No.887591

真・恋姫†無双 ~彼の見つめる先に何があるか~ vol.6

朝日の男さん

今回は1Pが長いので区切りました!なので、前編だと思ってください

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2017-01-07 00:04:35 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:1316   閲覧ユーザー数:1228

前書き~

 

おはこんばんわ『朝日の男』です。

 

この度、調子に乗って6回目の【真・恋姫†無双】の二次創作を書きました。

 

文法おかしい所や時系列がおかしいところ(三国志 年表 で調べた程度)があると思いますが、軽い気持ちで読んでください。

 

今回も台詞が多くて読みにくいかも

 

台本形式です

 

では、どうぞ~

コツコツと石畳を歩く音が響く

目的の場所に着いたのか歩みを止める

そこは他のところより少しばかり高く出来た台であった

彼はそれにのぼり目の前にいる屈強な兵士から老人、女・子供と様々な人を見た

この者たちは皆、北軍に所属している兵士だ

 

ボス「アァ~テス、うん魔射口(マイク)は大丈夫みたいだ。」

  『さて、いきなり全部隊を集結させたのには意味がある!近頃、暴れている黄巾党についてだ。』

 

ザワザワ    ザワザワ

 

  『み組の情報によると最初は、ある旅芸人を応援するだけの良心的な人の集まりだった。その旅芸人の名は張角・張宝・張梁。しかし!それを利用し賊とさせ盗み・殺生を働かせる奴らが現れた。』

 

エーナンテワルイヤツ    ザワザワ

 

  『そう、その利用している奴が悪だ!しかし、周りに流され盗み・殺生を働いてしまっている者がいる。彼らは悪か?』

 

ザワザワ    ウーン、ヌスミナラトモカク、コロシハナ~

 

  『俺はこう考えている。根っからの悪は土から掘り起こしてまで叩き潰し、そうでない者については考慮しようと。』

オォ!    ザワザワ

 

  『しかし!朝廷より文が来た。内容は【黄巾党の殲滅、および党首である張角・張宝・張梁の首を差し出せ】である。これは付近の諸侯にも送られている。俺が言いたいことはわかるか?』

 

  イッコクモハヤク、ゼンミンヲスクイカゾクニムカイイレルコトデス!!

 

その息の合った声は大変 大きかった 思わずボスがよろけてしまうほどである

  

  『よし!わかっているならよろしい!3日後から行動開始だ。まずは降伏を呼びかけること。内容は【家族になりませんか?】だ。降りてこないものは、根っこからの悪なので討伐すること。もし賞金首がいたらな出来る限り生け捕りするように。作戦内容はそれぞれの部隊長に伝えておく。では解散!』

 

演説が終わったボスは作戦内容を紙に書いた

巨大な組織ほど指揮官が必要になる

そこの穴を突いた作戦だ

そして、次に手紙を書き始めた

宛先はもちろんあの乙女にだ

この時、降伏の内容である【家族になりませんか?】も書く

これは『うちに降伏すれば、衣食住は約束する』というものだ

基本的に『北』という国は『働かざるもの食うべからず』が主であり、子供も例外ではない

もっとも、子供の場合は『よく学びよく遊びよく食べて寝ること』が仕事になるのだがたまに大人の手伝いをしたりする

手紙を書き終えたボスはそれを鷲に括り付け放つ

その足で工場(こうば)へ向かう

鉄を打つ音が聞こえてくる

ここは【か組】の本拠地で常に何かしらを作っている

 

ボス「おい、真。お前、部隊収集のとき来なかったろ?」

真「ボス~堪忍して~な。この素晴らしい武器を眺めちょったんさかい。」

ボス「それはいずれ俺が使うのだから、完成はまだ先で言いと言った筈だが?もう完成したのか。」

真「そや!あまりの出来栄えに時間が経つのも忘れてしまうやろ~」

さてこの【真】という男

か組の部隊長でありとある義勇兵にいる娘の親父なのだ

娘も発明好きと聞くがこの男はそれ以上だ とボスは考えている

鉄を製鉄するさいに『たたら製鉄』という方法がある と零しただけで大陸一番の製鉄所を作ってしまった

 

真「義柔の氣を練りこみながら叩いて鍛えたさかい。かなりの業物になったで。」

 

そういい、完成した武器を手渡す

それはあまりにも細く簡単に折れてしまいそうな『刀』であった

しかし従来の物と比べると真っ直ぐではなく反りがあり、幾分か長かった

 

ボス「ほう。これは凄いな。義柔の氣を流し込みながら鍛えたといったが?」

義柔「そうです。自分の氣を放出しながら叩きました。」

ボス「いつの間にいたんだ。義柔。」

 

義柔という男もまた、とある義勇兵にいる徒手空拳が得意な娘の親父だ

その娘と違い隠密行動が得意なため【み組】の部隊長であるが徒手空拳の達人でもある

 

義柔「先ほどからいましたよ?」

真「え、おったんかい?!」

義柔「親友にすら気づいてもらえないとは・・・」ズーン

 

ただ影が薄いだけかもしれない

 

ボス「ンッン!まぁこの武器はすごいな、自分の氣に反応している・・・」

 

刀を鞘に戻し居合いの構えを取る

そして 気づいた時には鞘から刀を抜いていた

 

真「こりゃあ、またお見事なもんで!」

義柔「流石はボスです!」

ボス「うん、これはいい。今までのものだと少し氣を流したら簡単に折れてしまったからな。」

義柔「それはそのはず。元より普通の刀は純粋な鉄分が少ないため、流れが悪く氣が詰まってしまいすぐに壊れてしまいます。」

真「せやけど、その刀は純粋な鉄をふんだんに使こうて義柔の氣ぃ流しながら鍛えたから何の抵抗も無く、氣が流れるんや。」

ボス「本当にありがとう。」

真「礼なら歳児にもいうたってくれや。あいつが意匠をかんがえたんさかい。」

ボス「そうだな。」

 

