黄巾の乱が治まって半年陳留の治安は一刀が提案した割れ窓理論のおかげで大陸一安全な街と噂されるようになっていた。
治安の維持も安定に乗って詰所などを見回るだけになっていたが
一刀「さすがに街全体を見回るとなると時間がかかるな 部下が何人かできればなぁ…」
一刀は今のところ一人で治安維持の部隊を率いてたために終わるのが夕方を過ぎることなどが普通だったのだ
一刀「明日華琳に相談してみるか」
といって一刀は今日のところは一人で見回りをしていった。
翌朝
一刀「華琳 少しいいか?」
華琳「あら 一刀 どうかしたの?」
一刀「警邏隊のことなんだが部下がほしいんだ」
華琳「率直に言うわね そんなに詰所を多くしたの?」
一刀「今の現状この陳留は大陸一安全な街になっているって言われているんだ だから日に日に人が増えてな」
華琳「なるほどね 今からみんなの報告を聞くからそこで提案して頂戴」
一刀「分かった」
そうして華琳と一刀は一緒に玉座にいって二人が席に着いたら各自の報告が始まった。
全員が報告を終えた後一刀は
一刀「最後に俺だが一応華琳にはいったんだが警邏隊の人員が少しだけ少なくてな まとめ役として俺とやってくれないか?」
華琳「というわけなんだけど誰か警邏の責任者になる子はいないかしら」
凪「あ じゃぁ自分が 今までは文官仕事でしたが性に合わなくて警邏となればそっちのほうが自分はいいと思います」
真桜「うちも凪と一緒ですかね 自分もやりたいと思いますわ」
沙和「沙和も二人がするならしようとおもうの~」
華琳「それじゃ凪 真桜 沙和 あなたたち3人は今日は一刀の下について警邏について学んで頂戴」
3人「了解しました(なの~)」
一刀「それじゃ3人とも今日は俺が一通りやるけど明日からは4人になったことだし2:2で見回りをしようか」
凪「分かりました そういえば一刀様」
一刀「凪 その様づけやめてくれないか こそばゆくてな」
凪「そ、そうですか? ……じゃぁ隊長とお呼びしてもいいですか? 警邏では隊長のなるので」
一刀「まぁ様付けではないからそれでいいか」
真桜「じゃうちらも隊長って呼ばせてもらうわ」
沙和「そうするの~」
一刀「分かった分かった それじゃまずこの大通りに面した通りから見回るぞ」
そうして4人は昼から夕方過ぎまで警邏として見回っていった そして警邏が終わった後
一刀「ひとまずこんなものだ 今から俺は華琳への報告書を書いてく感じだ」
真桜「えぇ~ あんだけ歩いたのにまだ報告書とかかかんといけんのかぁ~ つらいなぁ~」
沙和「そうなの~ 明日でもいいとおもうの~」
凪「二人とも怠けすぎだぞ! 明日からは私たちもやることだろう!」
一刀「まぁ見なくてもいいぞ こんなことがあった~とか書くだけだからな」
凪「しかし隊長!」
一刀「凪も根を詰めすぎだ それ以上根を詰めると後々体に悪い影響なども出る 少しは休め」
凪「……分かりました 隊長のいうことに従います」
一刀「そうしてくれ あぁ そうだ 書き終わったら俺は飯食いに行くがどうする」
真桜「え! 隊長おごってくれるんか! 太っ腹やわ~」
沙和「太っ腹なの~」
凪「そんな じゃ自分も払います 隊長一人に払わすわけには」
一刀「あぁ 大丈夫だよ 今回は3人には最初だからな 俺がふるまうさ」
そういって一刀は詰所で書類を書いた後3人と一緒に飯を食いに行ったのであった。
翌日
一刀「さて今日から3人にも働いてもらうぞ 昼にはこの大通りに戻ってくること いいな?」
3人「分かりました(なの~)」
そうして一刀たち4人は各自今日の担当だった通りの見回りをはじめていった
一刀が一通り見回ったとき
一刀「ん? もうすぐ太陽が真上か そろそろ集合場所にいっておくか よし 今はこれで終わりだ 解散!」
兵士「はっ」
一刀「さていくか」
そういって一刀は3人との集合場所に向かっていった。
凪「隊長! お疲れさまです」
真桜「隊長おそいで~」
沙和「ほんとなの~ 私たちお腹ぺこぺこなの~」
一刀「すまんすまん それにしてもお前たち早いな それじゃ飯食いに行くか」
そういって食事ができるとおりに向かって歩いていた時目の前に華琳と季衣と春蘭、秋蘭が歩いていた。
一刀「華琳じゃないかこんなところでどうしたんだ?」
華琳「今は昼時でしょ? あなたたちこそどうしたの?」
一刀「いや何 新しい部下に飯でも奢ってやろうと思ってな そういう華琳はどうしたんだ?」
華琳「あら 私たちが街で食事をしてはいけないのかしら」
一刀「そうゆうわけじゃないけど意外だなっておもってな」
華琳「最近見つけたおいしい食事処があるのよ よかったら一緒にどう?」
一刀「華琳がおいしいって認めるってことは相当おいしいってことか じゃお言葉に甘えてご一緒させてもらうわ」
