No.925393

司馬日記外伝 飲み会でやってはいけないNG行動

hujisaiさん


お久しぶりで御座います。
その後の、とある飲み会での桂花さんです。

ところで突然星のガチエロを書きたくなって書いていたのですが、tinami仕様に出来ず困っておりました。

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2017-10-07 21:51:41 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7333   閲覧ユーザー数:5530

「お疲れ、遅かったわね。まあ座って飲みなさいよ、もう皆大分飲んでるわよ。ところであんた例のあれ、あいつの決裁取って来た?…そう。じゃ明日華琳様から決裁頂くから書式作っといて。…は?いいわよ明日の朝で、飲み屋に来た部下帰らして書類作れとか言うほど私も鬼じゃないわよ。で、何飲むの?紹興酒とかあるけど…はぁ?あんたもそれ?…ホンットそれ只の噂だから!あの変態が清酒が好きだなんてひとっ言も言ってないから!あいつはね、『天の国には米から作った清酒がある』って言っただけだから!…はぁ?あるわよあの種馬と清酒飲みに行った事ぐらい。つか私が呉から二十種類くらい取り寄せてやった宅飲みだけど。あいつ言ってたわよ間違いなく、『この酒は美味いけど清酒だから美味いって訳じゃない』ってそりゃもうハッキリと。…じゃなんで美味いかって?…知らないわよ。つかあいつ本当種馬だから。ホント女酔わして手籠めにすることしか考えてないから、もぉ翌朝とか体中酒臭くって本当最悪。駄目よあいつの十尺以内に近寄っちゃ、孕ませられるから。決裁取る時は書類長い板の先に乗っけて渡す事、いいわね。…は?私?私はしょうがないのよ。そもそもあいつ馬鹿だから人の話碌すっぽ頭に入んないし、しょうがないから隣で噛んで含めるように説明してやってんのよ死ぬほど嫌だけど。

 

 んく…、ていうかさぁ、最近華琳様に九錫をって話があるらしいじゃないあんた知ってる?私あれ反対なんだけど。いや華琳様の官位が上がるのは何も文句は無いのよ?それがあの全身精液男の正式な皇妃の前段階としてってのが有り得ないのよ!華琳様があの変態の正式な妻…あああ考えるだけでもおぞましい!…はぁ?立派?あいつが?ふっ…あんたはあいつと付き合い浅くてあの屑の本性を知らないからそういう風に思うのよ。もう長年、長年あのケダモノと付き合って!ガチクズから多少見れたクズにまで育て上げた私に言わせればまだまだ話にならないわね、あと何年何十年隣で面倒見てやんなきゃいけないかと思うと気絶しそうになるわ。

 

 んくっんくっ…けふ。…酔ってない。酔ってないわよこの程度じゃ。あいつに飲まされた酒に比べりゃ飲んだうちに入らないわよこんなの、あの変態本当鬼畜だから。あの害虫が蜀出張から帰った時、私の為に桂花陳酒とか言う酒を土産を買ってきたとか言うから部屋に持ってこさせたらあの気の利かない馬鹿、杯も持って来ないのよ!しかも私の大嫌いな冷やのままで持って来といて、しゃあしゃあと知らなかったとか言うからどうする気なのよってなじってやったのよ。そしたらあのケダモノ、『ぬるくて杯が要らなかったらいいんだろ』とか言って嫌がる私に無理矢理!無理矢理口移しよ、それも何度も何度も!銚子一本空けた所で桂花の為に作ってきたとか言って木犀(桂花)の髪飾り髪に挿した位で誤魔化せるとか思ってるあたりが心底ウジ虫よね、今更紳士ぶったってあんたの正体なんて知れてるんだからねこの後どうする気なのか白状しなさいよって問い詰めてやったら案の定よ、朝までケダモノ。折角お風呂入って綺麗に髪梳いて、今日買ったばっかりの金木犀の香水とお気に入りの寝間着で心安らかに一人で寝ようと思ってたのに全部台無しにされたわ、もう本当許せないああ許せない!

 

 …ん…、ぷは…。いい?そもそもあいつを育てたのは私なの。本来なら華琳様と口を利くのはおろか見ることさえ許されない程の悪性変態生物をここまでまともにしたのは秋蘭でも呉の姉貴面眼鏡とか白髪おばはんでもなくて私なの。その恩人が日頃の疲れを癒そうと部下達と飲んでるってのに慰労にも来ないとか本当あの変態は恩知らずね。…は?…断った?私が?…会議の時の事?バッカねぇ、そんなもんは社交辞令に決まってるでしょ常識よ常識!それでも『いえいえいつもお世話になってる桂花様是非お酌させて下さい』って来るのが筋ってもんでしょ、それ位出来りゃ私もちょっと位見直してやるのにほんっと何時まで経ってもどんくさうすのろまなんだから!…ん?何よ玄関でキャーキャー騒いで、誰か来たn」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…何しに来てんのよあんた、今日出張だったでしょ?…会いにっ…ば、バッカじゃないのっ?そんな暇あったら仕事しなさいよ仕事、あんた人の半分も出来ないんだから朝起きたら夜寝るまで馬車馬に謝りながら働きなさいよっ、ああもうしょうがないわね私手伝ってやるから仕事戻るわよ!…ああ、あんたたちは飲んでなさい全部私につけといていいからそれじゃあね。ほら行くわよこのグズっ、役所もう閉まってるから私の部屋よ。…開いてない。開いてない、私が鍵閉めた。…はぁ?出来るわけないじゃないの退庁時刻とっくに過ぎてるのにまた鍵開けるなんてどこの暗黒省庁!?今は『こんぷらいあんす』厳しくしてんのにあんた自ら破ろうとか何考えてんの華琳様の面子潰す気!?…嫌よ、だってあんたの部屋チョロチョロ色んなの出入りして落ち着かないじゃない。しょうがないから私の部屋行くけど、私もう飲んでて酔ってるからって変な気起こすんじゃないわよ、絶対やらしい事するんじゃないわよ分かったわね!!」

 

 

 

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「あら董昭、どうしたのかしら改まって上奏したい事があるなんて。は?…辞めたい?法制局を?…桂花の下じゃなければどこでもって…はぁ…貴女もなのね、良く頑張ってくれていたから残念だわ。…九錫の件ね、貴女の提案は忘れてはいないけど蓮華や桃香との兼ね合いがあるから今すぐにはちょっとね…桂花が?…まあ貴女がそう言うのも分かるけれど、桂花も叛意でそう反対しているわけじゃなくてね、なんて言うのかしら、ちょっと歪んだ女の情念って奴だから聞き流してあげて。ええ、貴女の異動はなるべく速やかに検討するから、今日は下がりなさい。…はぁ…」

 


 
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