お兄ちゃん!なんで、入ったまま閉めたの!?」

「あぁ!」

「もぅ!お兄ちゃん!」

「まぁ、咲の体型は洗濯板みたいだから興奮しないけどな~」

「むぅ~」

長川の頬が膨らむ。

「お兄ちゃんのばかぁぁ!」

ポコポコ!ポコポコ!

「いてぇ!いてぇって!」

「もう!」

 

「てことがあって…」

「洗濯板っぽくないよ~」

「そ、そうですかね…」

「だって、洗濯板は凸凹あるし…」

「そこぉ!?」

3人が話していると…

(ピーンポーン)

「はーい!」

「Good evening!クレア・プリースよ。」

「あっ、プリースさんこんばんは~」

「今日は寒いわね…」

「そうですね…」

「お邪魔してもいいかしら…?」

「はい、良いですよ!」

プリースちゃんは玄関の前に立つ。

「靴は脱ぐわよ。」

「知ってます。」

「日本のマナー、アメリカで習ったもん。」

「そうなんですか…!」

「本読んでね~」

「プリースさん、本大好きですもんね!」

「そうよ~」

「あぁ、料理を作らないといけないので…。リビングでお待ちください」

「うん、わかったわ。」

プリースさんはリビングに入った。

「Good evening!」

「あっ、プリースちゃんやっほー」

「こんばんは~」

「あら、はやいわね…♪」

「もう始まっちゃうよ~!」

「それにしても、この部屋暖かいわね~」

「まやちゃんとか梶山さんがいるからね~」

「「それ、どういう意味ですか!?」」

みんなが話していると、料理が運ばれてきた。

「そういえば、西条さんと前島さんは?」

鳥海が長山に聞く。

「えっと、メールが来た。なになに…「前島が急に鼻血を出したので、止まるまでまっててな。」だって。」

「興奮したのかな…」

「違う意味でしたんだろうな…」

「美森さんと実里さん、豊根ちゃんも座って座って~!」

「西条さんと前島さんがいないけど…始めちゃおう。西条さんには「やってるよって伝えておくね…!」

と始めようとしたら…

(ピーンポーン)

「はーい!」

「西条やで~!遅れてごめんなぁ~」

「前島です…ごめんね…西条さんが最近太ってスカートがはけないとか言い出すから…」

「いやちゃうやろ!前島が鼻血を出したからやろ!」

「何で出したんだっけ?」

「うちが着替えてる時に出してたから…」

「西条さんのだらしな…間違えた。ダイナマイトボディに見とれて、出たんだと思う。」

「今、だらしないって聞こえたんやけど…」

「気のせい気のせい。」

「そうか…?」

「うん。」

「寒いので、中に入りませんか?」

「西条さんの?」

「服のびるわ!」

西条さんと前島さんは美森さんの家に入った。

「もう始まってへん?」

「いえ、まだ始まってませんよ~」

「入ろう~」

「そうですね!」

西条さんがリビングのドアを開ける。

 

