メールアドレス
パスワード
?パスワードを忘れた方
新規登録 | SSLでログイン
/ / 楽天会員IDでログイン
プロフィール
作品投稿・管理
お気に入り
交流・上達支援
メッセージ
設定・その他
No.954340
みらくる☆さん
(ちょっとだけなら) 扉を静かに開ける もちろん周囲を警戒しての上だ 結構時間も遅い、少なくともこの空間には俺たち3人だけのようだ 安心して、中の会話に聞き入る
続きを表示
それにしても先生、結構近くに居たんだな 悩み事の相談だろうか? 柿崎「そんなに困った顔はしないで …といっても、前の学校に関することって言ってからは ずっと暗いままね」 牧野「すみません」 柿崎「私も聞きづらい事は確かなの、だからこうやって呼び出したのだから 実は、その、昨日ね 以前あなたがいた学校の方とお話しする機会があって」 少しの沈黙、明らかに柿崎は躊躇していたようだが、その口を開いた 柿崎「以前あなたの担任のクラスで、生徒さんが自殺されたって聞いて それが事実なのかって、直接あなたに聞いたほうがいいかなと思ったの」 (なんだって?) 少し開けた扉に力が入る そのかすかな音に 先生がちらっと振り向いた 目が合った (やばい!) 牧野「えっ?」 どうしたの?なにか? 牧野「いえ、何でも…ないです」 扉をそっと閉め 慌ててその場を後にする 見られてしまった!それも先生に 柿崎には聞かれていないようだけど 下の階に降りても、いろんな感情が巡って 到底落ち着けそうに無かった 浅はかだったか... それにしても、自殺って。それはつまり あの手紙にあった名前の女の子なのだろうか? (続く)
2018-05-30 01:07:10 投稿 / 1778×1000ピクセル
コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。
この作品について報告する
追加するフォルダを選択
ユーザー登録してTINAMIをもっと楽しもう! ユーザー登録すると投稿された作品に支援やコメントをしたり、 クリエイターとして作品を投稿することができます!
(ちょっとだけなら)
扉を静かに開ける
もちろん周囲を警戒しての上だ
結構時間も遅い、少なくともこの空間には俺たち3人だけのようだ
安心して、中の会話に聞き入る
続きを表示