絹枝「こんにちはー」

俺「あ、絹枝さん」

絹枝「ごめんね いきなりメールして」

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俺「構いませんよ。でも先生、今日は会議で
遅くなるみたいで…」

絹枝「君が居ればいいのよ。ほい」

俺「ん？酒？」

絹枝「お昼に買い物して福引で２等よ！酒の詰め合わせ
でもうちら一滴も飲めなくてさ
ったく、１位の温泉ペア宿泊券がよかった！
下戸には罰ゲームじゃないか！

玄関前にもビール一杯積んであるからね
彼に運ばせたけど、恥ずかしくて車に帰ったな」


俺「どうもすみません。先生喜ぶと思いますよ」

絹枝「あの子は凄いよね～　未だにアレ越える酒豪は見たことないわ
バケモンだよ」

俺「でも、久しぶりだと結構酔っちゃったり…

絹枝「あぁ、ないない」

俺「え？」

絹枝「あの子、成人式でビール１ダース空けた後
まっすぐ歩いてトイレ行ってたからね
ビールやチューハイ一缶なんて水程度だろうさ


え？何、酔わせてベロベロからぺろぺろ作戦しようとか？
そりゃちょっと無理かもね
顔はすぐ赤くなるけど、回っているところは見たことないわ」

俺「（って…あれ？）」

絹枝「ところでさ、少年、マイとなんかあった？」

俺「ん？」

絹枝「いやね。昨日マイに電話したんだけどさ、あの子の様子結構おかしくてね
君の事聞いただけでキョドっちゃって」

俺「そ、それは…たぶんその時お仕事でなんかあったからじゃ…無いかな」

絹枝「まぁそうだろうね。君今もドーテーっぽいし。顔が」

俺「なんですかそれは」

絹枝さんがけらけらと笑った


俺も何か聞いてみよう

１.　　 「先生が人殺しって本当ですか？」
２.　　　「先生のおもしろエピソードを教えて」
３. 　　「先生にあげた写真、見てしまったんですが」