No.975197 【サイバ】天空市お店定点カメラシリーズ~天空稲荷神社社務所編(2)【交流】2018-11-30 07:08:43 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:1160 閲覧ユーザー数:1091 |
「よお!」
「こんにちはー」
「いらっしゃい!」
次に現れたのは、
「健康祈願のお守り、もらえる? 鷹斗君がプロレスでケガしないように」
雪夜が唯に尋ねる。
「はい。ありますよ」
「ありがとう」
お守りを受け取った雪夜はにっこりと微笑んだ。
「あ、ついでに夫婦円満のお守りもくれ! オレと雪夜の二人分な!」
言ったのは鷹斗だ。
「いや夫婦って」
「早すぎだよ」
かなこと未来が鷹斗にツッコミを入れる。
「あはは……」
リアクションに困る唯。
「それにしても、皆さん仲いいんですね!」
「おう。俺たち全員幼馴染だしな」
鷹斗がうなずく。
「腐れ縁みたいなものね」
かなこが付け加える。
「豆腐みたいなもんだろ。豆が腐って豆腐になって美味くなるんだ」
「豆腐は腐ってないわよ。それを言うなら納豆でしょ」
「プッ!!」
鷹斗とかなこのまるで漫才のようなやり取りに、唯は吹き出してしまった。
「それにしても……」
唯は雪夜、かなこ、未来の胸元をちらりと見た。3人のバストは豊満であった。
「?」
「いや、何でもないです……」
敗北感に打ちひしがれる唯。
未来はそんな唯の様子に気付いたようだ。
「唯ちゃん」
未来が唯に声をかける。
「はい!?」
思わずビクッと身体を震わす唯。
「ひょっとして、未来たちの胸見てたのかな?」
「すっ! すみません! 立派すぎるお胸だったので!!」
唯はペコペコと頭を下げた。
「唯ちゃん、自分の胸が小さいの気にしてるでしょ?」
「ギクッ!!」
未来に図星を突かれて、唯は目を白黒させる。
「……大丈夫だよ。慰めに聞こえるかもしれないけど、女の子の魅力って胸の大きさじゃないんだよ」
未来が微笑む。
「俺も、もし雪夜のおっぱい小さくても全然雪夜のこと大好きだしな!」
と鷹斗。
「鷹斗君……」
頬を染める雪夜。
「そこのバカップルはほっときましょう」
かなこはにべもなかった。
「それに、唯ちゃんはまだ小3じゃない。これからいくらでも大きくなるよ」
ウィンクする未来。
「はい!」
唯は明るく返事をした。
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ものっそい遅くなったけどリレー小説2番手。
https://www.tinami.com/view/973335 (Dr.Nさん)→今ココ→古淵工機さん
クレジット(順不同・敬称略):
唯 https://www.tinami.com/view/742179
雪夜 https://www.tinami.com/view/862032
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