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No.949261
みらくる☆さん
「いい?覚悟を決めて聞いてきなよ」 姉ちゃんの言葉を背中に受けて、サンダルを履く 足どりは重い、もし本当に「彼氏」だったら...
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確かに先生が幸せならそれに越したことはないが そこまで達観できる自信はない 躊躇したのがいけなかった 玄関を出ると、既に二人が向かい合っていたのである とても出て行ける雰囲気ではない、幸い気づかれてはいないようだ 俺は門の陰に隠れた 牧野「まぁ、ちゃん?」 男「もも。久しぶりだね 待ってたんだ」 お互いの名前の呼び方で、親しい間柄だとわかった ますます気持ちが暗くなる でも、その後の先生の対応に、俺は驚いた 牧野「一体何の用?」 男「いくつかか話があってね」 牧野「私は何も話すことはないわ、帰って」 男「ほんのちょっとだけ、時間をくれないだろうか?」 先生は敵意をむき出したような。そう、春に駅前で不良に会った時のような 学校では絶対に見せない表情に変わっていた 反面、男は弱った表情になっている 男「元気そうで良かった。こないだ学校に連絡したら 入院までしたって聞いたから。心配になって」 牧野「話すことってそれ?」 男「い、いや、違うけど それより、こんなところでは話しづらいな」 牧野「それじゃそこの公園で話しましょう? 私、家には信用する人しか上げたくないの。ごめんなさい」 男「わかったよ」 先生が先導するように公園に歩き出す。俺がいつも筋トレしている公園... 従者のようについていく男の、うつむいた顔が悲しそうだった (一体何が...) 先生の態度が気になって俺も後を追った
2018-04-19 03:29:48 投稿 / 1778×1000ピクセル
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「いい?覚悟を決めて聞いてきなよ」
姉ちゃんの言葉を背中に受けて、サンダルを履く
足どりは重い、もし本当に「彼氏」だったら...
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