No.866994

真・恋姫ログ・ホライズン第七話

アサシンさん

クレセントムーン支店、クレセントスター開店

2016-09-03 07:10:37 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1176   閲覧ユーザー数:1114

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クレセントムーンが出た事によりアキバの一角はとんでもない人口が密集している状態にあった

 

だがそれでも売りさばくには人員も量も足りず。どう頑張っても千が限界だ

 

それに悔し涙を流す冒険者と大地人の人達

 

 

そんな彼等は俯き帰路に着こうとした・・・・が。その鼻にクレセントムーンとは別の、美味しい香りが漂って来た

 

其処には何時の間にあったのかと言うちょっと中華風の出店が出ていた。そしてその正面に桃色の髪が揺れる

 

 

 

トウカ「アキバのみなさぁ~ん!こんにちわ~♪クレセントムーン支店、クレセントスターで~っす♪」

 

 

 

場が一瞬にして静けさを持ち・・・・爆裂した

 

最早雪崩や土砂崩れの様に、トウカの言葉を理解した彼等は店へ突撃した・・・が。日本人ゆえか列にキチンと並び横入りも無い

 

その後は本当に大変だった、飲み物はムーンのローズティーに搾ったらすぐさま完売。更に手軽に摘まめるポテトやコーン系のテイクアウトと店の前に並べられた相席前提の長椅子と机には・・・クレセントスターの切り札にして最強の商品O☆NI☆GI☆RI☆とMI☆SO☆SHI☆RU☆が運ばれていく

 

それぞれの受け付けは隣りどうしで二本の大蛇が出来上がる

 

しかもこちらは王道の味とその派生形が何種類もあり店員と商品の貯蔵も十分だ。むしろ籠城できる(傲▽慢?)

 

ブラックローズティも完売したクレセントムーンが机等を提供してくれたが・・・・全然客が減らないよろしい、ならば波状攻撃だ(二十四時間営業だ)

 

因みにこの後、様子を見ていた俺が離れた後。更に供給される食糧と途切れないお客、トドメにタフな家の恋姫達による循環のような眠らない休まない終わらないの三拍子がそろい三日三晩。参謀の建てた策の最重要ヶ所に至るまで続いた

 

 

売上?シロエ師匠が欲しがっていた金貨が揃っちゃいました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある場所にある中華風の建物の外に某ヅラさんが如くスタンばっている俺・・・イヤ、シロエ師匠からの指示だから問題無いんだが・・・はぁ

 

そして中には開店する丸テーブルがあり。そこには今、マリエールさんとヘンリエッタさん、そして第八商店街の若頭。カラシンが来ている

 

何故彼一人だけなのか?それはゲーム時代の初心者の頃マリエールさんと一緒に遊んでいた縁故にだそうだ

 

彼のは食材の仕入れをお願いしするそうだ・・・そこからクレセントムーンの経営などに関する話しを海洋機構とロデリック商会にするって言うんだからマジ文官・軍師は恐い

 

情報と食材の値段をホクホクと決めたヘンリエッタさんの声とかすれた若頭の声・・・ご愁傷様っす

 

次に中に入って行ったのは海洋機構のミチタカ、ロデリック商会のロデリック。前者は鍛冶屋後者は科学者や研究者と言える風貌だ

 

皆の自己紹介から始まり、カラシンが居る理由を聞き、何故俺達を読んだのかと話しはテンポよく進んで行き

 

俺達が求めている物の話しに入った。簡単に言えば資金援助だ・・・俺の資金?別のに使わなくちゃいけないから無理

 

流石に彼等であっても金貨五百万枚は動揺するようだ。続いて俺達が行おうとしている大規模作戦の為に必要であると言ったらクエストと勘違いしてくれた

 

次にこの作戦の指揮を取っている人とその人を補佐している人の名を出した途端に同様と驚愕と、納得の空気が漂う

 

誰も何もシロエ師匠と俺だ

 

 

ミチタカが『あの腹黒眼鏡に双刀の一振りがか!?』

 

