ティターニアが目を覚ますとアークとナタは裸で一緒に寝ていました。
「うーん、丸一日ぐっすり寝ていたみたい…」
ティターニアはナタを揺すって起こしました。
「ナタ、起きてちょうだい」
「んー、どうしたの?ニア」
「私をビーストカードに封印して欲しいの…」
「えっ、ニアも私の仲間になりたいの?」
「ええ、しばらく家に帰りたくないから」
ナタは大喜びで服も着替えず、ティターニアをカードに封印しました。
「やったぁ。やっぱりニアもウルトラレアカードだ!」
アークはナタが起き上がったので、すぐ目を覚ましていました。
「見てみて!キラキラのニアのカードゲットしたよー」
「妖精界最強はオベロン様ではなくティターニア様だと言ってる者もいますからね」
「うん、あの王様はあんまり強くなさそうだからいらなーい!」
「ナターシャ様は良いカードばかりお持ちですね」
「あとね、ミカエル様のカードも欲しいのー」
「ミカエル様は…やめておいた方が良いです。あまり強くありません」
「えーっ、絶対強いと思うよ?しかも綺麗だし見てるだけでも飽きなさそう!」
「ミカエル様は天界一の美形だと言われてますからね」
「アークとはまた違った感じだから、アークはカッコいいけど、ミカエル様は綺麗なの」
「ミカエル様がお綺麗なのは認めますが、ただの観賞用をカードにする意味がありますか?」
「見た目は大事だよー?目の保養になるから、心が癒されるの」
「私は見た目より中身が大事だと思っていますので…」
…つづく
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書き残してしまったことを書きたくて考えた本編の続き第81話です。