上様のおなーりー。

『ほら、ここにも猫』・第207話です。

大奥の御鈴廊下で、上様に向かって座礼をする女性達の中に、ただ単にごめん寝をしているねこがまじっていたのですが、政務に疲れた上様はねこを指名し、もふもふしながら癒される時を過ごす事もあるようです。

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時代劇の題材にもなる大奥、それは３代家光から始まったそうですが、上様の手がついて男の子をもうければ、未来の将軍の母となり、強大な権力を持つことができますから、それはそれは熾烈な女性達のバトルがあったそうですね。

とはいえ、大奥の中では厳しいルールも沢山あり、上様と言えども、そのルールに従わないといけなかったようです。

今回の話では、座礼をする女性達の構図を描くのが大変でした。江戸時代の女性の髪型、正面の画像は沢山あるのですが、上から見たものがあまりなく、想像力を働かせながらの作画でした。

この話を描く前に、大奥について下調べをしたのですが、おとぎ坊主が女性という事を知りました。てっきり、男性だと思ってました。