 

前者はシロエ師匠の通り名の一つ、ちなみにもう一つは参謀・・・更に身内限定(カナミさん)ではバスガイド

 

後者は俺だ、伊達に茶会でソウジロウ共々前線にブン投げられてない

 

 

この発言でヘンリエッタさん達の言葉が重く強くなった

 

さらにノウアスフィアの開墾で新しいクエストや何かが生まれていても可笑しくないと考える・・・其処へ小休憩にロックチョウと言う85レベル以上のモンスターのタマゴで作ったプリンを出した

 

序に作戦が終わり次第知り得た情報を開示し、レシピに関しても三人に筆写師を取っているシロエ師匠が執筆し渡すと言う救済処置を入れた

 

コレでこの場にいる全員がヘンリエッタの話しを信じただろう・・・が此処で一つイレギュラーが入ってしまう。話しは三日月同盟で金貨五十万枚、残りの四百五十万枚を三人のギルドに分割で負担してもらう事と成った・・・がその後だ

 

 

 

ミチタカ『最後に一つ聴かなきゃならねえことがあるな?』

 

ロデリック『クレセントスターですね?先ほど念話で聞いた限りとんでもない集客率だとかで?何故三日月同盟とは別のギルドが?何故レシピを知っているのですか?』

 

カラシン『こっちにも今来ました・・・コレも金策の一つですかマリエさん?』

 

ヘンリエッタ『その事についてはご本人からお聞きしてください』

 

 

 

おっと、やっと出番だ

 

扉を開き中に入ると案の定三人とも驚いている

 

 

 

カズト「どうもクレセントスターのオーナーをしています。今回の大規模作戦副長、ギルド無双の恋姫ギルドマスター。カズトです」

 

ミチタカ「お前・・・ずっと外にいたのか?」

 

カズト「ああ、そんなところだ、真桜が世話に成っているなミチタカ。他の三人もゲーム時代以来か?」

 

ロデリック「そうなりますねぇ」

 

カラシン「お久しぶりです」

 

カズト「そんじゃぁ腹芸とか無理だから本題行くぞ?俺はシロエ師匠から大規模作戦開始後に一切の後顧の憂いを取り除く為に参謀から金策を建てるよう頼まれていたんですわ。そのために大規模作戦時まで一切の休みも妥協も無くクレセントスターを廻し続ける事になる」

 

 

ロデリック「それはまた。まさか金貨五百万枚なのですか?」

 

カズト「イヤ、そこまではかからないが・・・まぁ近い数字ではあると思って欲しい」

 

カラシン「ん~?カズトさん、資金は足りるんですか?」

 

カズト「冒険者は当たり前だけど何度も買いに来る人が多い、まぁ足りなくなっても狩りに行けばすぐにまた来るだろうが・・・それと少し値下げして大地人専用の窓口でも料理を提供している。彼等もまた美味いものを食べたいんだろうよ。ゲーム時代に味覚の設定なんて必要なかったからな」

 

カラシン「マジデスカ?」

 

マリエール「マジもマジ、大マジやでカラシン」

 

カズト「三人なら解かるだろう?俺達が異分子で彼等こそがこの世界で生きる住人、大地と共に生き大地へと帰る人々」

 

ミチタカ「その名の通り大地の民・・・か」

 

ロデリック「私たちは認識を改める必要がありそうですね」

 

 

 

少し脱線したような感じはしたが概ね丸く収まった・・・さてとソウジロウが根回ししてくれただろうからそろそろかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、このアキバに身を置く一部のギルドマスターの招待状が届けられた

 

内容はアキバの街に着いてとだけ書かれており。招待状に書かれている差出人は三日月同盟のマリエール

主催者の名前、記録の地平線。ログ・ホライズンのシロエと、無双の恋姫のカズト

 

 

ギルド会館の会議室の一室に彼等は集う、コレは後の最初の円卓会議と呼ばれる事と成った

 

 

