急須でお茶を淹れます。霊夢はぼんやりと神社の縁台から雲を見ているのが好きでした。
雲には名前があるのです。
うろこ雲、入道雲、綿雲。
霊夢は知らない言葉を知っている範囲-少し難しいかもしれませんが知ろうとする範囲で調べます。
綿雲。辞書で引きます。
綿のような感じで浮かぶ雲。多くは積雲を言います。
積雲を調べます。
十種雲級です。
底辺は平らで上方に高く盛り上がって円頂形をなす。
綿雲とは積雲です。
そして積雲は発展すれば積乱雲となるのです。
博霊神社の上空ではすじ雲が出ていました・・・
冬です。
寒さに霊夢は体を震わせました。思いついて境内を歩き回ります。
散策です。辞書は電子辞書です。携帯用。
すじ雲は十種雲級で巻雲(けんうん)と言います。
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空を見ることは豪雨や雷、竜巻などの防災にもつながることです。
お願いしたいのです。
人間性と自然がもつ感覚を働かせることを。
そして、個人的な願望ですが霊夢はおそらく空の雲にもきちんとしたものの見方を見つけるだろう。そう思うのです。