No.960526

東方天変陽 第三話・道行く妖怪達の話

幻想郷の東方。
そこにある草原郷が龍神様によって水没させられてしまった。
その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。
その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。
その界面湖と水源郷を巡る話。

2018-07-19 21:20:07 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:294   閲覧ユーザー数:294

ここは幻想郷の天(そら)と地上との境目。

空を飛んでやって来たのはノイ・静玉そして変陽。その順番でやって来た。

 

ここでひとまずは三名は休憩を取る。

 

その不思議な空間は、雲で出来た柔らかな物で満たされていた。

例えば、ベッドやソファーといった休憩に適した物があった。

 

そこに「幼夢 澪(ようむ れい)」という幻想神がいた。

澪は休憩している一同を見ても何ら反応を返さなかった。

が、ノイは澪を見ると、名乗って行儀良く挨拶をした。

 

 

 

ノイ「はじめまして、あめのひつくのかみさま。

私はノイです。

あちらが静玉と変陽、以後よろしく。」

 

澪は挨拶を返す。

 

澪「僕は幼夢 澪よ。

僕の事は澪でいいわ。

 よろしく。

今日、用があるのは変陽、君よ!」

 

取ってつけたように変陽を指名する澪。

よくよく見ると、澪は二本の角に二枚の翼を持っており、恐ろしく見えそうなものだったが、かなり気軽さがあり、2つの要素が合わさって中和されていたため、大した威圧感は無かった。

 

こうして静玉と、変陽は別々の神に取られる事となった。


 
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