過去に製作したProfil24製レジンキット Jaguar Type E Light weight Le Mans 1964です。

名車ジャガーEタイプをベースに、約12台が製作された"Light weight"ですが、その中でもこの車体はジャガーワークス（及びマルコム・セイヤー）の支援をほとんど受けずに作られた、プライベーターの努力の結晶。高速道路で違法走行を繰り返し、現地でボディを叩き成型したり、組立玩具で測定器をつくったりとの逸話を持つ一台です。そうして出来上がったこの美しいクーペは、しかしながらクラッチ系の故障により１９６４年のル・マンに散るのでした・・・。その後もこの"49FXN"は様々なレースに出場し、現在でも多くのショーに参加している有名な個体ですね。

本キットは1964ル・マン本番時のスキームが再現できる製品ですが、あえてシンプルで美しいテスト走行時の姿で作成。合わせて考証ミス部分（テールフィンとかエキパイなど）も修正しています。最後はエレールのEタイプクーペと並べてみました。1/24他にもグンゼやAirFixから出てましたがどれも古いキットばかり、そろそろ新作がホシイデス・・・

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今回も撮影テストを兼ねて白背景にしてみました。白をバックにすると細部まで光が回るのでライティングはとても楽になるのですが、その反面陰影のメリハリがなくなり、しっとりと落ち着いた感じがなかなか表現出来ません。床面も白鏡面を使ってみたのですがあまり反射しない。試行錯誤は続きます・・・