ここは中華の北の果て、涼州
そこに颯爽と行進する騎馬の一軍があった。
その先頭にいる少女もまた、ポニーテールのように纏めた髪をなびかせながら馬を駆っていた。
「ん?なんだあれ?」
少女は青い空にクッキリと跡を残して流れてゆ星を視界の隅に捉えた。
「流星?何だってこんな昼間に・・・、なにか不吉なことの予兆かなぁ・・・。」
そんな事を考えていると、流星が軌道を変えこちらに向かってきていた。
「ま、不味い、全軍伏せろー!!!」
少女が怒鳴った瞬間、爆音と共に一瞬辺りが眩い光に包まれた。
「・・・ッ、なんだあの光は!?大丈夫かみんな!!」
「総員異常ありません!」
その部下の声を聞き少し安心した所で
とりあえず今の状況を確かめようと辺りを見回すと、流星が落ちたと思われる場所に少年が横たわっていた。
「誰だこいつ?」
その少年は見たことも無い様な意匠の服を見にまとっていた。
上質な絹の様なもので作られている様にも見えたが太陽を反射してキラキラと光る様が、それが絹ではないことを物語っていた。
「ま、まさか。」
数日前に合流したばかりの部下が声を上げる。
「どうしたんだ?」
「ハッ、管輅という占い師が・・・
要約すればこいうことらしい、
数ヶ月前、管輅という占い師が
「流星と共に天の御遣いが降り立ち、世を太平へと導く」
と言うような意味合いの予言を行った。
と言うことらしい
この涼州にもその噂は届いていて、民の間ではその話で持ちきりだそうだ。
「天の御使い・・・。」
こいつが本当にその天の御遣だとしたら自分の手にあまる存在だ。
「よしッ、母様に報告して指示を仰ごう!全軍全速力で城に戻るぞ!あたしについて来い!」
そう言い放ち、馬に飛び乗った。
彼女はこの出会いが後々、歴史を大きく変えることになるとは知らずに一路母の元に向かうのであった・・・。
あとがき
如何でしたか、馬超√。
まあ、本編はこんなかんじで進めて行けたらいいなあ、と思っております。
至らない所が多々ありますが、本当に小説とか初めてなものでどうかご勘弁を。
次回も見ていただければ幸いです。
コメ、ヨロです。
それでは(≧Ⅱ≦#)/~~~-♪
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初めての投稿にして長編と言う自殺行為。
何分、初めてなもので拙い文章ですが大目に見ていただければ幸いです。
では、ごゆっくり。