No.916281

MS少女について、あれこれ

ヒュムノさん

MS少女開発室で作っているMS少女についての設定などを適当にでっちあげてみました。

2017-07-29 22:53:48 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:842   閲覧ユーザー数:785

 

〇序章〇

 

 それは、とある宇宙・・・・、ある世界。

 その世界の人類は、類稀なる科学技術を大いに発達させ、その生活圏を宇宙へと広げてから数百年が過ぎた。

 人々はその栄華が永遠に続くものだと信じて疑わなかった・・・・。

 

 だがある時、外宇宙より突如として現れたとされる謎の敵性機体群によって、太陽系内に肥大化しつつあった人類の生活圏は瞬く間に奪われてしまう。

 人類にとって未知の存在である敵性機体が初めて確認されてからたったの数か月間で、宇宙と地上を合わせた総人口の8割までもが失われたという。

 残った人類は、自分達が宇宙へと進出する為に開発した様々な機械技術を兵器へと転用して敵性機体群との交戦を試みるが、通常の兵器では全く歯が立たなかったという。

 

 敵性機体群の脅威に対して、人々が怯えるように隠れ潜んでいた数年の後、ついにそれらに対抗しうる新兵器が開発されるに至る。

 それこそが、ココロ・システムを搭載することで、人と同じ感情を持つことを可能とした「MS少女」と呼ばれる従来の戦闘兵器とは全く違ったコンセプトを持った機体達であった。

 そして、最初のMS少女が敵性機体の撃破に成功すると、その報は瞬く間に世界へと広がり、世界中に点在する各陣営はそのデータを入手し、研究開発を始める。

 

 こうして新たな希望を手にした人類は、思い思いのMS少女を開発していくことになる。

 

 

 

〇基本設定〇

 

MS少女

 女性の姿を模した「フレーム」と呼ばれるモノに、コアである「ココロ・システム」を埋め込み、そこから発生するエネルギーを活用する為の外装を装着した機動兵器の総称。

 MS少女の登場によって、それまで通常兵器では手の打ちようが無かった敵性機体群を撃破可能となった。更に感情を持つことで運用側とのコミュニケーションが容易となり、システムの練度が上がることによって高度な作戦行動も可能になる。以上のことから考えれば、それまでの通常兵器と比較してMS少女の戦闘能力は相当高く、この世界での兵器運用の概念は覆りつつある。

 各陣営によってMS少女の兵装は異なり、開発技術が確立されてからは徐々にではあるがその機体数を着実に増やしている。正規に建造された機体もあれば、アングラな技術を用いて秘密裏に開発される特殊なMS少女も存在する。

 彼女達が敵性機体を撃破可能な要因としては、彼女達のココロ・システムと呼ばれる中枢機関から発生する特殊な粒子が関係しているとも言われているが、大部分においてこのシステムはブラックボックス化されており、詳細は不明である。

 あるMS少女の話では「勇気に努力、気合や根性で敵をやっつけている」とかなんとか・・・・。

 感情を持つことを利用してプロパガンダに利用される機体や、MS少女同士でアイドルユニットを組ませ活動させている組織もあるらしい。

 

 

ココロ・システム

 MS少女のコアユニットとして搭載されている謎のシステムで、一般的にはMS少女に感情をもたらす機能があるといわれている。一見すると同じに見えるココロ・システムでも個々で個性があるらしく、それがMS少女のそれぞれの性格を形作っており、後天的な要素で性格が変わってくる場合もあるらしい。

 ココロ・システムから発生した特殊なエネルギーが敵性機体に対する有効な攻撃手段とされ、各陣営はこぞってそのシステムを搭載したMS少女の開発に着手しているが、連合陣営から流出したコアユニットはその大部分がブラックボックス化されており、なぜMS少女が敵性機体に有効な兵器となり得ているのかを詳しく理解している者は殆どいないという。

 一般的な名称としてココロ・システムという名が使われるが、各陣営によってそのタイプが異なる場合があり、その場合は個別に「AGEシステム」や「ゼロ・システム」「K-N!ドライヴ」などと呼ばれることもある。

 

 

敵性機体群

 外宇宙から突如出現し人類に対して侵攻を開始した人型機動兵器の姿をした敵で、ある年代から発生し始めたそれらは現在までに様々なタイプが確認されている。(いわゆるガンダム作品に登場するMSと同じような形状です。カラーは全体的に暗い紺色や暗い赤、黒色など)