其処へ向かうと言う事はギルドへ向かう事、即ち招待状を貰ったギルドマスターとオトモが二人。冒険者達の視線を集めつつギルドへと向かった

 

 

戦闘系筆頭DDD・黒剣騎士団・ホネスティ・西風の旅団・シルバーソード等の戦闘系を代表するギルド又は功績が大きなギルドである

 

次に生産系海洋機構・ロデリック商会・第八商店街なんかはついこの前会ったな

 

次に中小規模のギルドや無所属の冒険者の代表としてグランデール・REDIOマーケット、そして支援系の三日月同盟

 

 

最後に主催者兼開催者として記録の地平線ログ・ホライズンとその補佐として無双の恋姫

 

 

女神が手を繋ぎ丁度見下ろす所にある円卓にギルドマスターたちが座り。俺とシロエ師匠は中小規模ギルド代表達の間に座る、贈った相手全員来てくれたようで助かる

 

 

因みにシロエ師匠と俺にオトモはいない・・・・強いて言うならにゃん太師匠が俺達二人のオトモ?まぁ猫繋がりだから問題無い・・・・か?

 

 

 

アキバ代表のギルドマスターたちが勢ぞろいである、皆が集まり席に着いたところでシロエ師匠が立ち上がり挨拶をした

 

そこへ黒剣のアイザックが手短に行こうと言った

 

確か昔シロエ師匠をギルドに誘った人だ

 

その後はシロエ師匠から現状のアキバの事を話し合いたいと言うと周りの連中は三日月同盟・グランデール・REDIOマーケットらが行おうとした事の続きだと思っているようだ

 

因みにその試みは頓挫した。中小が大手に対抗するため、狩場なんかを抑えようなどという事だったらしいが自身の利益と言うか損得勘定と言うかそう言った事が祟って結局まとまらなかった

 

そしてそんな会議に意味なんてねぇというギルドが出て来るのは必然である

 

シルバーソードのウィリアムだ。曰く。自分達は戦闘系ギルドであり此処にはアイテムを換金しに来るだけの場所だと。街の雰囲気など知った事かといい席を立った・・・その背に俺は声を駆ける

 

 

 

カズト「銀剣の」

 

ウィリアム「・・・・なんだ」

 

カズト「北を勧める」

 

ウィリアム「・・・・そうか」

 

 

 

少し話してそのまま会議室を後にした

 

なんか俺が話した所為か微妙な空気に

 

するとDDDのギルマス、クラスティがシロエ師匠にこの会議に呼ばれた者の選定基準を聞いて来た

 

シロエ師匠は上の方に書かれている様に話した

 

その後はアニメであったように話しが進んだ、主にアキバの街の現状を如何にか変えようと、EXPポットの生産元である。初心者を軟禁・監禁しているギルド・ハーメルン等の存在等で

 

この世界で自分達を律する法を作ろうと話すが。皆何とかしようと思う者、そんな事は無理だと思っている物・・・そして街の治安を預かる以上戦闘が出来なければならない、即ち戦闘系ギルドの支援が必要であるが、そのギルドが暴走したらどうなるか?戦争である

 

更には法が無いある等の話しに入る、その一つに戦闘禁止区域の事が出たがアレはシロエ師匠が言ったが禁止区域での冒険者同士の争いに衛兵が介入すると言う結果に過ぎず、この世界に、俺達には法なんてものは存在せず

 

それに照らし合わせれば。今さっきシロエ師匠が話してくれたススキノでの出来事、ブリガンティアが冒険者は勿論。大地人への窃盗・略奪その他諸々も法に反したとは言えない

 

そして案の定、この場でシロエ師匠並みに頭が切れるDDDのクラスティが難しいだろうと。簡単に言えば駄目じゃね?って言った所でシロエ師匠が切り札を出す

 

 

シロエ「本日、正確には四時間ほど前ですが・・・僕は。このギルド会館と言うゾーンを購入しました、当然、ゾーンの設定権は僕に在りその権利はゾーンの入退場に関する事も含まれています・・・つまり、僕がブラックリストに入れた人たちはギルド会館を使用できなくなります・・・っと言う事です」