そうして一刀は華琳たちと一緒に華琳が見つけたという食事処に歩いて行った。
店主「いらっしゃいませ おぉ 曹操様 いつもありがとうございます」
華琳「店主 ちょっと今日は人が多いけど大丈夫かしら」
店主「もちろんでございます ではご案内しますね」
華琳「えぇ お願いね」
そういって俺たちは店主に案内されて店の中へはいっていった。
店主「では注文が決まり次第今一度お呼び下さい」
華琳「えぇ ありがとうね じゃみんな料理を注文しなさい 私は最後でいいから」
春蘭「華琳様! どれだけ頼んでもいいですか!」
華琳「えぇ いいわよ」
春蘭「よし じゃ私は……」
そうして全員注文していった
数十分後
華琳「全員いきわたったわね それじゃいただこうかしら」
春蘭「はい!」
一刀「じゃいただきます」
そういって一刀だけは手をあわせて挨拶をして食べ始めようとしたとき
華琳「一刀 その動作はいったい何なの?」
一刀「あぁ これか これは食事に対する感謝を示すことなんだ 俺の一部になってくれてありがとうってな」
華琳「なるほどね じゃみんなもやろうかしら」
全員「はい いただきます」
そういって食べ始めた
一刀「…… うまい 味付けが絶妙にいいな これは」
華琳「そうでしょ? 召し抱えようとしてるんだけどその子人探しをしてるらしくてね」
一刀「人探し? その人ってどの人なんだ?」
華琳「ほら 今一刀の後ろにいる子よ」
…「どうかされましたか? 曹操様」
一刀「この人か すいません 探している人がいると聞いたのですが」
…「はい その子から来てほしいといわれてきたんですがどこにもいなくて それでこの食事処で働いて探しているんです」
一刀「なるほど その探している子の特徴ってどんな感じですか?」
…「えっと小柄なんですがすごい食べる子です」
一刀「えっと名前を教えてもらってもいいですか?」
…「あ はい 許緒です」
一刀「……え? 許緒?」
…「はい そうです」
一刀「おい 季衣 季衣ってば」
季衣「んにゃ? 兄ちゃんどうしたの?」
一刀「探している子ってこの子ですよね」
季衣「あれ~ 流琉じゃん どうしたの? こんなところで」
流琉「季衣! どこ探してもいないと思ったらこんなところにいたの!」
季衣「流琉こそどうしてこんなところに?」
流琉「あなたが手紙で城まで来いって言ったんじゃない 季衣のことだから大きい建物をお城と勘違いしてると思ってるよ」
一刀(なるほど 季衣の知り合いか 季衣の知り合いならそう思うことも納得だな)
季衣「流琉のバカ! そんなこと言うはずないじゃん!」
流琉「季衣こそ!」
そういって二人は喧嘩を始めようとしたとき
一刀「はいはい そこまで喧嘩するとほかのお客さんに迷惑だろ」
季衣「でも兄ちゃん!」
一刀「季衣 俺の目の前で喧嘩でもできると思ってるのか?」
そういって一刀は少し怖い言い方をして季衣を止めた
季衣「うん ごめんなさい 流琉もごめんね」
流琉「ううん 季衣 私もごめんなさい」
華琳「さて話し合いは終わったかしら それじゃ典韋!」
一刀(典韋だって!? この子が悪来典韋なのか)
流琉「は、はい!」
華琳「人は見つかったんだけどどうかしら 私に仕える気はないかしら 季衣は私の家臣だからこれからは一緒に入れると思うけど」
流琉「ですがこの店にお世話になっていますし」
店長「そのことなら大丈夫だよ 典韋ちゃんがいなくなっても頑張ってやっていくよ レシピも色々教えてもらったからね」
流琉「店長さん ……分かりました 曹操様 これからよろしくお願いします」
華琳「それじゃ私の真名を預けます 華琳よ これからはそう呼んで頂戴」
流琉「はい! 私の真名は流琉です 皆さんよろしくお願いします」
春蘭「春蘭だ よろしくな 流琉」
秋蘭「秋蘭だ よろしくな 流琉」
季衣「やったああ 流琉と一緒だ~」
一刀「俺は北郷一刀だ 字と真名はないから一刀か北郷と呼んでくれ:
流琉「はい! 一刀様」
凪「凪です よろしくお願いします 流琉様」
真桜「真桜や よろしゅうな」
沙和「沙和は沙和なの~ よろしくなの~」
流琉「みなさん改めてよろしくお願いします!」
華琳「それじゃ流琉は秋蘭の下につけます 秋蘭 よろしく頼むわね」
秋蘭「はい 分かりました」
そういって新たな仲間である流琉をいれて次のことに向かっていくことになった。
はづきです 投稿が遅れてすいません 話が全然浮かんでこなくてちょっとつらかったです
はい 次からは反董卓連合になります やっとここまできました
この戦いで一刀の本当の力が出せると思います
では次の作品でよろしくお願いします
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投稿遅くなってすいません
書けましたので投稿します