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No.913252
svarogさん
七夕バースデー(仮) 「私たちは一体何なのかしら…」
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今日は七夕。一年に一度だけの特別な日。私と星司さんの誕生日。それもただの誕生日じゃない。ウルトラ兄弟と地球の生死をかけた戦いで奇跡的な力あるいは運命的な力でヤプールとの戦いに勝利した日。あの絶対絶命のピンチで私たちが何故ウルトラマンエースに変身できたかは科学的には分からないけど、私は二人の魂が宇宙を超えて通じ合い結ばれたからだと思うの…そしてそれが不謹慎かもしれないけど私にはとっても天にも昇る心地になるくらい嬉しい。私、きっと一生この日を忘れないわ。たとえ星司さんが私の問いかけに明確な答えをくれなくても、私は彼を信じられる。星司さんはウルトラマンエースとしての戦いで頭が一杯だろうけど、心のどこかでは私を運命共同体として意識してくれているはずだと感じているから。 「早く、早く、花火が始まっちゃうわ!」 私は星司さんの浴衣の袖を引っ張りながら七夕祭りの人混みを歩く。 「夕子ぉー…何もそんなに急がなくても。…しかもあれだね、隊長たちも変に気を遣ってくれなくてもいいのに」 星司さんは何故私がハイテンションなのか分からず途方にくれているようだった。 「…俺は少し休みた…」と言いかけて私の顔を不思議そうに見つめる。見つめられた私はいつもより心臓の音が何倍も高鳴るのを感じてしまう。 「まっいっか…今日は特別な日だもんな」 そう言って星司さんは私に優しく微笑んで見せた。その笑顔だけで私の胸は焦がれそうに熱くなり、心臓が飛び跳ねそうだ。 好き、大好きよ、星司さん❤️
2017-07-08 00:35:01 投稿 / 1611×1952ピクセル
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