 敵性機体は無機物の集合体のようであるが、その構造やそもそも生命かどうかも詳しくは解明されておらず、断続的に続く敵の侵略行為によってその研究自体も進んではいない。MS少女が開発されるまでは、そもそも敵性機体群に太刀打ちできる兵器が存在しなかった、ということが大きい。

 しかし、それらのどれもが生物に対する明確な敵意を持っているとされ、人類の生存圏は瞬く間に敵性機体群によって侵略されていった。

敵性機体の装備は質量武器や銃火器、ビーム兵器に至るまで様々で、そのエネルギーは無尽蔵ともいわれている。

 敵性機体群に対して通常兵器では牽制や足止め程度にしかならず、敵性機体を唯一完全に撃破できるのは、これまでのところMS少女達だけである。敵性機体は撃破すると消滅して消えてしまうらしく、その残骸を回収することは困難である。敵が所持している武装に関しても同様である。(言い換えると消滅した敵性機体に対して「撃破した」という表現を用いる)

 MS少女が活躍するようになってからも、この未知の敵の研究はそれほど進んでいないのが現状である。

 

 

 

〇陣営〇

 

連合軍

 地球上に本拠地を構える世界で最も大規模な治安組織であり、敵性機体群と初めて交戦したのもこの組織である。ここでは様々な組織が混ぜこぜになっており、敵性機体群が出現する以前は地球と宇宙の覇権を争っていたが、外宇宙からの脅威に直面してやっと1つの組織になることができたようだ。

 しかし、人々の期待とは裏腹に数年に渡り敵性機体群に敗北を続けるという体たらくから、その信用は地に落ちていた。

 連合軍はそれまでの権威を取り戻す為に敵を徹底的に研究解析した結果、世界で初めてのMS少女が完成し、これによって敵性機体を撃破するという偉業を成し遂げる。

 しかしその後、MS少女の基礎データとコアである「ココロ・システム」が流出するという事件がおこり、それを機に各陣営がこぞってMS少女の開発に着手するようになってしまう。

 「本多グフR二四」「ユニコズムーン」「ダブルセイバー」などの機体が確認されている。

 

プロジェクト・ディーヴァ

 この陣営だけが保有するアーティファクト「エイジミクダー」によって、戦闘中に収集した敵性機体のデータを参考にココロ・システムに酷似したAGEシステムを開発。そのAGEシステムを搭載したMS少女「ガンダミクAGE」シリーズや、それらの装備を開発し、敵性機体と戦闘を繰り広げている。

 新たな「ガンダミクAGE」が開発される度に、アップデートされたAGEシステムも製造されているらしい。

 「ガンダミクAGE」「ガンダミクAGE-2ティアバレット」「ガンダムミクAGE-3」「ガンダミクAGE-39X」などの機体が確認されている。

 

マウンテンサイクル

 太古の時代の遺物が埋まっていると云われる大地の総称。山師ミリシャがそこを調査していたところ、封印状態であった謎のMS少女を発見する。

 MS少女とは、つい数年前に開発された存在だというのに、マウンテンサイクルにMS少女が保管されていた理由については、未だ明らかにはされていない。

 「ターンエーたん」が発掘されている。

 

ドクターK

 とあるコロニーに居を構えるマッドサイエンティストで、その正体は不明。(噂では動物の姿をしているとも)敵性機体群から得たデータをもちいて自らの手でMS少女を設計開発し、彼の手によって開発されたMS少女はココロ・システムに酷似した中枢機関である「ゼロ・システム」を搭載している。このシステムは未来視すら可能にするというが、真偽は定かではない。

 公の記録にある最初のMS少女による敵性機体撃破よりも前に、襲い来る未知の敵に対抗する為の新型兵器としてのMS少女の設計が完了していたという。

 「ウィングガンダム・零」「ウィングガンダム・茜」が目撃されている。

 

レジスタンス組織フリーデン

 元々は地球上で活動していたならず者集団の一組織であったが、なんらかの理由で開発されたまま機体保管庫に封印されていたMS少女を起動させたことで、彼等は戦いの渦に身を投じることになる。彼等の信条は「とりあえず、話を聞かない敵は殴ってから対話のテーブルにつこう」であるとかなんとか・・・・。

