凪たちが仲間になってから一週間が過ぎた頃
一刀「う~ん ここをどうするべきか…」
と一刀は一週間の間に秋蘭から教わった知識などで華琳から受けた町の治安に関する書類について手を付けていた。
華琳「一刀 いるかしら? いるなら返事しなさいよ」
一刀「あぁ 華琳か いや何 少し考え事をしていてな ところでこんなところでどうしたんだ?」
華琳「あなたに渡した案件についての成果をね ちょっと早かったかしら」
一刀「いや 一応の土台はできたんだが あぁ 華琳 少し相談がいいか?」
華琳「えぇ 言いわよ どうしたの?」
一刀「今俺が作ったこの案でいけたとしての後のことなんだ 一応目を通してくれ」
華琳「えぇ 分かったわ」
華琳が書類に目を通した後
華琳「一刀 この割れ窓理論っていうのはどこから持ってきたものなの?」
一刀「あぁ それは俺の世界であった治安維持法法の一つなんだ」
ここから一刀の割れ窓理論についての説明です 詳しく知りたい人は先生にきいてね
華琳「……なるほど でほかのことも聞きたいんだったわよね 何かしら」
一刀「一応町に出て聞いたんだが今新しく来る民たちが多いだろう? その人たちからどこにどこがあるのかが分かりずらいってきてな」
華琳「なるほどね そんなことが言われているのね でその対策も考えているの?」
一刀「あぁ 簡単にするとなると通りごとに職人や食事処 鍛冶 衣類などの分野に分けてそれで新しく来た者たちに分かりやすくするとかなんだ
だがそうすると今ごちゃごちゃになっている店などを整理しないといけないことになるだろ? それができるのかって悩んでいたんだ」
華琳「なるほどね それは私に通さないとまずい案件なわけね」
一刀「あぁ でどうだ できると思うか?」
華琳「分からない けどそれができた後通りはどうやって管理したりするの?」
一刀「区画ごとに人を置いて駐屯所のようにする感じだな それだと新しく来た者に対しても誘導しやすくなるだろうしな」
華琳「なるほどね 分かったわ ひとまず考えてみるわね」
一刀「それにしても華琳に見てもらって助かったよ ありがとな」
華琳「構わないわよ 今回は私にもかかわってくることだったしね そういえば一刀 あなた昼から暇かしら」
一刀「あぁ 華琳がおれに渡した案件はこれだけだったからな どうかしたのか」
華琳「あなたに一軍の訓練に入ってもらいたいのよ 文官よりも武官よりだからね あなたは」
一刀「ん~ 分かった 机に座りっぱなしだったからな そろそろ体を動かしたい」
華琳「じゃ昼からは演習場に行ってちょうだいね」
一刀「分かった」
そうして昼ごはんを食べた後その足で演習場に来ていた
春蘭「おぉ 一刀じゃないか どうしたんだ?」
一刀「あぁ 春蘭か 華琳から一軍の訓練をしてくれって言われてな それでここに来たんだ」
春蘭「そうか じゃぁ今日からの連中を任せてもいいか? いきなり私の訓練だと相当疲れると思うからな」
一刀「あぁ 分かった」
20分ほど待った後春蘭が言っていた兵士たちがきて
一刀「今日から訓練を受けるのはお前たちだけでいいんだな?」
新兵「はい! よろしくお願いします!」
一刀「よし ではまずは軽い練習からやっていこう」
といってそれから二刻ほど一刀は訓練をやったのだが終わろうとしたとき
春蘭「一刀 少しいいか?」
一刀「ん? どうした春蘭 今こっちの訓練は終わったんだが」
春蘭「あぁ 分かっている 今から私と模擬戦をしないか?」
一刀「模擬戦をか? いいけどどうしたんだ?」
春蘭「はっきり言って私は一刀よりも全然弱い このままだと華琳様を守ろうと思っても守り切れないこともあるからもっと強くならないといけないんだ」
一刀「なるほど 分かった 春蘭が強くなるのを望むんだったら俺は精一杯手伝うよ」
春蘭「ありがとう 一刀」
一刀「誰か俺と夏候将軍の模擬戦の審判をお願いできないか?」
兵士「では僭越ながら私が務めます」
一刀「あぁ 頼んだ さぁ春蘭 やるか」
春蘭「あぁ 一刀 来い!」
兵士「では 始め!」
春蘭「はぁあああああああ」
春蘭は前と同様一直線に一刀に対して七星餓狼を構えて突っ込んできた。
一刀「それはもう通じないの分かっているだろう?」
と一刀はたやすく回避し春蘭にむかって双頭牙狼の小太刀の方をふるおうとしたとき
春蘭「そんなことは100も承知だ!」
春蘭は以前戦った経験をもとに一刀の一太刀を受け止めてはじき返した。
一刀「ほぅ 春蘭 ちゃんと学習したな えらいぞ では次もこっちからいくぞ!」
そういって一刀は自然体のまま歩いて春蘭の方に歩き始めた。
春蘭は構えながら一刀が近づいてくるのを待っていた…が 一刀が春蘭と1mほどの距離になった瞬間に
春蘭「もらったあああああああああああ」
春蘭はまたもや七星餓狼で斬りかかった
一刀「ふっ」
春蘭「がっ!?」
一刀は春蘭の一撃を回避したが次の行動は小太刀による攻撃ではなく蹴りによる攻撃をしていた。
一刀「俺の勝ちだな」
そう言い放つと一刀は小太刀を春蘭の首元につきつけた。
兵士「勝者 北郷将軍!」
兵士たち『うおおおおおおおおおおおおおおおおお』
一部始終を見ていた兵士たちは興奮のあまり大歓声を上げて騒ぎ始めたのだった。
春蘭「はぁ まさか2回目の行動が蹴りで来るとはな 参った」
一刀「武器による攻撃だけが攻撃手段ではないってことだ 地形による攻撃もあれば四肢から繰り出される攻撃だってあるってことさ」
春蘭「なるほどな 一刀頼みがあるんだが」
一刀「ん? どうしたんだ」
春蘭「私を弟子にしてくれないか?」
一刀「弟子? 分かった 春蘭が言ってくれたように強くなるように俺も手伝うよ」
春蘭「ありがとう 一刀」
はづきです 今回の話は一刀の戦闘以外でのことなどを元にしてみました。
今回は少し短かったですが書きたいことは書けたかな?
次回ですが一気に黄巾党を倒そうと思います
では次回お楽しみください
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連投です
どうぞお楽しみください