「西条さんだぁ~!こんばんは~」

「こんばんは~!」

「見てみて!」

前島さんは西条さんの脇腹をつかむ

「ひゃあ!なにすんねん!」

「贅肉浮き輪~」

「まーえーじーまぁー!」

「ひぃ!」

西条さんは前島さんに弱めにチョップをした。

「こらこら、始めますよ!」

実里ママが2人を注意した。

「はーい…」

「す、すいません…」

「では、いただきましょうか。」

「はい!」

「美森ちゃん、お誕生日おめでとうございます!」

「ありがとうございます…!」

「いただきます!」

「いただきます!」

みんなは実里ママと美森さん、豊根ちゃんの料理を食べる。

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

「うん、美味しいです♪豊根ちゃんも料理が上手なのですね。」

「喜んでもらえて嬉しいです…!上手というかなんというか…」

「かわいいです…♪」

「!?」

美森さんは豊根ちゃんに抱きつく

「ふわふわもちもち…全身もちもちでいい匂い…」

「どうですか?」

「今日からここで住みたい…」

「そ、そんなにですか…?」

「豊原のお肉は柔らかくて、癒されるもんな…!」

「うん、美森ちゃんのお肉最高…!特にニーソのお肉ね…!あれはすごいよ!」

「ほ、褒められてるのでしょうか…」

3人が作った料理を食べると、次はケーキだ。

「はい、バースデーケーキですよ~」

「おぉ!?」

「すごくでかいな…」

「6ホールもある…」

「えっ、普通ですよ…?」

「美森ちゃん、普段どんな感じでケーキを食べてるの?」

「1ホールですよ?」

美森さんの一言にみんながびっくりした。

「えぇ!?1ホールも!?」

「さすが、美森ちゃん…」

「ケーキを1ホール食べると、こんな感じになるのか…」

「長川ちゃん、メモだよ!メモ!」

「ケーキ…1ホールも食べれないです…」

その後、ケーキを仲良く切り分けた。

「じゃあ、誕生日の歌を歌おう!」

「うん!」

「いっせーのーでパッピーバースデートューユ、パッピーバースデートューユ、ハッピーバースデーディア美森さん!ハッピーバースデートゥーユー!」

「ありがとうございます西条さん、まやちゃん、お母さん…そしてみんな…ありがとうございます!」

「どうする?ここでプレゼントを渡す?」

「そうだね、渡そう~」

「じゃあ、まずは実里さんから!」

「はい!美森ちゃん…お誕生日おめでとうございます。プレゼントです♪」

「タブレット端末ですか!?嬉しい…ありがとうございます!」

「でも、やりすぎには注意してくださいね…!」

「はい、わかりました!」

「次はまやちゃん!」

「はい、美森さん…いつも一緒にいてくれてありがとう。これからもよろしくね!はい、プレゼント!」

「これは…マッサージ器ですか!?よく私にぴったりのサイズがありましたね!?」

「うん!実はねオーダーメイドしてもらったの!」

「一緒に使いましょ!」

「そうだね!」

「えっと、次は豊根ちゃん!」

「はん!私からは実家でとれたお米とお野菜、それから…」

「それから…?」

「美森さん人形をプレゼントします!」

「すごいですね!ありがとうございます!お人形さん、私に似て、柔らかいですね!ところで、誰が作ったのです?」

「私が作ったの!」

「豊根ちゃんが作ったのですか!?すごいですね…」

美森さんは豊根ちゃんの頭をなぜる。

「次はかじー!」

「はい!私からのプレゼントは、カラオケの機材をプレゼントします!」

「ありがとうございます。梶山さん!カラオケですか…!歌いたいのにカラオケがいけない時に遊んでみますね!」

「次は西条さんと前島さん!」

「うちからのプレゼントはこれやで!」

「西条さんの腹肉もみもみセット100回分」

「もぉ!ちゃうよ!ほんまはこれ!超大型たこ焼き作り機をプレゼントするわ!」

「すごく大きいですね…!ありがとうございます!これで大きなたこ焼きが食べ放題ですね」

その後、鳥海はネックレスを、長山はスポーツウェアを、福田と長川は料理器具を、プリースさんはイギリスの国旗が載っている服をプレゼントした。

 

「そういえば…」

プリースさんはカバンの中を探る。

「あった!ジェニーちゃんと未来ちゃんから美森ちゃん宛てに手紙が届いてるの。読み上げる?」

「はい、お願いします。」

「えっと、「美森ちゃんへ。20回目のお誕生日おめでとうございます!日本に初めて来たとき、優しく日本のマナーやルール、文化を教えてくれたのは美森ちゃんでした。おかげで日本での生活が楽しくなりました。また日本へ遊びに行きますね!ジェニー=グッドウィンより。」」

「ジェニーちゃん、今アラスカにいるのですよね…ジェニーちゃんとの生活は短かったのですが、とても楽しく充実した2年間でした。お手紙ありがとうございます。」

「あと、未来ちゃんから「美森お姉さんへ。お誕生日おめでとうございます。実家にいた18年間は喧嘩も少ししたけれど、お姉ちゃんのやさしさや温もりや柔らかさに触れて、楽しくすくすくと育ちました。時間が空いたら、実家へ遊びに行くからね。妹の豊原未来より。」

「未来ちゃん、いろんなことがあって大変な時期があったけど、楽しかったですし、未来ちゃんの姉で本当に良かったと思っています。いつもはクールなのですが、私の前になると甘えて「お姉ちゃん」って言ってくれる子でした。またあの声…聞いてみたいな…」

「今、東京のデザインの大学に行ってるんだよね~」

「そうです!あっ、あと西条さんと前島さん!就職おめでとうございます!」

「ありがとう!大阪にも遊びに来てなぁ~」

「東京にも遊びに来てね!」

「はい!」

午後9時、パーティーもいよいよ終盤に差し掛かった時、あの人が帰ってくる。

「ただいまー」

「あら。おかえりなさい♪」

「美森ちゃん、お誕生日おめでとう!」

「ありがとうございます♪さあ、お疲れでしょう?お風呂にする?ごはんにする?それとも…」

「汗すごいから、お風呂がいいかな。」

「あれ、健斗さんは?」

「矢矧は今、準備してるよ。」

「そうですか、では先にお風呂にしましょうか♪お風呂洗ってきますね♪」

 

「お風呂洗ってきます♪」

「洗ってらっしゃ~い」

美森さんはみんなに伝えた後、風呂場へ向かった。

(ガッチャ)

