No.930521

【サイバ】予言((薄本|書))【交流】

ヴェルンさん

薄いのに薄くない本

登場人物

大海      http://www.tinami.com/view/903824

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2017-11-19 04:23:53 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:777   閲覧ユーザー数:727

居酒屋あい

 

ベテラン熟年警視とドジっ娘新米TS警官のラブコメを見ている大海

 

 

「う、うわぁ…」ペラペラ

「(な、思ったよりもいいだろう大海?全年齢の方はかなりの純愛なんだよ。女に生きるのもそう悪くないって。)」

「(だから安心して女になることを受け入れよう!)」

「うぅ…俺の気持ちなんてわかんないくせに。」

「(何言ってんだ。女になって楽しい思いしてる時が一番楽しいんだぞ)」(遠い目)

「(恐ろしいのは解毒剤を飲んだ後だ…)」(遠い目)

「ハァ。ったく、これを見る奴の気が知れない。」

「(意外と味鋺警視も見てたりしてw)」

「それは絶対ない。」

「(R15バージョンも見て見るか?)」

「(R18バージョンもあるぞ。)

「三冊全部買ったのかよ!」

「「((俺ら何かとルチアさんに貢献してるよなぁw))」」

「あんたら本当に人の不幸好きだな…」ペラペラ

「(あ、そのシーンあれだろ?強盗に新米刑事がやられそうになってベテラン警視が助けるやつ。)」

「(『ベテラン警視、なんで俺なんかのために…うっうっ(;ω;)』)」

「(『新米刑事、そう泣くな。我が生涯に一片のなんとやらだ。』)」

「(『ベテラン警視!ベテラン警視!ウワーーン(´;Д;`)

俺、本当はベテラン警視のことが…!』)」

「え死ぬの!?ベテラン警視。」

「(まあまあ、よく見て見ろって。ベテラン警視は急所を外してたおかげで実は生きてて、どちらかと言うと苦しかったのはお前(新米刑事)の大きな胸が乗っかってたからなんだよ。)」

「ふーん」

「(ちなみにR15版だとある変態の元へ潜入捜査する新米刑事の話が一番良かった。)」

「(裸エプロンとか出たよなw)」

「(llllll゚Д゚)ゾー」

 

数日後

ダーン!

 

「味鋺先輩、銀行強盗の奴ら、“金を払わなければ人質がどうなっても知らない”って言ってます!でもおそらく金を払っても解決にはならないでしょう。」

「仕方ない、突入しよう。私と大海くんを先頭に突撃だ!」

 

突撃と同時に驚く豚型中年セリアンスロゥピィの強盗

 

「クソっ俺の言う事が聞けないっていうのか!」

「キャッ!」

「何!野郎人質をとっただと!?」

「その子を離せよ豚野郎!」

「おっと口の悪いねーちゃん、そこを動くなよ。ちょっとでも動いたら、この幼女はどうなるだろうねえ?」

「お、オレは女じゃねえ!その子を離せっつってんだ!」

 

色々な怒りに身を任せて走る大海にニタリと笑いながら銃を向ける

 

「大海くん危ない!」

「わっ///」

バキューン!

弾が転がる音と共に大海の上へ倒れかかる味鋺

 

「あ、味鋺先輩!」

 

「「「確保ーーー!」」」

後から入ってきた機動隊が強盗をとっ捕まえる。

 

「味鋺先輩、なんで、オレなんかのために…うっ、うっ(;ω;)」

「そう泣くな、大海くん。我が生涯、一片のなんとやらだよ。」

 

目を閉じる味鋺

 

「味鋺先輩!味鋺先輩…!ウワーーーーン(´;Д;`)

オレ、まだ伝えてない事いっぱいあるし、それに、自分の気持ちもよくわかんねーし…だから、だから…!」

「じゃあ、署に帰ったら教えてくれよ、その伝えたい事。」

「え!味鋺、先輩…」

「警察官ならどこを打たれたかくらい見るものだぞ。大海くん。」

やや辛そうに足を指差す

「じゃ、じゃあ死んでないんすね!?よかったぁ…」

「不謹慎だなw1つ頼みがある。」

「なんですか!?」

「非常にいいにくいが…君の胸が…まあ、そのなんだ、俺の上に乗っているんだが…」

「わっ///さ、さーせん!」(あれ、この状況、どっかで…」

 

居酒屋あいで酒を交わす例の二人

 

「(魔法ちょうちん、聞いたか大海の話。)」

「(ああもちろん。世の中不思議なこともあるもんだな。ルチアさんの予言と言ったところか。)」

「(全年齢指定の美味しいところが実写化されたんなら、次に実写化されるのは…)」

「「((裸エプロンだな( ̄∇ ̄)))」」

 

バンっ

 

「(うわ、びっくりした。いたのか大海)」

 

「絶対いやだからな!」


 
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