 

カズト「解かっているようだが言ってやる。このギルドの銀行に預けている物の取り出しが別のギルドでも可能だが此処でブラックリスト入りすればそれが出来なくなる。簡単に言えば預金を封鎖・凍結しちゃえるんだよね~♪ついでに言えばギルドの結成解散等も此処で行われる・・・・さて。コレ法が無いから別に犯罪でも無いよねぇ?別にぃ、この円卓会議に文句あるから戦争しても問題無いよ~?」

 

 

驚愕と沈黙が場を支配する。んじゃぁ止めといきますか

 

 

カズト「ついでに言うと、皆ご存じクレセントムーン支店、クレセントスターは無双の恋姫総員で回してある。開店からこの会議が始まるまで一切止まらず休まずお客が絶えず稼ぎまくった金貨で大神殿を購入した・・・・・さて?俺とシロエ師匠は今現在このアキバに置いては魔王的ポジションであり。アキバの冒険者全員の生命線を手中に収めている俺達は・・・・法に反していないが脅迫できる立場にある・・・だがシロエ師匠も俺もそれを望まない」

 

カズト「法とは自分達を只々律する為の者に非ず。同時に自分達を護る為の物であるべき事柄です・・・っとその前に。参謀!」ガタンッ!

 

シロエ「ナニ?」

 

カズト「殲滅対象ギルド、ハーメルンより脱出に成功した初心者の人達を、三日月同盟戦闘班長小竜を筆頭とした救出部隊が無事保護!続いて自害または帰還呪文を使用したハーメルン構成員を確保!大神殿は直継さん、街の外にはアカツキさんを筆頭とした懲罰部隊が捕縛!あの二人も脱出時ハーメルン・ギルドホールからの脱出時の交戦で負傷していますが無事です!以降の判断を円卓会議からの指令が来るまで現場にてハーメルン構成員を所定の場所へ移し待機します!」

 

シロエ「うん、魔法使いの弟子としてはギリギリ赤点だけど。此処は君の戦場じゃない、君が居るべき戦場へ行け」

 

カズト「御意」

 

 

 

俺は完全に固まっている周りの連中をガッツリと無視して会議場を後にする

 

ウィリアムと同じ道同じ扉を通ったが。その空気は全く違っていた

 

この後、無事円卓会議が結成され、更に俺がシロエ師匠に前に話した物語の制度が採用された

 

それは某境界線へ向かう彼等の学生間抗争を少し真似た物

 

 

政治等の文官系は生徒会。戦闘等の武官系は総長連合

 

ぶっちゃけアレを丸パクリした、それとこの世界の円卓会議を掛け会わせたハイブリット機関となった

 

 

 

円卓会議創設者・生徒会長=記録の地平線ログ・ホライズンのシロエ

 

円卓会議戦闘系筆頭ギルド・総長=DDDのクラスティ

 

円卓会議補佐・副会長兼副長兼番外特務=無双の恋姫のカズト

 

 

 

的な感じになった、番外特務とはまぁ一から始まる特務を預かる人達とは別の地位、今回の場合は円卓会議に拘束されず自由に行動する権限を持つと思ってもらって欲しい

 

 

これ以降の特務の責務は・・・・・次の円卓会議の場で説明しよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

どうもアサシンです

 

 

 

 

書いていていまさらですが・・・・ログ・ホラも設定が多いと言うか色々とたくさんあって書くの大変だったwww(汗▽汗!)

 

なんとかアニメ第一期分は書き終えたいです。この後はカズトの活躍の場が限られますので

 

次回からはイースタルからゴブリン王の戴冠等一気に話が進みます・・・・・進ませたいです(涙△目)

 

 

 

では次回予告へ

 

 

 

 

次回 真・恋姫ログ・ホライズン第八話

 

       招待状と夏合宿と留守番と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

共に行こう

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
5
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択