さて歳児という人物がいる『せ組』に向かったが

【現在、最新の服の意匠を考え中のためボスであろうと立ち入りを禁ず。】

と書かれていたため次の機会にした

一方こちらは乙女組

 

天和「うぅ、どうしよう、どうしよう!人和ちゃん!」

人和「天和姉さん落ち着いて。こういうときは素数を数えるのよ。」

地和「うわーん、もうわかんない!」

 

困り果てていた

あれほどボスに言われていたことをうっかりしでかしたのだ

そう

『活動が大きくなってきたら、発言に気をつけること』

うっかり天和は催し物の最中に

 

天和「いずれ私たちは(歌で)大陸をとりまーす!」

 

と言ってしまったのだ

ここから少しずつおかしなことになっていき、今現在は朝廷の軍【官軍】に狙われてしまっているのだ

 

天和「うわーん、太子さんどうしよう!」

 

太子・・・を組1の乙女

 

太子「う~んそうねん。多分だけど、うちのボスが既に動いているわん。だから大丈夫じゃない?」

人和「?どういうことかしら。」

太子「妹子ちゃん、説明してあげて。」

 

妹子・・・を組2の乙女

 

妹子「ほらこれよ、今あなた方を討ち取れという書状とともにばら撒かれている【張角・張宝・張梁】の人物画を見て御覧なさい。」ピラ

「『?』」

 

その人物画にはとても人間とは思えない容姿が書かれていた

まず『男』で身長が『2.5m』で髭むくじゃらのボサボサであった

 

地和「なにこれー!ちぃ こんなんじゃないよ!」

人和「ちょっとこれは・・・いえかなり酷いわね。」

天和「ア、アハハハ。」

妹子「これのおかげで貴方達の顔はバレないわ。それに今、馬子ちゃんがボスに指示を聞くために手紙を待っているのよ。」

 

馬子・・・を組の乙女3

 

人和「手紙って私たちの居場所がわかるの?」

妹子「いいえ、わからないわ。だけどね?私たち【北軍】には特別な連絡方法があるの。」

地和「なになに?教えて~。」

妹子「うふ、それはひみつ☆さぁもう寝ちゃいなさい。夜更かしはお肌に大敵よ。」

「『はーい』」

 

そして眠りに突く三姉妹

その数分後 天幕に1人の乙女が入ってきた

馬子だ

 

馬子「ボスから恋文(ラブレター)が来たわよんV」

妹子「ま!見せなさい!」

太子「私が先よんV」

入鹿「隙ありんV」

 

入鹿・・・を組の乙女4

尚、を組は全員筋肉達磨です

『「どれどれ~?」』

 

4人仲良く手紙を読む

内容は簡単な地図と作戦内容だ

 

入鹿「それじゃあ、次の拠点はこの砦というわけね。」トントン

 

地図を指差す

 

妹子「そうね。じゃあ、明日は早くから移動ね。」

太子「流石はボスよね。かなり的確な作戦・・・そそるわ~。」

馬子「でも彼女たちにはちょっとキツイかもしれないわね・・・」

入鹿「でもこの作戦なら、彼女たちは安全よ。私たちがそばにいるよりもね。」

妹子「また会えるかしら?」

馬子「会えるわよ、きっと。だって彼女たちと同じ釜の飯を食べた家族ですもの。」

入鹿「それにボスのことだから割とすぐに会わしてくれそうだわ。」

太子「そうね、よし!明日に備えて寝ましょ!」

さて翌朝

天和たちに拠点の移動を知らせ天幕を片付けた を組

 

天和「ンム~何で移動するの?」

太子「あなた達を助けるためよ。」ダダダ

妹子「朝の走りは気持ちがいいわ~シャキ!とするもの~」ダダダダ

人和「・・・何で馬と並走できるのだろう?」

天和たちを乗せた馬車を引く太子 天幕を乗せた荷車を引く妹子

支持者(ファン)からの贈り物をしょって馬にまたがる入鹿、馬子 道案内の馬

その後ろに、黄巾党`S

という図です

 

地和「ねぇ~まだ着かないの?」

太子「う~ん、あと4時間ぐらいでつくわ。」

地和「エ~そんなに?!」

妹子「しょうがないでしょ~ボスが指定した砦に着くにはそれぐらいかかるのよ。」

人和「でも、私たちを救う策とはいったい何なんですか?」

入鹿「それは私が説明するわん。

まず、偽の人相書きを大量にばら撒くことであなた達から疑いの目を背ける。

そして今から向かう砦でうちの軍と戦う

頃合を見てわざと陣営内で火事を起こし、張角・張宝・張梁は焼身自殺しました~

という流れの芝居を打つのよ。」

人和「なるほど・・・死人に口なしというからね。」

天和「でも、どうやって陣内から脱出するの?周りは火の海なんでしょ?」

馬子「それは心配後無用よん。今から向かう砦にはあまり知られていない。地下通路があるの。それを通って脱出よ。」

 

さて、そんな話をしていたら砦が・・・とうまいこといかないのである

to be continued !

み組・・・密偵部隊

   影が薄いものが多いスパイ

か組・・・開発・研究部隊

   新しい武器・工芸品の開発etc,何でも作る部隊

せ組・・・製糸部隊

    綿花の栽培、蚕の飼育といった服に関することを手がける部隊

 

後書き~

すいません、あまりにも長くなりそうなのでここでいったん切ります

また次回に続きます

暇がありましたら読んでください


 
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