No.904136

真恋姫無双 鳳凰神の力を宿す聖剣士 プロローグ

麒麟さん

この小説は魏ルートのアフターストーリとなっています。また、この物語の一刀は独自の設定になっていますので注意してください。また駄文なので、気に入らなければ批評して構いません。場合によっては削除することも考えています。

2017-05-04 23:52:30 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1718   閲覧ユーザー数:1617

 

「若き最強剣士」

 

ガチン!ガチン!キン!

鉄と鉄が激しくぶつかる音が山から響いている。そこでは二人の人間が刀と刀をぶつけ合っていた。一人は二十代前半の男性、もう一人は八十代くらいの老人。

 

若者「てい、もらったぞ、爺ちゃん。」

 

老人「のわ!ついに負けてしまったの。一刀よ。もうお前の剣の腕はワシを超えているようじゃな。まったく、歳は取りたくないものじゃ。」

 

この若者の名前は北郷一刀という。彼は最強剣士と呼ばれていた祖父 北郷三鷹から剣の稽古をつけてもらっていた。この日は継承試験があり、この試験に合格すれば最強剣士の異名を受け継ぐことができる。一刀は見事祖父を倒したことで試験に合格した。

 

三鷹「一刀、合格おめでとう。これからはお前が今日から最強剣士じゃ。どのように生きるか。お前の好きにせい。」

 

一刀「ありがとう、爺ちゃん。まだやりたいことは見つからないけど。この腕と刀を信じて生きていくよ。」

 

三鷹「そうじゃ、一刀、この三本を持っていくがいい。ワシからの合格祝いじゃ。」

 

そう言って、三鷹が一刀に渡したのは一本目が首にぶら下げられるような十字の小刀、二本目が一刀の腰から足まで届くぐらいの刀。三本目が一刀の身長以上の十字架をなぞった様な大刀。

 

三鷹「これらは名刀中の名刀じゃ。小刀には名前はないが、二本目の太刀は桔梗仙冬月、三本目の大太刀は晴天鳳凰と呼ばれておる。それにしても以外じゃったな。四年前にワシに剣術を教えてくれと言ってきたことが懐かしいわい。いったい何があったんじゃ?」

 

一刀「それは話せないよ。ただ守りたいものが出来たそれだけだよ。それはそうと、そろそろ、図書館にいって勉強してくるよ。」

 

三鷹「おお!いってこい。」

 

そう言って、一刀は走ってどこかに行ってしまった。それを三鷹は眺めた。

 

三鷹「なにがあったの、ワシにできることは孫の幸福を願うことだけじゃ。天におります鳳凰神様わが孫一刀祝福を与え下され。」

 

とある世界のとある場所

ここに三人の少女がいた。一人は金髪ロールで高飛車そうな少女、もう一人はボーイッシュな感じの少女、最後の一人はボブカットで苦労しているような感じの少女。

 

金髪ロール「猪々子、斗詩、何をしていますの。早く行きますわよ。」

 

飯々子「はい、麗羽様、どこに行くんですか?桃香さんのところ離れて。」

 

麗羽「私、宝地図を手に入れましたの、宝さえ手に入れれば、劉備さんに用はありませんわ。」

 

斗詩「この宝地図、あてになるんですか、どう考えても危険な匂いがしますけど。」

 

麗羽「斗詩は心配性ですわね。絶対大丈夫に決まっていますわ。」

 

猪々子「そうそう、大丈夫、これさえあれば一攫千金も夢じゃないって。」

 

三人が会話しているうちに目的地に到着し、麗羽を除く二人は穴掘りを始めた。

そしたら大きな箱が見つかった。

 

麗羽「これがあれば私は一生遊んで暮らせますわ。」

 

猪々子「良かったですね。麗羽様、これで、あたいらも大金持だ。」

 

斗詩「でも、二人ともここに『絶対に開けるな』と書かれていますけど。」

 

麗羽「そんなの知ったことでは、ありませんわ、早く開けなさい。」

 

二人「あらほら、さっさ。」

 

二人は箱を開けたそしたら、中から多くの化け物が飛び出した。その化け物たちはあちらこちらに散らばった。

 

麗羽「なんですの、この化け物たちは?」

 

???「我が封印を解いたのは汝らか、感謝するぞ。」

 

そう言ったのは、ひときわ大きな化け物で、他の化け物とは違う感じがした。彼は続けて。

 

???「我が名はゾウナ、かつてあるものとの戦いで封印された魔王である。この世界を再び暗黒に染め上げるのだ。」

 

そう言って、高く飛び出した。

ある空間

この空間ではある二人の筋肉達磨が話していた。一人は紐パン、もう一人は褌を穿いていた。

 

紐パン「何かこの外史マズいことになっているわね、卑弥呼。」

 

卑弥呼「そのようだな、貂蝉よこれでは他の外史にも影響が出てしまう。」

 

パァ!といきなり光ったら、そこから美しい女性が現れた。

 

美しい女性「でしたら、彼をこの外史に呼び戻しましょう。昔、この外史は彼の祖母によって救われました。今度は孫である彼がこの外史を守る番です。彼は戦うでしょう大切な者たちを救うために。」

 

その女性は確信を持って言った。(End)

 

―あとがき―

 今回はここまでですが、これから機会があれば続けて書いていけたらいいと思っております。今回の話から分かるように、この話は魏ルートのアフターストーリーです。元の世界に戻った一刀が強くなって外史に戻りますが、戦う相手が人よりも化け物が中心となっていきますので楽しみにしてもらえたら幸いです。恋姫英雄譚のキャラも出していきたいと思うので楽しみにしていてください。

 なお、この外史の一刀もこの物語独自の設定があります。ので、次回もぜひお楽しみください。

 

 

 
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