「ごめん、豊城。用意してた…」

「矢矧、遅いぞ~」

「えへへ…わりぃわりぃ…そうだ、美森さんの誕生日プレゼントは?」

「僕のカバンの中にあるよ。」

「あぁ、ユニホームか…喜んでくれるといいな!」

「お風呂の準備ができましたよ~」

美森さんが2人を呼ぶ。

「はーい!」

 

美森さんがリビングに戻ると、さっきの人は誰と聞かれた。

「私の彼氏さんとまやちゃんの彼氏さんですよ。」

「えぇ!?」

「美森ちゃんの彼氏って、豊城投手なの?」

「はい、そうですよ~」

「身長高いし、女の子っぽい顔立ちだし…イケメンだよね~」

「そうですね…♪少し恥ずかしいですね…」

「しかも、細い体なのに160km/h投げれるってすごいね…!」

「あの試合は驚きました…」

「隣はまやちゃんの彼氏?」

「そうだよ~」

「まやちゃんの彼氏って矢矧選手なんだ…!」

「うん!」

「矢矧選手もかっこいいよね~ベビーフェイスでクールだし…」

「恥ずかしいね…」

「足早いし、守備もうまいけど…何と言っても打撃だよね…」

「あの、ミート力…すごかったぞ。」

「確か年間打率4割6分1里だった気がする…」

「そう考えるとすごいよね…!」

「ねぇ~」

 

みんなが話していると、豊城と矢矧がやってきた。

「あったか~い」

「あったかいなぁってえぇ!」

「お邪魔してまーす!」

「ん?どうしたの~矢矧~」

「すごい、人がいっぱい…!」

「トークライブの時と同じくらいいるね~」

「あっ、そうだ!」

矢矧はカバンの中を探る。

「はい、これ。美森さんへのプレゼント!」

「これは…低反発マットレスですか…!ありがとうございます!これで良く眠れそうですね…!」

「僕からもはい…!」

「ユニホーム…!しかも私のサイズの…!」

「あと、このユニホームにサインを書いていい?」

「健一さんのですか?はい、いいですよ~」

豊城はユニホームにサインを書く。

「ありがとうございます!一生大切にしますね!ところでこのサイズどこで売ってたのですか?」

「オーダーメイドだよ~ サイズは今の美森さんのサイズで作ってもらって、生地も柔らかいやつだから。着心地いいと思うよ。」

「来てみてもいいですか?」

「うん!」

美森さんはユニフォームを身に着けた。

「着心地もいいですし…ぴったり…ありがとうございます!」

美森さんと豊城が話していると…

(ピーンポーン)

「はーい!」

「あっ、僕が出るよ!」

「あっ、健一さんありがとうございます♪」

 

「あっ、むつきさん。文ちゃんも!」

「遅くなりました…」

「文ちゃんもちもち~」

「ひゃぁ!」

「さあ、中へお入りください」

「おじゃましまーす!」

加賀姉妹はリビングに入った。

「わぁ~!美森ちゃんお誕生日おめでとう~」

「ありがとうございます♪」

「美森ちゃんのもちもちお腹、可愛い♪」

「そうですか、ありがとうございます~」

「えい!もちもちもち~」

むつきさんは美森さんのお腹を揉む。

「くすぐったいです…!」

「ふぅ~美森ちゃん成分の補充完了!」

「成分って何ですか…成分って…」

「お姉ちゃん、しっかりして!」

「あっ、そういえば…プレゼント…!」

「ありがとうございます♪えっとこれは…腕時計ですね!」

「そうそう!海外遠征の時にね、見つけたんだ~」

「つけてもいいですか?」

「うん、いいよ~」

美森さんは海外の高級腕時計を身につける。

「どうですか、似合いますか?」

「うん、似合ってる!」

「可愛い時計だね~」

「ありがとうございます!」

「文ちゃんは?」

「あっ、私はこれ…!」

「ありがとうございます♪毛糸のマフラーですか…!もふもふで温かくて柔らかいのです!」

「つけてみてください!」

美森さんはマフラーを首に巻く。

「あったかいです…♪」

「このマフラー、文ちゃんが作ったマフラーよね♪」

「そうだよ♪」

「手編みなのですね…♪愛情いっぱい♪」

 

その後、みんなはご飯を食べて、お風呂に入って寝ましたとさ…

~翌日~

「そういえば、豊根ちゃんは大学をどこにするか、決めましたか?」

「はい、美森さんと同じ大学に行こうと思っています!」

「推薦で?」

「一般です…」

「なら、勉強しないとですね…!」

美森さんと豊根ちゃんの勉強会は正午まで続いたとさ…

 

 

 

 

 


 
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