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No.946398
OZAさん
「扉を閉ざした楽器店の 壁に書かれた楽譜は 人々の記憶より 忘れさられた旋律。 壁からこぼれ落ちた
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音符を拾い上げた 悪童達が 元の旋律と 似ても似つかぬ 不協和音を次々と 奏でてみせては 笑い転げた。 それにつられてやって来た 主のいない楽器達が 音符の周りを飛び交っては 思い思いの音を奏で始めた。 それを聴いた鳥達は 誰に命ぜられるでもなく さえずり始めて 花は次々に咲き始めた。 この瞬間 新しい音楽が生まれた。 春が来た。」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 横浜・元町の「bayside cafe」さんにて2月27日から3月11日まで開催されていたグループ展 「Art De Fukko Vol.11「Free And Happiness」展」の出展作品として描いたもので、 A3(297×420)サイズのイラストボードに 水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。 「楽譜のある建物の前に音符が沢山落ちている」絵は 大分前に思いついていたものなのですが、 当初は(「忘れられた唄」を前面に出すような モノトーン主体の小ぶりな絵を想定しておりました。 今回、「Art De Fukko Vol.11「Free And Happiness」展」への出展に当たり、 「忘れられた曲の楽譜から落ちて来た 音符で遊ぶ子供達の周りに 楽器達が勝手に演奏を始めて 周りも加わって 新しい音楽が生まれた」...と言う様な ストーリーを想定して 当初よりも遥かにカラフルな 色合いにするようにして描きました。
2018-03-25 10:04:01 投稿 / 1114×1584ピクセル
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壁に書かれた楽譜は
人々の記憶より
忘れさられた旋律。
壁からこぼれ落ちた
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