この前の解説はあまりちゃんと解説になっていなかったので、今回はちゃんと解説しようと思います。なんか書いてる時にも思考がコロコロ切り替わるので書く事を忘れてしまう事がよくあります。私の脳の障害なので仕方ないです。
ルシフェルとリリスの回想シーンは下手すると18禁になってしまいそうなので、どこまで語るべきか迷いました。そうなると全体公開出来なくなってしまいますので、ベッドシーンは大抵端折っています。でもかなり際どいですよね。
あと裏設定でミカエルはルシフェルが好きだったと言うのも考えてたんですが、ミカエルとルシフェルは性別がなくて、物語によって女性だったり男性だったりします。なのでミカエルはバイセクシャルと言う設定にしておきました。
ただ、なぜか私の書く恋愛モノは受けが良いです。個人的に恋愛モノが嫌いですが、色んなジャンルで作品を書いてますので、過去の作品を色々と読んだ人にどれが良かったか尋ねると、私が一番駄作だと思った恋愛モノを選びます。
そして更に不思議な現象が起こります。普通、男性は女性キャラ、女性は男性キャラを好むのですが、私の作品で好きなキャラは誰か尋ねた場合、なぜか女性は女性キャラ、男性は男性キャラを選ぶので、おそらくリアリティを追求した結果かもしれません。
私は他の作品を読んでいる際に、男性作家の女性キャラに対して、男性の願望が丸出しでリアリティがないと感じます。これは女性作家の男性キャラに対しても同じ感想を持ちますので、私の作品ではなるべく実際に見たり聞いたりした台詞を使っています。
過去の経験で私が誰かから言われた事やどこかの悩み相談などで見た話。なるべく人間の本質をそのまま描いてリアリティを出そうと試みました。でもリアリティより、萌え要素の方が大事なのかもしれない、と流行りの作品を見ていて思うことはあります。
私は記憶障害があるので過去の記憶が消えてくれません。膨大な量の会話の記憶が作品を書く際に役に立っています。どうしたらそんなに早く書けるの?とか、どうしたら面白くなるの?とか質問されますが、私には他の人がなぜ長文を書けないのか謎です。
私は逆に短文を書くのが苦手です。どうしても言いたい事が、たくさん思い付いて長文になってしまいます。短文で書けと言われる方が私には苦痛でした。面白いのかどうかはわかりません。お前の話はつまらないと暴言を吐かれる事も多いです。でも面白いと言う人も多いです。
気付いている人もいるかもしれませんが、好きな唄の歌詞の一部を台詞に使う時があります。この作者、あのバンドの曲が好きそうだなってわかった人がいたら、多分仲良くなれると思います。なぜって価値観が一致してる証拠だし。
完全にそのままでは使っていませんが、歌詞をそのまま使ってしまうとパクリになりかねません。でもほんの少し真似するのは、ただのリスペクトだから。少し似てるなと思う作品があったら、あの歌手のリスペクトかなと思ってる。
唄の歌詞は短文で多くを語ります。それは私には出来ない事なので、素直にすごいなって思います。短文でわかりやすく書こうと何度も努力しましたが、どうやら私には無理なようです。本編作中に唄の歌詞を書いていますが、下手な歌詞なのですみません。
アドバイスをされる時にAさんはこう言ってきたが、Bさんはこう言ってきたと言う場合、どちらのアドバイスを聞くべきか悩む事があります。例えばAさんに解説が多すぎるから台詞を増やした方が良いと言われて、私がそれを実行したら、Bさんに解説を増やせと言われたり。
アドバイスと言うのは人によって違います。全く逆の意見を言ってくる人もたくさんいます。だから私はこれは曲げられないと言ってアドバイスを聞かない時もあるのですが、そうすると性格が悪いと言って罵られる事もありました。
私には私のこだわりがあります。あなたにもあるでしょう。私の作品を改変したいと言われるのなら拒否します。私はあなたの読みたい作品を書く為に書いているわけではないからです。私が書きたいものを書く為に書いてるのです。
専門学校に行ってた頃にシナリオクラスの先生にも尋ねた事があります。先生のアドバイスを聞きたくなかった際にした反論ですが、小説家は職人と芸術家のどちらに近いですか?と尋ねました。質問の意図がわからないと言われた。
職人は客のニーズに応えられなければならないが、芸術家は自分の満足いくものを作ります。私はどちらかと言うと職人より芸術家に近いので、他人の喜ぶものより自分の作りたいものを作る派です。それを他人が喜べば私も嬉しいと思いますが、客に媚びるつもりはありません。
先生の答えはどちらでもない、でした。ニーズには応えなくてはならないが、自分の満足できる作品を仕上げなければならない、と。でもどちらかを優先すると、どちらかが上手くいかなくなります。まあ、満足のいく作品ができた事はあまりないですが…。
満足行かなくても喜んでもらえたら良かったかなと思うようにはしてます。似顔絵を描いた時もそうでした。上手く描けなかったと言っても本人がすごく上手だと言って喜んでいたから、多分成功したんだと思います。職人ならば客を満足させたら成功です。
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解説になってるような、なっていないような、ただの作者の独り言です。