例えあの時の口づけが幻想に塗れた空白だったとしても　私には只一つの甘く蕩ける希望でした

この想いもいつか淡い記憶の彼方　それでも僕は旋律を紡ぐ　もう泣いたりはしない

終わりのない旅に出よう カバンにはキミの笑顔と大好きって気持ちだけ

溢れた想いで　キミを呑み込む　その前に　アタシの奈落を　貫いて

スカートに想いと武器を忍ばせて　キミの気持ちに待ち伏せて　拓いた瞬間捕まえて

キミとボクの境界線　掠れた吐息で　射止かして

やつのハートを狙い撃て！

泣かないで　君の笑顔を覚えておきたいから　振り向かないで　君を引き止めてしまうから

脱ぎ捨てた後悔　飲み干した記憶　惑う瞳に空みつく

純粋で汚れなき感情を自覚した瞬間に　救いとって弄ぶのが　気持ち悦かったりなんかしたりして

散りばめた恋文　片割れのピアス　刹那く甘い口付けでティータイム

去り際のウインク　使いかけのルージュ　今夜も意味深の微笑み

コルセットの締めつけが心地好くなるほどに　紅くひいたルージュが　熱く蕩ける程の　口付けを

さぁ起きて　ティーパーティの時間だよ　うさぎさん特製のミルクティーと　甘い可愛いお菓子を　心ゆくまで　召し上がれ

そばに居なくても　空は繋がっているから　瞳を閉じて　何度でも　祈るよ

間白き旋律に身を委ね　鮮やかな病みに堕ちてゆく　脳裏に響くわアイのられつ

壊れるまで抱きしめて　氷砂糖を溶かすように　アタシの哀情を救いあげて

冷めた私の身体を抱き寄せたのは傷だらけの腕　君の方が壊れそうなのにそっと抱き寄せるから　思わず笑ったんだ

外さないで 貴方を捉え続けたいから　迷わないで それが私のノゾミだから

壁をぶち破れなくても 深呼吸して落ち着けば 意外と他の道が見つかるもんです

キミの困惑に右ストレート！

唇に絡むリボンを繋ぐ先が　滴る血の様に甘い絶望でも　君の瞳に堕ちるなら本能

仄かな想い　淡い繋がり

軋んだ孤独を　君の澄んだ声で　貫いて

決戦はデセールの後に　キミのハートを狙い撃つまで　眠らない

折れた翼　君の歌声に触れる度　熱くなる　赦されるのなら　もう一度　羽ばたかせて　物語は　始まったばかり

大人の階段を登る少女を止めたのはうさぎさん　甘いデセールとリボンに惹かれた少女はうさぎさんと共に戻るのでした

儚くも美しい夢の中　少女は少し少し　大人へとうつりゆく　美しき羽が育つのを　ゆるりと楽しみましょう。