夜遅く…………

妹（何太后）が皇太子を産んだ事で、軍部の頂点である「大将軍」になった何進は…………

妹からの召喚命令を危機、ノコノコと宮中に出廷した…………

しかし、ソレは政敵たちの罠…………

暗い宮中を歩く何進の目の前に、複数の人影が出現…………

…………そこに居たのは！！！

何進「な、何者じゃ！　わ、妾（わらわ）を大将軍と知っての狼藉か！？」

政敵達「「「「「「「「「「ふふふふふふ…………」」」」」」」」」」

張譲「絶対ッ！」（※十常侍・筆頭）

趙忠「可憐ッ！」（※宦官最高位・大長秋）

封諝「だからッ！」（※董太后派？　黄巾党と内通していた？　らしい人……内通は十常侍全員かも）

段珪「負けないッ！」（※正史で実際に何進を殺害した人）

曹節「明日へッ！」（※元大長秋……正史ではすでに死亡）

侯覧「さあ行こうッ！」（※何一族より一代前の外戚勢力を潰した人の１人……らしい）

蹇碩「大宦官戦隊！」（※西園軍・上軍校尉、董太后派……正史では、十常侍にトカゲの尻尾斬りにされ、何進に暗殺され死亡）

程曠「十♪」（※十常侍で一番特徴が無い人……というか、一番資料が無い人）

夏惲「常♥」（※董太后派？）

郭勝「侍★」（※何進と同郷で、蹇碩暗殺に手を貸した人）

何進「……………………な」

何進「なにやっとるんじゃーーーーーー！！！　と言うか何故に絶○ルのＯＰ！？　何故に？　とにかく絶チ○のネタは止めい！　お前らがやると気持ち悪いわ！！！　あとネタが微妙に古いぞ作者！！！」

張譲「何を言う！　皇帝陛下の身の回りを御世話する我ら宦官が、醜い訳ないだろう！　髭だって生えないし！　我ら以外に「可憐」な存在など居はしない！　あとネタが古いのは去年ぐらいに書き始めて途中で投げ出したネタだからだ！」

何進「発言がメタすぎるわ！」

蹇碩「フッ！　見るが良い！　この美しい美肌を！　この筋肉を！　これがあったればこそ私は陛下直属の西園軍の総大将に任じられたのだ！」

何進「脱ぐな！　あと「宦官」ではなく、何気に「大宦官」とか言うな！　コード○アス好きめ！」

郭勝「何を言う！　かの有名な関雲長も５時からあの至高のアニメを…………」

何進「それはニコ○コ動画の「中華○将祭り」のネタだあああ！！！　と言うか、ＳＯＳＯファ○ブのネタを使ってるだろう作者！！！　ついでにお前と同郷なのが恥ずかしいわッ！」

蹇碩「ちなみに軍部における私の「上軍校尉」の位は、「大将軍」より上の扱いだ！」

何進「お前はいい加減黙れ！　あと、西園軍制度は先代までで廃止じゃあ！」

蹇碩「なぜぇ！？」

何進「金がかかりすぎるのじゃ！　売官なんぞもうやらせる気は無い！　そして、陛下の軍は妾（わらわ）が用意した軍で十分じゃあ！」（一番まともな御意見）

曹節「横暴だー！　外戚は何時も横暴だー！」

何進「専横極めた貴様らに、ソレだけは言われたくないわーーー！！！」

程曠「私は何者なんだろう？　三国志では名前も出ないし、三国志演義では「十常侍」の１人と言うけど、皆と違ってエピソードも無いし……ブツブツ」

夏惲「おい、しっかりしろ！　目立ちたいなら戦え！」

程曠「Wikip○diaに専用の説明版がある奴はすっこんどれ！」

何進「貴様ら揃ってすっこんでろ！　ウザイわ！！！」

趙忠「私は大長秋、私は大長秋、私は大長秋……………………魏√で私の身の安全は保証されている！」（※華琳の「大長秋を通じて…………うんぬかんぬ」より）

何進「未来の話をするな！！！　あと「大長秋」はほいほい変わっておるわ！」

封諝「黄巾党がもっと使えたらなー。お前に責任押し付けて宮中から追い出せたのに」

何進「いきなり真面目な話を持ってくるな！　と言うか、やっぱり通じていたのか内通者め！！！」

段珪「お前を殺し、歴史を正す！」

何進「妾（わらわ）が女の時点で正しいも何もあるか！」（※アニメ版何進を参照）

曹節「ワシ、正史だと死んどるんじゃよ。何故に三国志演義は、ワシを「十♪　常♥　侍★」の１人にしたのかのう？」

侯覧「謎ですね。我ら程この国の安寧を願う者は居ないというのに」

何進「あんだけ漢王朝を傾けさせれば名ぐらい残るわ！」（※Wikip○diaの「曹節」を参照）

張譲「ふふふ、とにかくお前はココまでだ！　覚悟せよ！」

何進「黙れ！　元・肉屋の体力を舐めるなーーー！！！」

ダダダダダ、と走って逃げる何進。

趙忠「追えーーー！　逃がすなーーー！！！」

張譲「おのれ！　我ら「十♪　常♥　侍★」から逃げられると思うな！」

その後、この決着がどうなったかはを知るのは外史のみ…………と言うより、ほとんどの外史では皆さんご存知の通りの進み方なので……………………一石投じます

ザーーーーザーーーー

壮大な青一色の光景、それは海。

…………

…………

何太后「姉上、この海を渡れば、かの有名な「徐福」が不老不死を求め辿りついた島国があるのですね！！！」

何進「そうじゃ。権勢など最早どうでも良い。妾（わらわ）達は永遠の美貌を手に入れるのじゃ！！！」

意気揚々と語り合う美女二人。

そして…………。

劉弁「…………ショウ～、行動力がどっかの金ピカ名家みたいなのでショウ」

呆れ顔の少帝弁。

何進「おお、そうじゃ弁。「漢王朝の皇族」と名乗ると捕まるかもしれんから、「秦の始皇帝の末裔」と名乗るぞ？」

劉弁「…………子孫が「島津」を名乗って、４代目辺りで「北郷」と言う分家が出来そうな名乗り方なのでショウ」

外史は続く、どこまでも…………

後書き

去年、十常侍をネタになんかやろうとして、「資料少なすぎるわ！」と途中で放り投げたＳＳです。（汗）

現在、シルバーウィーク中。

微妙な喉が痛い風邪を引いている間最中ですが、熱が無いので新型ではないようです。（素人判断）

つまり、外に出れないけど家に居るのは暇だったので、色々補完しながら２時間ぐらいで書きました。（汗）

少しでも笑ってくれると嬉しいです。

では～。