 彼等は同施設内で発見した動物型端末ユーノの導きで「カテゴリーM」と名付けたMS少女が封印されているらしい施設を回りながら戦力を増強させ、地上を跋扈する敵性機体群と熾烈な戦いを繰り広げるが、そこには人間達の思惑が複雑に絡み合う。

 そして、遂には因縁の敵と決着をつける為に宇宙へと上がるのだった。

 「ガンダムなのX」「ガンダムなのマスター」「ガンダムなのパルド」といったMS少女を戦力としている。

 

放課後トランザム

 新型MS少女開発の為に結成されたチームであるが、基本的に彼女達は学業を生業としており、放課後トランザムのメンバーが戦場に立つのは放課後であることから、この名称がつけられたらしい。このことはココロ・システムの練度に関しての実験的な意味合いが大きく、学生をやらせるのが適当であろうという研究者達の意見を反映した結果である。

 試験的に開発した特殊なココロ・システムである「K-N!ドライヴ」(正式には「けいおん!ドライヴ」という)を扱う為の調整が施されているという。「K-N!ドライヴ」は特殊な振動数と密接な関係にあるとされており、この陣営のMS少女達は戦闘用の兵装の他に楽器に似た装備を持っている。

 しかし、彼女達に課されているのはただの新兵器開発の為のカリキュラムとは思えず、ココロ・システムに関係した別の思惑があるのではないかと噂されている。

これまでに「ダブルミオクアンタ」「ガンダムサバぁずにゃん」等のメンバーが確認されている。

 

μ's鉄華団

 火星の廃学園地下にてミューズシリーズの一機を発見したことで敵性機体群との戦闘を繰り広げていくことになったマイナーなアイドル組織で、戦闘以外にも戦闘被災地への慰問活動等も行っている。

 殆どの機体は基礎フレームの状態(たぶん裸ではなくてフィグマ素体の状態でしょうね、うん)で発見されており、それに搭載されているリアクターにココロ・システムを埋め込むことで起動する。本来は入念な調整が必要な組み込み作業だが、何故かミューズシリーズはココロ・システムと相性が良いらしい。その為、プロトタイプのココロ・システムが火星で開発されたのではないか、という噂もある。

 様々な地で新たなミューズシリーズが仲間として加わり、その最終的な戦力は火星圏で随一といえる程にまで拡大していく。

 「ガンダムラブラトス・E」をプロトタイプとして、「真姫・グリムゲルデ」「ガンダムグシオンリベイク穂乃シティ」「ガンダムにこウロス」「レギンレイズ・花陽」などのMS少女が参加している。

 

メガファウナ・ウィッチ隊

 ウィッチと呼ばれる特異な能力を持ったMS少女達を運用する為の機関で、明確に敵性機体群との戦闘を行うことに特化した、地上でも宇宙でも有名な部隊である。

 彼女達だけが空間に多量に含まれるという魔力を行使することが可能とされており、その恩恵もあって同じココロ・システムを搭載した他の連合製のMS少女とは比べ物にならない性能を誇る。しかし、彼女達がどうしてそのような特殊な力を持っているのかが解明されておらず(連合軍の研究機関から「ウィッチの精密検査を行いたい」との再三の要求を却下している)一説にはココロ・システムが何らかの理由で変異したのではないかと考えられている。

 「サーニャ・Gセルフ」「リネット・ダハック」「エイラ・ルシファー」などのMS少女が確認されている。

 

 

 ・・・・・・これらの他にも、多種多様な組織やもしくは単体による敵性機体群との戦闘行動を行うMS少女達がいるらしいが、まだまだ全容は明らかにされてはいない。

 

 

 

 ・・・・と、こんな感じで僕が作っているMS少女の全体設定をでっちあげて、テキスト投稿の試み、としました。内容は自体はよくありそうな「謎の敵達と戦うMS少女の記録」的な世界観です。

 考察が色々浅いので設定が変わる可能性は十分にありますが、初期考としてはこんな感じかなぁ、と思います。あまり色々設定を作ってしまうと、気ままに自由に作るという訳にはいかなくなりますが・・・・〆(・x・)<え、聞いたことのない名前の機体がいるって? ・・・・キノセイデショウ

 

 

 


 
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