二面
ここは幻想郷の賢者の一人、摩多羅隠岐奈の住む家。
その全部はかなり広い。
魔理沙はその隠岐奈の住む家の扉の前に立つ。
すると、自動的にその扉が開き、魔理沙は招かれる様に中に入る。
魔理沙「すごく用心がなってないぜ。」
黒装束に身を包んだ人間達が集まってくる。
魔「こういう連中、なんていうんだったか・・・。そう、忍者っていうんだったな。」
魔理沙は忍者に囲まれてしまった。
起亡「私の名前は起亡。なにやつ!」
魔「よしよし、ちゃんと名乗ってるな。私の名前は霧雨魔理沙。」
魔「やっぱり、モブキャラに名乗るっていうのはな。なんとも言えないぜ・・・。」
起 「何ごちゃごちゃ言ってる。弾幕勝負といこうじゃないか?」
魔「いいぜ、ただし・・・負けたら隠岐奈の居場所を吐いてもらうぜ。」
スペルブレイクする。
起「あっち。」
魔「吐くのが早すぎるぜ。」
隠岐奈の家は間隔の狭い町の様であり、実用的な建物が多かった。
その中の一つに隠岐奈が入っていた。
魔「おーきーなー!!返事を返せー!!」
隠岐奈「騒がしいな。誰・・・って魔理沙か・・・。」
魔「隠岐奈。寝てたのか?寝癖がすごいぜ・・・・。」
隠 「これで良し・・・・。さあ、今日は何の用かな?」
魔「そうだ。空寝って奴の配下が襲撃してきたんだ。何か知らないか?」
隠 「眠い・・・・。眠気覚ましに弾幕勝負といこうじゃないか。」
魔「眠気覚まし・・・・付き合いたくないぜ。」
隠 「なら情報はお預けしよう。」
魔「何か知ってるのか・・・・?」
隠 「もちろん。」
魔「遠慮はしないぜ?」
隠「かかって来(き)いな。」
第一のスペルカードが発動する。
最期のスペルカードを避けきる。
魔「吐いてもらうぜ。空寝って何だ?」
隠「空寝は妖怪の名前だよ。」
魔「変な名前の妖怪だな・・・。」
隠「妖怪はいつも変な名前だろう。」
魔「それもそうだな。」
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幻想郷の東方。
そこにある草原郷が龍神様によって水没させられてしまった。
その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。
その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。
その界面湖と水源郷を巡る話。