No.961924

180110

タカオカさん

180110。元々友人への贈り物用に描いたものですが先日は建国記念日だったということもあり、お祝いの意味も込めて掲載させて頂きました。ヘタリアは支部をひたすら巡回した結果返って原作の記憶が薄れてしまい、好きながらもほとんど描けずにいた作品です(原作を読み込んだ上で描きたい派)。また普段はドがつく程のマイナーな作品のイラストばかり描いているためか、世界規模の知名度を誇る作品のファンアートを描くのが怖いと感じてしまいます。マイナー絵師あるあるだと信じたい。

大手の作品を人が行き交う大通りと例えるなら、マイナーな作品のファンがいるのは小道でしょう。賑やかだけど混乱も多い大通りと、混乱はないけど常に静かで滅多に人に会えない小道。このどこかに私たちはいます。私が普段いるのは通りから2・3本は奥にある雑草が自由を謳歌した路地裏。まず人に会えません。道を広げようにも一人ではなかなか難しい。そして次第に路地裏の静寂と暗闇に慣れて大通りの喧騒と日の光に目が眩むようになります。こうなるとどんなにその作品が好きでも絵を表にあげる勇気は出てきません。大通りに出たいのに出れない、描きたいのに描けない状況の出来上がりです(別名:引きこもり)。でも路地裏も居心地が良いんですよね。ふとした時に誰かに出会えた時の喜びや遊びに来て下さる方の優しさに触れた時の感動は口では言い難いものがあります。

今は路地裏から大通りに顔だけ出して様子を見ています。いつか素知らぬ顔で大通りデビューをしたいものです。(180213)

2018-07-30 21:37:14 投稿 / 1254×1438ピクセル

 
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