スティレットの機動力強化プランとして考案されたスティレットフォーアシュトース。当初はバックユニットのみが量産され配備される予定であったがトータルでのバランスが良く複数機が製造された。1号機は2号機以降のロールアウト後も試験を重ねていたがブースターをフルで運転した過酷な試験も多く当初の予定よりも疲労が早かった為に後継機として本機フォーアシュトースⅡが計画されることとなった。
先代ではバックユニットの推力とバランスを取る為に本体側にも複数のACSクレイドルを装備していたがこちらではジイダオのパーツを流用しさらにスラストアーマーを装備することでバランスを取っている。この副産物として防御力も向上した。武装は902隊での標準装備に近いロングレンジランチャー及びエネルギーシールド。重量の嵩むランチャーを携行する為に物理シールドの採用は見送られた。
ユニットを組み込んだ後に本体の改修を行なった1号機と異なり当初から全体のバランスを考え設計された為はるかに高い安定性を誇る機体として完成した。