No.958052

ねずみ男との縁 猫とまなの会話

情景描写なんて99%無く、読者のみなさま それぞれのご想像任せの
原作:『猫娘とねずみ男』をベースにいろいろエッセンスをまぜこぜした
ねこちゃん、まなちゃんの、
ねことねずみファーストコンタクト話の想像ですw
肌の合う合わないはございましょうが だれかひとりでも楽しんでいただければ幸いでございます♪

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2018-06-27 21:45:15 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:438   閲覧ユーザー数:438

まな「ねこ姉さん」

 

ねこ「ん?」

 

まな「タヌキ事件の最中、あの人・・・ねずみ男さん・・・

 

   あんなことしたのに、鬼太郎やねこ姉さんたち、あまりあの人に対して

 

   距離感が変わってないみたいというか・・・」

 

ねこ「フフ・・・ω なぁに、心配してくれてる?^ω^」

 

まな「ふぇっ!?/// う、うん まあ・・・」

 

ねこ「ん~・・・、まあいつものことだし」

 

まな「え?wいつもって今回レベルのことも?^v^;」

 

ねこ「そ。鬼太郎の話だと私と会う前からそうだったっていうし、

 

   私と初めて会ったときも あくどいことしてたのよ」

 

まな「へぇ~・・・。ちなみに、姉さんはあの人とどういう会いかた・・・?」

 

ねこ「ん?殺すため。」

 

まな「Σんぇっ!?」

 

ねこ「順を追っていうとね、まなは『地獄』はわかるわよね?」

 

まな「悪いことして死んだ人が行く、あの?」

 

ねこ「そう。そこを取り仕切ってる閻魔大王様って方がいて」

 

まな「あ、知ってます!死んだ人を裁いて天国とか地獄に行かせるって!」

 

ねこ「そう、その人。 閻魔大王様は仕事の一つに

 

   この世で悪さをしてる妖怪たちに目を光らせていて、

 

   度の過ぎたマネをしてる妖怪には、それなりの実力をもった妖怪に

 

   『赤紙』を送って処分を依頼してるの。 もちろん報酬付きでね」

 

まな「へえ、じゃあ鬼太郎以外にも そういう妖怪退治をしてる妖怪がいるんですね」

 

ねこ「そう、私もそのひとり。 で、ある日鬼太郎に

 

   「ねずみ男を殺せ!」って赤紙が来たの」

 

まな「え!?最初は鬼太郎のところに!?」

 

ねこ「(コクリ)その時、ねずみ男は「三虫」っていう妖怪の名前を利用して 年寄りや金持ち相手に詐欺をしてたの。」

 

まな「うわ~・・・」

 

ねこ「でもその三虫を通して悪事が閻魔様の耳に入って、一番ねずみ男をよく知ってる

 

   鬼太郎に依頼をしてきたわけね」

 

まな「それで、鬼太郎は!?」

 

ねこ「シブったわ」

 

まな「え・・・」

 

ねこ「・・・依頼、っていってもそれは閻魔大王からの絶対命令・・・

 

   なのに鬼太郎ったら アイツなんかに・・・(ムス」

 

まな「なんでなんでしょうね・・・」

 

ねこ「さあ、ね。 ま、話を続けると、鬼太郎は考え抜いて

 

   私に声をかけてきたの」

 

まな「え、でもそれって・・・」

 

ねこ「まあ私は報酬ももらえるし、それに赤紙に記されるようなのは

 

   碌な連中じゃないから 世の中のためになるしね」

 

まな(なにより鬼太郎のためかな・・・?)

 

ねこ「ン? まあ作戦はこうで アイツは蓄えができたからって

 

   次は お嫁さんを欲しがってたわけ」

 

まな「え・・・ということは・・・」

 

ねこ「鬼太郎はお見合い相手として 私を紹介したわ」

 

まな「Σえええええエーーー!!?」

 

ねこ「・・・!!びっ、くりした~」

 

まな「ご、ごめんなさい/// でもなんでそんな・・・」

 

ねこ「まあさっきも言ったように アイツ、それなりに貯えてたから

 

   そうでもしないと警備がね あくまでターゲットはねずみ男だし」

 

まな「なるほど・・・ で、そのときが初対面として 第一印象は?」

 

ねこ「・・・(ニンマリ 好みだったわ♪」

 

まな「え!?///」

 

ねこ「捕食者としてね♪^ω^」

 

まな「な、なあんだw(って、え?!)」

 

ねこ「まあ、それはさておき 小ぎれいな格好はしてたけど

 

   うさんくささのカタマリだし 成金をちらつかせてくる

 

   イヤ~な やつだったわε-(‐ω‐ ) ・・・タダ・・・」

 

まな「?・・・タダ?」

 

ねこ「向こうは私を気に入ったみたいで、ほらまなも

 

   この間学校で見たでしょ? アイツ、割と好きになった相手には

 

   ちょっと尻込みするところがあるって言うか・・・」

 

まな「ああ…w」

 

ねこ「まあでも、その辺こじらせた 変に攻めたアプローチのかけ方が

 

   ヘタクソでキモいんだけど(* ̄▽ ̄*)」

 

まな「アハハw^皿^;」

 

ねこ「まあなんか 金!金!金!の金の亡者のわりに

 

   人に愛されたい願望もあるのかなあコイツ

 

   って。やたらなんか褒めてきたし」

 

まな「ふーん・・・」

 

ねこ「ま、それはそれで仕事はこなそうと 猫妖怪としての

 

   本性出して、 しかもコイツは散々人を苦しめたんだからと

 

   たっぷり怖がらせてから地獄へ送ってやろうと思ったのよ」

 

まな「(U′• × •`)」

 

ねこ「そしてアイツが命乞いをはじめたところで

 

   鬼太郎が割って入ってきて・・・」

 

まな「(;´・д・)=3ホッ」

 

ねこ「鬼太郎ったら、はじめっから反省だけさせるつもりで

 

   私に本気出させて・・・。

 

   まあそこで 騙し取ったお金の返金を約束させて

 

   なんだかんだ「赤紙」も取り下げられたんだけど・・・」

 

まな「けどぉ・・・^^;」

 

ねこ「今に至るまで、ず~~~~~ryっとあんな調子 (lll´Д`)」

 

まな「うわちゃ~(*´'▽'`*)」

 

ねこ「でも アイツがいたから

 

   その場がなんとかなったり・・・」

 

まな(ン?アレwなんかシンパシーw)

 

ねこ「たまに助けられたり・・・」

 

まな「え!?意外!!」

 

ねこ「まあ私のアイツへの評価は そのあたりの普段とのギャップと

 

   『鬼太郎に気にかけられてる』ことで ズル~く生きてる

 

   イケ好かないヤツってところね」

 

まな「へぇ~nωn(2424」

 

ねこ「? …!?き、キキッキ!鬼太郎には黙ってなさいよ!?」

 

まな「はぁ~いw わかってまぁ~す♪w」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その日も終わり

 

就寝まなちゃん

 

(今日はねずみ男さんのお話色々聞いたけど

 

 なんだろう…お金儲けのために割と色んなことができる器用さもあるけど

 

 要所要所で不器用なのかなあ・・・

 

 どっかつっぱってて・・・それでいて寂しがりで・・・

 

 ああ・・・もしかしたら、みんなそこがほっとけないのか、なあ…

 

 フフフ♪ やっぱりあの人たち、みん、な、やさ…し、・・・スヤア・・・

 

 

 

おそまつ


 
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