(プロローグ)
世界すべてを巻き込んだ大きな戦争があった。
その戦争で多くの人が死に多くの都市が火の海に沈んだ。
人々はいつも戦闘と銃火器の音、隣り合わせの死の影におびえて生きていた。
しかし、そんな世界を破壊する者達が現れた。
その名を、異常戦闘集団『烈火』
彼らは銃や戦車などの近代兵器に剣や槍などの武器で勝利を重ねていった。
彼らの戦闘能力の異常さにあらゆる国の軍が恐怖した。
そんな彼らの存在は力無き人々の生きていく為の支えとなっていた。
しかし、彼らの正体を知る者は誰もいない。彼らと戦って生きて戻ってきた人間がいないからだ。
そのため様々な噂が流れた。
曰く、人間ではなく化け物の集団。
曰く、某国が造った最終兵器。
曰く、人類を断罪するために現れた神。
など、このほかにも色々な噂がある。
だが、彼らの事について分かっていることがある。
人を超えた身体能力、一般人には危害を加えないこと、そして彼らが使っている軍旗。
この軍旗を戦場で見たら逃げろ、あらゆる軍が口をそろえてその言葉を言った。
戦争が終わりを告げるとその旗を見る事は無くなった。
しかし、心の中に恐怖とともに残りいつまでも忘れることはないだろう。
あの『十文字』の旗のことを。
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はじめましてハルくんと申します。完全に趣味が入った最強物の小説を初投稿でやっちゃいます!!
無謀かもしれませんがよろしかったら読んでください。
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